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奇祭! 早朝の落神奉納餅つき!~筋肉もあるよ♪~
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【子供達】
野坂 庵
はお餅食べたさでこの祭りに足を運んだ。
だが、流石に朝5時は早すぎた。
「ふみ……」
眠い。
小学5年生の野坂にとって、この時間帯はまだ夢の中。
くぁ~と大きくあくび慣れない早起きに半分夢の中だ。
だが、蒸したもち米の香りと威勢のいい掛け声、そしてなにより目の前でこねられる餅を見た瞬間!
「んぉ、なにあれ? あれがお餅ー? すっごいおっきー!」
野坂の脳細胞が一気に覚醒。
持ち前の食欲がトップギアだぜ!
「早く食べてみたいなー! よーし、お月さま装着ー♪」
野坂の『月』はきらりと輝くバングル。
これを両手につけて朝日を反射させていた。
そんな野坂の後頭部に突然、サッカーボールがぶつかった。
「いったぁー!? 誰だよーっ、ボールぶつけたのー?」
そこへ、特徴的なくせ毛が立った同年代の少年――
霧生 穂月
と、桜色した髪がキレイな
霧生 里桜
が駆け寄ってきた。
「ごめんね! 怪我しなかった? ほら、里桜も謝らなきゃ!」
「えー、なんで里桜が謝らなきゃいけないのー? 穂月がサッカーボール持ってくるのが悪いんでしょー?」
「それを面白がって投げたの、里桜じゃ……」
「何か言った?」
「イイエ、ナンデモナイデス」
穂月は貼り付けたような笑顔で何度も首を横に振った。
「大勢の人のなかでボール遊びしたら危ないんだよー!」
頬を膨らませて憤る野坂に、穂月(だけ)はひたすら頭を下げて謝っていた。
「って、あれ? いおり?」
「ふみ? 穂月だー!」
以前、2人はノラネコ会で顔を合わせていた。
そのせいか、ついつい会話が弾んでしまう。
ボールの件も水に流し、意気投合し合う2人。
ひとり年上の里桜、これにはなんとも面白くない様子。
「初めまして、いおり! 寝子中1年の
霧生 里桜
だよ♪ 穂月ー、彼女がいるならなんで紹介してくれなかったのー?」
ドSな笑みを浮かべつつ、穂月の脇を肘で突く里桜。
これには穂月も巻き添え食らった野坂も泡吹いた。
「「全然違うよ!」」
悲しきかな、ツッコミのタイミングが一緒だった。
「ほーら、お似合いじゃーん? いいもーん、ぼっちの里桜は帰るから、ふーんだ!」
「え、ちょ、り、里桜ぉ~!」
穂月は急に狼狽えだした。
(折角、勇気出して誘ったのに……、ここで頑張らないと!)
穂月は里桜へ恋愛感情を持っている。
初恋の人だ。
穂月は最近になってこの島に移ってきた。
最初は一緒に思い出を作れればいいな、位の気持ちで里桜を叩き起したのだが……。
(以下回想)
「里桜、起きてよ。お祭、始まっちゃうよ?」
「んも~うるさいなぁ穂月ぃ……。まだ寝てたかったのにぃ……。昨日も遅くまで仕事だったから眠いんだけど……」
里桜はろっこん『シュガーナイトメア』で20歳程度の美男子の姿に変身することができる。
変身時はイリヤと名乗り、芸能活動を密かに行っている。
実はこの姿、里桜曰く「自分が成長した姿かも?」なんだとか。
つまり、里桜の性別は……おっとこれ以上はいけない。
何故なら、
霧生 里桜
は『性別:里桜』
だからだ。
生物分類学的に言えば、『男性』『女性』『里桜』という分け方が妥当なのだ。
つまり男の娘なのだが、この事実を受け入れると発狂する人物が少なからずいるため、現時点では秘匿すべきだと考えられている。
「てゆうか穂月、お祭ってなぁに?」
「え、えっと、なんかお餅つきのお祭をやるらしい……。恋愛に関するご利益があるとか……?」
「……ふぅん?」
穂月の言葉に、里桜、急に興味が湧いてきた。
(つまりお祭を口実にして、里桜をデートに誘いたいのかな?)
穂月の見え見えの態度は、里桜も理解している。
そして、彼が自分の性別をおと……『里桜』だと思い込んでいる事も察していた。
里桜は意地悪そうな笑みを浮かべると、ベッドの上で散々もったいぶって焦らす。
3分ほど焦らしたあと、いかにも不機嫌そうな表情でこう言った。
「つまんなかったら不機嫌になっちゃうからね? だから里桜を楽しませて? ね?」
穂月の顔が朝日のように輝いたのは言うまでもない。
(うわ、ちょろい)
心の中で舌を出した里桜だった。
(回想終了)
「てゆうか、何このお祭り? 穂月って、こういうの興味あったんだ? ムキムキのおっさんたちを見るのが楽しいの? 里桜、正直理解出来ないけど? え、もしかして……?」
「ち、違うよ! ボクも参加するから、応援してほしいなぁって……内容は思っていたのとだいぶ違ったけど……」
彼らは現地に到着するまで、祭の全容を知らなかったのだ。
穂月は半ば強制的に
後木 真央
謹製のヨモギ色の褌を締めることとなり、現在、せめてもの抵抗として上半身はパーカーを羽織っている。
ロープウェイに乗っているときは「朝の山って結構好きだな、また今度ちょっと走ってこようかな?」なんて牧歌的な事を考えていたのだが、今は羞恥心と里桜のことでいっぱいいっぱいだ。
「で、でも! ボク、お餅つきなんて小学校の行事で見ただけで、自分でやれるのは初めてだよ! 褌は恥ずかしいけど、ちょっと楽しみなんだ」
「ふーん、穂月も出るんだ? じゃあ里桜がいっぱい応援してあげる!」
「本当!?」
穂月の顔が凛々しくなった。
「うん! 里桜が出られない分、穂月が頑張って餅つきしてきて!」
里桜は笑顔で穂月の背中を押した。
(ふ、褌……! マジウケんだけど、ぷぷっ! まぁ、ここまで来たら穂月を弄り倒して楽しむっきゃないよねー)
腹の中では真っ黒なこと考えていた里桜である。
「ねーねー? いおりも応援してあげる! 穂月がんばれー!」
がばっと穂月に抱きつく野坂。
女の子から抱擁され、体が色々と硬直してしまう穂月。
それを呆気に取られたまま眺める里桜。
「でね? 3人でお餅食べよーぜー! どんな味するのかなぁ? 楽しみだなぁ~!」
無邪気にはしゃぐ野坂を見た里桜は思わず目を細めた。
(この子、眩しすぎて里桜は直視できないよ! てゆうか穂月もなに鼻の下伸ばしてるの!?)
天使の野坂、悪魔の里桜、哀れな子羊の穂月。
よく分からないトライアングルが波乱を産む!
そしてそのしわ寄せの殆どが穂月に襲い掛かろうとしていた!
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シルバーシナリオ★(150)
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3人まで
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定員
30人
参加キャラクター数
27人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月08日
参加申し込みの期限
2014年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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