this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
奇祭! 早朝の落神奉納餅つき!~筋肉もあるよ♪~
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
16
つぎへ >>
【フリーダムに行こうぜ】
続いての演舞は、
伊予 祐
、
千鳥 雅人
、
七峯 亨
の3人組だ。
「……マッチョなお兄さんたちに寄ってたかって服と下着を脱がされた上に褌を締められた……」
両手で顔を覆いながら、褌姿の伊予がテントから出てきた。
筋肉兄さんたちのお誘いを丁重に断り、千鳥と七峯の組へ逃げ込んできたのだ。
「ナニコレ? 股間の締め付けと食い込みが半端ないんだけど?」
「……ドンマイ。ハッテンしないだけよかったじゃねーか……」
ポンチョを被った七峯は思わず笑いを堪えていた。
(笑っちゃダメだ……! でもこの兄さん、不憫すぎて笑うしか……)
申し訳ないと思いながらも、伊予から経緯を聞き出した途端、彼は吹き出してしまった。
「うん、変に気を遣われるよりマシかもな……。さぁて、気持ち切り替えてやってやるぜ! 自称、『寝子島の黄金の右足』と讃えられしこの俺がこんなにサービスするなんてめったにないんだからねっ!?」
「誰に向かってのツンデレアピールなんだろう?」
千鳥のアホ毛がゆるりと『?』の形になった。
「そもそも、餅つきに足は使わないよー?」
「雅人さん、言わないで。それは言わないで!」
伊予、今日は不憫属性が爆発しているようだ。
「そろそろ出番だな、朝飯食べてないんだった。餅を食べて精神統一しよう」
伊予は
旅鴉 月詠
から餅を受け取ると、目を閉じながら無心で咀嚼する。
「うん、うまい。この餅の柔らかさとしなやかさって何かに似ている。そう、何かに。なんだっけ?」
伊予の疑問に、PEC隊員の七峯は爽やかな表情で答えた。
「それはもちろん、おっぱいだ」
千鳥のアホ毛がろっこんの影響で真っ直ぐに伸び上がった。
「そうか、おっぱいか。確かに柔らかいしあったかいし」
伊予も何故か納得してしまう。
「まったく君たちときたら。柔らかければ何でもおっぱいに例えるのかね?」
呆れ気味に磯辺餅をかぶりつく旅鴉。
「って、違う違う! イカン邪念が! 忘れろ忘れろビーム!」
荒ぶる伊予柑のポーズで虚空へ叫ぶ伊予。
「タスク、君はなかなかひょうきんだね?」
旅鴉がツッコミを入れると、伊予は全力で否定した。
「ちょっと待ってくれ、月詠さん! そこまで言うなら演舞で魅せてやろうじゃないか、柔道で鍛えた靭やかな肉体、生きていく中で磨いた脚、そしてクールなパッションを!」
伊予はドヤ顔だ。
「クールなら俺の得意技ですから!」
「その時点で不安しか残らないのだが……?」
ツッコミを入れつつ餅つく参加者たちを描くその旅鴉の姿こそ、まさにクールであった。
「……ドンマイ」
「元気出してー? 今日はよろしくねー!」
七峯と千鳥に励まされた伊予は、やりきれない何かを胸に秘めながら神棚前まで向かう。
「男は背中で語るもの。タスクさんはクールに去るぜ……」
若干、彼が涙目だったのは気にしてはいけない。
「うぅ……、びっくりしました……。助けてもらったたのに気絶しちゃうなんて……」
嘉島 和穂
が医務室のテントから顔を出すと、先ほどぶつかった千鳥が臼の前で一礼をしているところだった。
「あ、あの子が餅をつくんですね! もう少し前まで……」
人ごみを押し退け、前に進む嘉島。
「で、でも、やっぱり男の人の裸は恥ずかしい……!」
思わず目を瞑ってしまう。
闇雲に前をかき分けていたら、何やら柔らかい感触が彼女の手に伝わってきた。
「きゃ! おっぱい掴んじゃやだ~!」
「へ? やだ、ごめんなさい!」
嘉島は
維剣 姫乃
の乳房をダイレクトキャッチしていた。
女性同士ならセーフだ。
何も心配はない。
このあと、2人は意気投合し、すっかり仲良くなってしまった。
胸揉んで、地固まる。
「……そっかぁ、筋肉を愛でながら餅を食べる恋愛成就のお祭なんだ、へぇー? ってますます意味わからないし! そんなの無理に決まってるじゃない! 恥ずかしい」
