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\ オーバータイム!/
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守れ、体育祭!!
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【ハニートラップ!】
「やっぱりネココーにゃ良い女が多いぜェ、来て良かったァ!! おうおう姉ちゃんたち、こっち来て俺の相手せいやオラァ!!」
いやーっ! なんて、逃げ惑う寝子高の一般的女子生徒たちの、つんざくような悲鳴があたりへ響きます。
のしのしと校内を練り歩き、作りかけの飾りの類を見かけては、ばきんと拳を叩き込む田中 王苦……なのですけれど、本来の目的であるはずの破壊行為は片手間とばかりに、その興味はもっぱら、寝子高女子たちに傾いていたりします。
とはいえ、
「ちっ何でェ、必死こいて逃げやがって。ちくしょう女の子と仲良くすんのって、ムズいぜコラァ!!」
女の子とお近づきになりたいのに、上手いことコミュニケーションが取れない、けっこう純情奥手なのでした。
そんな、今時珍しい硬派な不良少年のぎこちないアプローチが、ようやく実を結んだのでしょうか?
「……ウチの男どもをぶちのめして、ハーレムを作りたいってワイルドなオトコは、あんたかい?」
「わぁ~、ほんまにでっかーい、たくましーい♪」
「お、おお……? な、な、なんだテメェら、コラァ?」
彼の前に現れたのは、二人の美少女? でありました。
戸惑いを隠せない王苦に、すすすっと左右から擦り寄ると……ぴとっ。
「ふふん、なるほどワイルドだ。女が欲しいんだろう? なら、あたしらをくれてやろうじゃないか」
「寝子高の非モテブサ男たちには、うーんざり! それよりぃ。王苦のその男らしさに、惚れてしもうたんよ、辰奈たち♪」
「ま、ま、マジかコラァ……!? 俺にもいよいよ春が来たってのか、大人の階段登っちまうってか!?」
むにゅ、むにゅん。腕に感じる柔らかさに、早くもデレッデレです。
……ところで。美少女? の後ろにハテナマークがくっついているのには、色々と込み入った事情がありまして。
二人のうちの片方は、
「ほら、あんたが欲しいのは、こいつじゃないのかい?」
「お、おおう……」
ゆさっと大胆にお胸を強調してみせる、
桜崎 巴
。遠目に見れば、この上なくヤマトナデシコだろう? なんて仰る彼女、確かにその通りではありましたけれど。長身からくる迫力、鋭い眼光からは、どうにもタダモノでない感バリバリだったりします。
もう一人は、確かに非の打ち所の無い、これぞまさしく美少女。
「辰奈ぁ、王苦にアレ、あげたいねん。もらってくれるぅ?」
「あ、アレ?」
「もう、言わせんといて……女の子の大事な、ハ・ジ・メ・テ」
「お、おほーっ!」
むちむちぷりんなかわいこちゃん。しかしてその正体は……
難波 辰
! 彼のろっこんはそのものズバリ、巨乳美少女へと華麗に変身してしまう女体化能力なのでした。ただ、やるからには本気、ラブリーな演技や仕草はもうカンペキでありまして、王苦には全く持って疑うそぶりも無いのです。
これでもかと効果的な、色仕掛け大作戦!
「せやけど、ここじゃ恥ずかしいからぁ」
「あっちに、ちょうどいい場所があるんだよ。ちょいと付き合ってくれるかい?」
「し、仕方ねェなオラァ!! い、い、行ってやらァ……!!」
初々しい反応を示す王苦を、二人は人気の無いところへと誘います。
いささか埃っぽい空気、人気の無い空間、少しばかり聞こえてくる外の喧騒とは裏腹な静けさ。体育準備室の中で、ほうっと熱い吐息が漏れ聞こえます。
「ねぇ、あんた……どうだい。その自慢の筋肉ってやつを、あたしに見せちゃくれないかい?」
べったりと王苦の横に張り付いた巴が、耳元で囁けば。
「お、おふぅ……たったまんねェなぁおいコラァ!! よォし、いくらでも見せてやるぜっオラァ!!」
がばーっ! 調子に乗ってきた王苦は、上着を思い切り良く脱ぎ去ります。
王苦の膝の上にまたがった辰奈ちゃんこと辰は、いつの間にやら体操服にブルマ姿。今時ちょっと見かけない、コテコテのデザインのやつです。
「むっふん。わかる? 辰奈、今……ノーブラ♪ なんよ?」
「まっ、まっまっまっマジかコラァ……!? そ、それってつまりはいわゆるひとつの……」
「そ。さわっても、ええんよ……やさしく、ね?」
ウィンクぱちりっ。
辰、それに巴がこうまでして身体を張るのは、外の仲間たちのために時間を稼ぐことで、その間に他の不良連中をどうにかしてもらおう、といった目的があってのことです。
けれど。それにしては、二人の演技は少々、完成度が高すぎました。
やがて、耐え切れなくなった彼。
「う、うおおおー!! もう辛抱たまらねェぞコラァ!!」
「おやおや。あたしたちの魅力に、参っちまったかい?」
「きゃあっ♪ って、ちょい待って落ち着いて、辰奈こわーい……あ、あかん、コイツ目がマジや」
ふんすふんすと鼻息荒い王苦は、まず辰奈ちゃんのほうに目を付け、がっしと華奢な両肩を掴むと、
「お、俺のハジメテも……もらってくれやオラァァァ!!」
むっちゅー……!
「って、ハジメテってそっちかい!」
いえ、どっちが何だかは良く分かりませんけれども! ともかく、むちゅーっと唇を突き出した巨漢が迫り来るというその圧迫感を間近で体験し、ようやくここで、はたと気付きます。
「あれ。これ、貞操の危機っちゅうやつちゃうん?」
「ちゃうんも何も、全くその通りだね」
冷静に述べた巴さんのお言葉通り。
辰奈ちゃん、大ピンチ!
「ふしゅーっ、ふしゅーっ」
「ちょおまーっ、タンマタンマ! あかんて、やめ、こら、汚い顔を寄せるなーっ!」
「ふしゅーっ、ふしゅーっ……ふしゅ?」
もうほんとにあと数ミリで、むちゅっ! という、その直前。ぎしっと動きを止めた王苦の瞳が、まんまるに見開かれました。
辰奈の魅惑のむちぷりボディは、ろっこんによって形作られたもの……その効果はもちろん、一時のものでありまして。
「お……おま、おま、おま」
「……てへっ」
「男じゃねえかぁぁぁああああああ!!」
どやっ! と現れたその正体はもちろん、
難波 辰
! 筆舌に尽くしがたい衝撃、えもいわれぬガッカリ感に苛まれ、頭を抱えてくねくね、激しく身をくねらせる王苦。
心中お察ししますけれど……いわばそれも、作戦通りというやつでありまして。
「っつーわけで、今や!」
「ああ、隙アリだよ!」
どずむ!! 股間に炸裂した、巴の姉御の比類なき蹴りの威力たるや、もはや語るに及ばず。
「……そりゃ ないぜ コラァ……」
重苦しい音を響かせ、王苦は床に沈みました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月16日
参加申し込みの期限
2014年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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