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柊沢 北斗
は自宅の庭に一人でいた。黒いTシャツに赤いランニングを重ね着して動き易い太めの半ズボンを穿いていた。真剣な顔で屋外用のバスケットゴールに向き合う。
その場でドリブルをして滑らかにシュートへと移行した。片手で押し出されたボールは綺麗な放物線を描いて外側のリングに弾かれた。
「惜しいー。距離が足りなかったな」
走ってボールを拾い、ドリブルで戻ってきた。膝の曲げ伸ばしを経てシュートに持ち込んだ。
先程と同じような軌道でボールは飛んだ。いけっ、と声の後押しもあってリングの中央を捉えた。
「いいね! 今の感じだ」
北斗は力を入れて拳を握る。機敏な動きでボールを拾い上げた。敵のガードを想定したドリブルは左右の手で行った。
「今日はシュートに専念するぜ!」
基本に忠実な動きで北斗はシュートを重ねていった。溜まる疲労で徐々にシュートの成功率が落ちてきた。
「最後は派手に決めたいよな」
スリーポイントラインの位置で北斗はドリブルを行う。シュートの体勢には入らず、前に跳び出した。バックボードに向かってボールを投げる。
「今度は決めるぜ!」
跳ね返ってきたボールを空中で掴み、北斗はリングに叩き込んだ。
「よっしゃあー、ワンハンドダンクを決めてやったぜ!」
両方の手に拳を作り、空に突き上げた。そのまま、ごろりと後ろに転がった。
「背中が冷たくて気持ちいいなー」
頭の後ろに手を回す。足を組んで聳えるバスケットゴールを眺めた。
「俺は二年だし、進路も考えないとな」
側にあったボールを手に取る。人差し指の先で回してみた。
「バスケを始めた小学生の時には、こんなことも出来なかったんだよな」
片手でボールの回転を止めた。仰向けのまま、小さくドリブルをした。
「中高とバスケ部で、俺はいつまで出来るんだろう。プロになったりして」
北斗は白い八重歯を見せて笑う。ドリブルをやめた瞬間、表情が険しくなった。上体を起こして家の方を見る。
「俺は長男だからな。父親の会社を継ぐことを家族も望んでいる」
手にしたボールをリングに向かって投げた。リングにも届かずに落下した。点々と転がるボールを見ながら北斗は立ち上がる。
「まずは大学だろうな。経営学が学べるところがいいだろう」
北斗は歩いてボールを拾った。バスケットゴールと距離を空けて向き合う。シュートの体勢に入った時、家の方から母親の呼ぶ声がした。
「今、行くよ!」
答えたあと、北斗はその場にボールを置いた。
「俺は家族が大切だ。その家族が作り上げた会社を守りたい」
ボールに話し掛けるように言った。
「だけどな、足掻けるうちは足掻きたい。これも本心だ。だからさ、まだまだ俺に付き合ってくれよな!」
その日、最高の笑顔を見せた北斗は家族のいる家へと全力で走っていった。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月21日
参加申し込みの期限
2014年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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