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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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シダ 美穂戸
率いるチーム【ボビナム】も負けず劣らず結束力はかなり高い。
新井 すばる
が「ベストメンバーだ」と誇らしげに言うくらいだ。
「さて、それじゃフォーメーションの最終確認をしよう」
新井はちくわをくわえながら喋りだした。
「上は無敵剣道少女の佳奈ちゃん。今日はよろしくね」
新井のウインクに頷いて応える
伊藤 佳奈
。
ハチマキをギュッと額に締め、剣道着を着込んだ伊藤は武道家オーラに包まれていた。
「あたしが騎手でいいのかな? だけど支えてくれるみんなの事をあたしは信じてるから。あとはあたしが全力を尽くすのみ、だね!」
気合は十二分のようだ。
「伊藤さんって小柄だから軽いのは当然としても運動神経かバランス感覚が優れているからなのかな? 練習の時から思ってたけど、ぜんぜん重さを感じないから支えるのも楽だよ」
惺靇 なつみ
がニコニコ顔で語る。
彼女は友達同士で騎馬戦に参加できることを心から喜んでいた。
対して伊藤は胸を張って答えた。
「小さい頃から鍛えてるからねぇ。鍛えてくれたお爺ちゃんがいつも『正しい打ち込みは正しい姿勢からじゃ!』って。その言葉のとおり、小さい頃から鍛えてきたこの体幹を持ってすれば、きっとどんなに揺れてもバランスがとれる筈。移動で揺れたりしても、他の騎馬にぶつけられても絶対落ちないよ!」
「かな 上から しっかりみろ。あぶないなら 声だして シダにおしえろ」
カタコト日本語のベトナムガールの
シダ 美穂戸
が伊藤に告げる。
「状況判断は佳奈ちゃんがしてくれると、ボクたちも助かるよ」
新井もシダの言葉に賛成した。
伊藤の表情が引き締まる。
「分かったよ。高いとこに陣取る分、視野が広いから全体をよく見て、鉢巻が取り易そうな組やこちらを狙って接近する組をいち早く発見しつつ、移動の指示を出していくね」
「作戦のパターンはボクが把握してる。名探偵たるもの、攻めのガイドラインは各種持ち合わせているよ」
「ちくわ 作戦わからん。ひつよう時 なにすればいいか いえ。勝つためなら 言うこときこう シダ」
今まで何事も突撃派のシダが、勝つために新井の指示を聞くという。
目が合っても蹴ってこない。
これには新井、ちょっと感動。
「任せてよ。佳奈ちゃんの状況判断と合わせて勝利に貢献してみせるから」
紳士的に微笑む新井であった。
「さて、続けよう。佳奈ちゃんを支える後詰めはまりもちゃん。いつも笑顔のペースメーカーだ。体育科だし、運動もバッチリだ。サッカー部のマネージャーだってやっている」
名前を呼ばれた
緑野 毬藻仔
。
だが、彼女の表情は少し晴れない。
「騎馬戦かあ、私やったことないのだけど大丈夫かなあ」
これに親しい友人のシダが緑野の手を取って激励した。
「もこもこ 後まかせた。 シダ 後だけ 見えない たのむぞ もこもこ 信じてる」
信頼を寄せられた緑野は、大きく一度だけ縦に頷いた。
「シダさんの期待に応えるように頑張るね! みんなもよろしくねぇ!」
七色のスカーフを腕に巻き、体操着にスパッツという動きやすい出で立ちが一層、彼女の元気なイメージを強めていた。
「緑野さんはなんだか明るい子よね、一緒にいるとつられて私も元気になっちゃうよ」
惺靇もつられてテンションがあがっているようだ。
「もこもこ 水 あたまからかけようか? 水かけると 強くなる聞いた シダ 違ったか?」
シダの言う“強くなる”とは、緑野のろっこん『光合成』のことだ。
だが、緑野はふるふると首を横に振る。
「大丈夫だよ、シダさん。ろっこんはここじゃうまく働かないだろうし。それに、使えたとしても私は実力で勝負したい」
「そうだよね、真剣勝負は小細工なしで挑まないと。それに私たちが皆で力を合わせれば先生チームだって倒せるよ!」
伊藤は鼻息荒く言ってのけた。
「シンロイ もこもこ シダ 実力で頑張る。シダ 先頭馬 ヴァン いい気分 いい感じ」
虹色アオザイで参戦するシダ。惺靇はその色合いに見蕩れていた。
「シダさんのアオザイ綺麗よね、私も着てみたいな」
「ぽよぽよ ぽよぽよだな ぽよぽよ」
シダは惺靇の二の腕を興味深げに触っていた。
「アオザイ ほしいなら
ベトナム雑貨店 チュックマイマン
あとでこい ぽよぽよ。でもシダ 本当は蹴りたい 今すぐ蹴りたい」
シダが蹴りの素振りをしてみせると、慌てて惺靇が止めにかかる。
「えっと、蹴っちゃダメなんだよ? 体当たりはいいらしいからそれでガマンしよ、ねっ?」
「ヴァン わかってる シダ 蹴らない。シダ 蹴りたいけど がまんしよう。体当たりも 楽しいな 楽しい」
そして新井の顔を見てシダは言った。
「でも負けたら ちくわのせい ちくわ 蹴ろう みんなで♪ ちくわ 蹴ると ちくわ落とすぞ」
「もしかして、いつも持ち歩いてるの……?」
緑野が不思議そうに尋ねた。
「はは、それは探偵の企業秘密だよ。って、負けたら蹴られるのか、これは責任重大だ……」
ゴクリと喉を鳴らす新井。
「そんな七色アオザイが凛々しいシダちゃんが先頭だ。荒馬の蹴り、じゃなかった体当たりには、他の馬を寄せ付けないだろうね」
「まかせろ このメンバー 無敵 無敵」
シダも面子に大満足の様子。
新井は更に進めていく。
「左翼はなつみちゃん。大きいだけじゃないんだ。なぜかエアバックみたいにポヨポヨなんだよ。いや、さわってなんかないよ? ないさ、もちろんさ。大きさと柔軟性を兼ね備えている。完璧だね」
体操着姿の惺靇は、完璧と言われて照れている。
「ちょっと太めなのもプラスに考えて、みんなを守れる壁になれればいいなーと思うよ」
惺靇のポジティブさに、メンバーは思わずほっこりしてしまう。
「それにしても、新井くんって芸術科の生徒なのに運動出来ると思ってたら、伊藤さんと一緒の剣道部で、しかも美穂戸さんの道場にも通ってるのね、ボビナムだったっけ? 私もはじめてみようかしら?」
運動や走ったりはあんまり得意じゃない彼女だが、この機会に色々頑張ろうと考える。
勿論、今日の騎馬戦も全力を尽くすと固く誓っていた。
「ヴァン! それがいい ぽよぽよ 道場 こいこい ボビナム やろう やろう」
惺靇の言葉に、シダの勧誘に熱が入る。
「やったねシダちゃん、弟子が増えるね」
新井がウィンクした。
「そしてこのボクが右翼を担当するよ。頼りなさそうに見えるけど、見かけで判断しちゃダメだよ。今日はしかと見せてあげよう、ボクのバリツとボビナム、そして灰色の脳細胞から繰り出される華麗なる作戦をね」
ちくわを得意げにくわえた新井は、かの小説に出てくる名探偵めいた自信に溢れていた。
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グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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