黒猫姿で露出多めの維剣がいうのもちょっと矛盾している気もするが。
ともかく、維剣はようやく祭の本質を知ることができた。
「お餅を食べるお祭だとしか思ってなかったよ」
「わたしも実はここに来るまで、よく分かってなかったですよ。あ、もしよかったら一緒に見て回りませんか? 1人じゃ恥ずかしくて……!」
嘉島の誘いに維剣は直ぐに乗っかった。
「うん! 私も誰かと一緒に見て回りたいなぁって思ってたの! よろしくね、嘉島さん!」
「はい、こちらこそ、維剣さん」
こうして女の子同盟を締結した2人は、次の演舞を目元を覆いながらチラ見し続ける。
千鳥は餅つきには一家言あった。
「ふふー、実家が神社で、毎年近所の人達を集めて餅つき大会やってたんだよねー」
一日之長があると言わんばかりに、千鳥は杵を担ぐ。
「褌じゃなくてごめんね。やっぱり恥ずかしいから水着で……。でも、俺の男前な姿をみんなに見せてあげるんだよー! ……へっくちゅん!」
盛大にくしゃみが出て、観客からは「かわいいー!」と声が上がる。
「か、風邪引く前に終わらせよう……!」
「あ、でもパフォーマンスどうするんだ? 打合せしていないぞ?」
「えっ?」
千鳥と伊予は途方に暮れた。
「どうしよう、聞いてなかったよー!」
「俺なんか、貞操の危機だったし、そんな余裕が……」
うろたえる2人を前に、七峯は一喝した。
「者共、杵を持てィ!」
そして羽織っていたポンチョを投げ捨てた。
彼の素肌が晒されたとき、観客席からおおっと驚嘆の声が轟く。
「ふっ、俺の熱い魂を全身で表現してやったぜ!」
彼の全身は炎のような朱色の塗料で和風の炎を模したタトゥ風のボディペイントで彩られていた。
しっかり占められた赤褌との調和が素晴らしい。
赤い鉢巻にまんまる輝く金色の鉢金も装着し、まるで荒神のようだ。
「大丈夫だ! 自分の内側から湧き出る情熱を信じろ!」
そう言いながら、七峯は杵を大仰に振り回し始めた。
その立ち振る舞いは、動きは筋肉の張りを見せられるように止めに力を入れ、他は流れるようにしなやかに。
戦で荒れ狂う武芸者が槍を操るが如く勇猛であった。
これに他の2人も即発された。
「雅人さん、やろう! 自由に情熱を表現するんだ! もちろんクールに!」
そう言いながら杵を掲げながらタイキックを放つ伊予。
「トンファーキックならぬキネキック!」
「よく分からないけどカッコイイんだよー! それじゃ、俺も素振りをして気合充分なところをアピールすればいいのかなー? 母さんの前でやったらすごく怒られたけど、こういう場だったらいいよね!」
そう言うと、力強く周囲に杵を振り回したあと、右足を前に出し、杵先を前方やや左に向け、剣を下に構えた。
構図的に杵が長大に見えてカッコイイ。
「勇者ロボアニメでよくこうやってるのを見たことあるよ!」
「それ以上はいけない」
思わず外野から旅鴉がツッコミを入れた。
いよいよ餅つきの時間だ。
七峯は歌舞伎のように舞いながら餅をついていく。
「いよぉ~! ヨイショォ!」
1つ1つが全力だ。間違いなく翌日は全身筋肉痛であろう。
だが、そんなのは七峯にとってどうでもいいことだ。
「見かけの筋肉量は特盛りなヤツらにゃ負ける! だから、俺は俺のカタチの魅せ方で攻める!」
千鳥も合間にリズミカルに餅をついていく。
「ぺったん♪ ぺったん♪ 10分間だけど、気合入れて頑張ろー!」
2人の餅をつく音が、まるで能楽のような拍子を刻んでいく。
それに花を添えるのが、伊予の熱い魂(クールと読む)の演舞だ。
伊予は返し役をやっていた。
「伝えよう、ありがとうの気持ち! そのためには、心の粘り気。しっかりとした粘りを持ち続けることだよ。見てください、このお餅! これ、見てよ。これ、全部粘りだよ! 力強いよね~! 辛いことがあったり悲しいことがあっても、この粘りがあれば絶対負けないよね! しなやかで粘りある、寒さをも跳ね除ける情熱があるんだよ! そうだよ! このお餅のようにお前も強い粘りを持て! 出来るよ!」
そして伊予は立ち上がり、餅を引き伸ばして叫んだ。
「お 餅 食 べ ろ !」
「イヤ~ン、あなたの大臀筋モチも食べたいわ~ん!」
いつの間にか復活していた
ミッシェル・ナイスゲイ
が両手に餅を持ってスタンバイ!
