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守れ、体育祭!!
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【ちょっぴり暗雲】
ろっこんで硬化させた指先で、
橘 勇
がびびびっとデコピンを連打してやりますと。
「い、痛いよ~っ、うわわ~~~ん!」
鈴木 零斗は泣きながら、ぴゅ~っと逃走してしまいました。
「何か、心が痛むな……」
「気にすること無いわよ勇ちゃん、君が警戒してたから、一番厄介そうなコイツを捕まえられたんだから」
「ええ。おかげで私たちも、潜伏場所に当たりを付けられましたし」
ため息をつく勇の肩をぽんと叩いて、
尾鎌 蛇那伊
は、足元に転がっている山田 透遁を見下ろします。
常闇 月
の鋼糸によって手足を縛り上げられた彼は、ぴくりともせず。放置された白骨死体のようにも見えたりするそれを、
旅鴉 月詠
は、スマホでパシャリ。
と、そこへ。
びゅんっ! と上空から降りてきたのは、
「お! 一人仕留めたんだな」
奈良橋 博美
でした。ろっこんを活かし、伝令役として忙しく飛び回っているようです。
「大変そうだな、お疲れさま。それで、状況はどうなってるんだ?」
勇が、彼女の働きを労いつつ尋ねると、
「ああ。今、実行委員たちが作戦を準備してるところだ。他のみんなは、散り散りに逃げた連中を、手分けして追いかけてる……けど逃げ足速くてさ、あいつら」
「彼の作戦が、効果的に働いているということでしょうか」
微動だにしない透遁を眺め、月が意外そうにつぶやきます。
「かもな……とにかくオレは、役割に戻るよ。力を合わせて、全力で。頑張ろうぜ!」
「ええ、そのつもりよ」
軽く手を振った蛇那伊に見送られ、博美は再び元気に、びゅんっ! と空へ飛んでいきました。
「さぁて。あたしたちは、どうしようかしらね?」
「他の不良たちの捜索に、手が足りてないらしいな。そちらに回るか?」
「私は一度、保健室にでも顔を出すよ。そろそろケガ人も出始める頃、慌しくなっていそうだからね」
鷲尾先生のところへ行くという月詠と別れ、蛇那伊、勇、月はこのまま身を潜め、裏方から仲間たちを援護することにしました。
(……?)
歩き出そうとして、ふと。月は振り返り、
(……気のせいでしょうか)
縛って転がしたままの透遁を見つめ、怪訝そうに小首を傾げます。完全に昏倒していて、そのまま数時間は息を吹き返すことはないでしょう。仮に目覚めたとしても、一人で解けるほどヤワな拘束はしていません。
けれど、何か……。
仲間に呼ばれ、はっとした月は、後ろ髪を引かれつつも、ひとまずその場を立ち去りました。
志波 武道
が抜き手で人体を突けば、痺れて感覚が無くなります……つまりは、痛みも。
「よっし、これでもう大丈夫! 気をつけてな。途中でマタ工生見っけたら教えてネー☆」
ケガをしてしまった一般生徒に、安全な麻酔のようにも使えるろっこんで応急処置を施すと、女生徒はぺこりと頭を下げ、お礼を言って駆けていきました。飾り付けの製作、あるいは修理の作業へと戻るそうです。
現在、武道を中心とした実行委員たちは、方々手を尽くし、作戦の準備を進めているところです。
「さーて。例のモノの手配は済んでるね? チラシと、新聞記事のほうは?」
「ああ、この通り、用意してある」
「オーケイ、グッジョブ☆」
作戦の立案担当、
八神 修
が用意したのは、今回の体育祭のために刷ったチラシを数枚と、過去の体育祭の記事を掲載した校内新聞のバックナンバー。
と、
「……! 下がれ、志波!」
鋭く声を発し、武道を背中の後ろへと庇った
楪 櫻
。
けれど、彼女の険しい顔はすぐに緩み、代わりに微笑が浮かびました。
「お前か。すまない、警戒するあまりにな」
「いいさ、気にするなよ」
窓からしゅばっと飛び込んできた博美は、笑顔を返しつつ、早速状況を報告します。
「そろそろ、ケガ人も出始めてるけど……山田とかいう参謀を仕留めて、拘束済み。あの様子じゃしばらく起きられないだろうね、誰かが起こしたりしなきゃ」
「ふむ。そちらは、放っておくしかないな……見張りを立てるにも、こちらも手が足りていない」
思案顔の修。実行委員たちは今、とあるものを調達するため、ほとんどが出払っている状態なのです。
剣崎 エレナ
もうなずき、
「それについては仕方が無いわね。ひとまずは順調、と思いましょう」
こくりと神妙にうなずく武道へ、その場の全員の視線が集中します。
何だかんだで頼れる実行委員長、みんなの信頼を一身に受ける身。そんな期待を裏切らんとしてか、はたまた体育祭の開催を邪魔する不良どもへの静かなる怒りのためでしょうか。今日はちょっぴり、マジメです。
彼は口を開くと、
「なーに、だいじょぶダイジョブ、なんとかナルナルー! ってわけで、このままモウヒトガンバリだゼーイっ☆」
きらりんっ☆ か、軽いっ!
「やれやれ、お前というやつは……だが、みんなが楽しく過ごすための体育祭だ。そのくらいで、ちょうど良いのかもしれないな」
櫻ちゃんも、修と博美も思わず苦笑い。
内心に渦巻く心情はさておき、やっぱりこうして、おちゃらけながらフォローすることも忘れないあたり、武道くん。さすがのサジ加減でありました。
そして。
「く、くっくっく……こ、これぞ山田 透遁の、死んだフリ! 伊達にこんな顔をしているわけでは無いのですよ、小さい頃から白骨死体だのアンデッドだのと呼ばれてきた私にかかれば、人目を欺くなど造作も無いこと……とはいえこの糸は少々難儀ですね、よっほっ。よっほげっ、げほげほげほーっ」
「やあやあ、苦労してるねぃ。おたくにゃ何だか、親近感が湧くんだなぁ……どうだい、ひとつ、あっしと手を組んでみないかぃ?」
「あ、あなたは……!?」
……暗躍する、
骨削 瓢
の影!
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月16日
参加申し込みの期限
2014年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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