「ウホッ、いい大殿筋! 触らせて欲しいわぁ~ん! お餅まみれにしてベタベタしたところをアタシ自身とベタベタしてオモチカエリしたいですわん!」
伊予、ロックオンされてしまった。
南無三!
「なんて日だッ! なんて日なんだッ!」
伊予は自分の不運を嘆かずにいられなかった。
維剣と嘉島はその様子をモジモジしながら見学。
嘉島のステンレス丸盆で3人を照らすが、本人たちはその盆で顔を隠して耳まで真っ赤になっていた。
「そういえば君は何も持っていないが、照らすものはどこかね?」
維剣が手ぶらなのを見た旅鴉は、屋台の電源を拝借した電気スタンドで参加者を照射していた。
尋ねられた維剣は首を傾げながら答えた。
「お餅をついていたあの真っ赤な人が、私の胸が『月』だって言うんだよね。胸を見せるとお餅がもらえるってどういうことかなぁ?」
旅鴉、流石にこれには溜息を吐かざるを得ない。
「まぁ、大きければいいってもんじゃないんだけどね……?」
「へ? 何か言った?」
「……いや、無自覚なのは得って事だよ」
旅鴉は自身の大ぶりな胸に触れると「そういう発想もあったか、変態限定で」と無表情で呟いた。
付き終えると、維剣と嘉島が3人へ近付いてきた。
「あのー、筋肉、ちょっとだけ触らせてください……!」
維剣が顔を赤く染めながら七峯の腕をぺちぺち叩くように触りだす。
「それにしても、この異様なテンションは何なの!? マッチョとかバッキバキとか、本当わけがわからないよ。ダイデンキンって何なの、菌類?」
「
ケツ筋
のことさ!」
七峯はサムズアップ。
いい笑顔だった。
「ケ、ケツ!? おしり? やだ、恥ずかしいっ!」
べちーんっと照れ隠しに背中を平手打ち!
「ぎゃー!?」
七峯の悲鳴!
ほんのちょっとだけろっこんが働いたかもしれない。
維剣、真っ赤な手型がついた七峯の背中を見て、はっと息を呑んだ。
「ごめんねっ! 痛かった? そうだ、お持ち食べさせてあげるっ!」
熱々の餅を七峯に差し出そうとする。
しかし、裸の男性を前に、乙女の維剣は恥ずかしさのあまり目を閉じてしまう。
(やっぱり恥ずかしいよぉ!)
目を瞑ってしまった彼女は、差し出した熱々お餅が箸からこぼれ落ちることに気付いていない。
「はい、あーんっ!」
「あっちちちちち!」
七峯の悲鳴、再び!
「へ? どうしたのってなんでお餅が君の大事なところにーっ!?」
こぼれ落ちた熱々お餅は、七峯の褌がナイスキャッチ!
しかも粘り気で餅が褌に密着、まさかの灼熱地獄を味わう七峯であった。
「えっと、なんていうかごめん! 本当ごめん!」
もうてんやわんやだ。
その横で嘉島は千鳥の胸元をなでていた。
「は、恥ずかしいですけど、他の男の人とは違って直視できるから……」
ペタペタと嘉島は薄目で千鳥を触れる。
「くすぐったいよー、へ、へっぷち! うぅ~、寒い~」
「はい、ティッシュです」
嘉島のポケットティッシュ、大活躍である。
「お姉さん! よかったらお姉さんの『月』、触っていいかな?」
「は、はい! い、いいですよ! どうぞ!」
千鳥は嘉島の丸盆を優しく撫でてあげた。
「はぁ~、男の子とはいえ緊張します……。ムキムキの男の人相手だったら、わたし直視できませんから!」
「えっ?」
千鳥は思わず首を捻った。
(それって、俺はマッチョじゃないってことー!?)
内心、ショックを受ける千鳥である。
「そうだった、俺たちも『月』に触らねぇと!」
股間の火傷を最小限に食い止めた七峯が維剣を指差す。
「タスクさんも『月』に触ろうぜ!」
半ば強引に伊予の手を引き寄せる七峯。
そして、2人の手は吸い込まれるように維剣の両乳房に吸い込まれていった。
「無病息災の御利益があるんだぜ! だから何らエロくない!」
七峯の主張に、維剣は呆然と立ち尽くすのみ。
「無病息災の御利益があるとか意味がわからないよ。どういうことだ……?」
「ちょ、えええ!? お、おっぱい? ラッキースケベあざーっすって違う違う! TASさん変態枠じゃないから!」
巻き添え食らった伊予は、柔らかな感触とぬくもりを味わいながらもひたすら自分の不憫さを嘆くのだった。
「本当になんて日だッ!」
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
奇祭! 早朝の落神奉納餅つき!~筋肉もあるよ♪~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
27人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月08日
参加申し込みの期限
2014年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!