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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
守れ、体育祭!!
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【襲来!】
寝子島高校。グラウンドの一角にて。
「くっくっくっ。田中さん……体育祭を潰すには、それを運営する実行委員を潰すのが手っ取り早いでしょう」
狡猾そうな山田 透遁が言うと、彼らのリーダーたる巨漢、田中 王苦は叫びます。
「分かったぜオラァ!! 実行委員とかいうヤツら、出てこいコラァ!!」
「やっぱり、田中さんはイケてるぜ……アタイ、どこまでもついていきます!」
「くんくん、お菓子作ってるのかなぁ、オイラにもくれないかなぁ」
紅一点の佐藤 御舞鈴、やけに小さな鈴木 零斗を加えれば、彼らマタ工不良勢! 寝子高の敷地内にあって、まるで我が物顔でありました。何たるメーワク!
そしてその様子を、校舎の二階から睨む面々。
「よりにもよって、この大事な時期に……」
「全くだ。くだらんな」
ひんやり冷たい目つきで階下の不良連中を見下ろす、
剣崎 エレナ
。
楪 櫻
もまた、うなずきながら、険しい視線を彼らへと投げかけます。
体育祭の開催準備に追われる、慌しい寝子島高校。自分たちの手でそれを盛り上げようと、賑やかな飾りつけがそこらじゅうで彩りを放ち始め、黒猫組、白猫組双方の組看板なども絶賛製作中なのです。
それを思えば。クールな櫻だって、憤りを感じずにはいられません。
「一般生徒はもちろん、我々だって、一人たりとも欠けるわけにはいかん。特に……」
と、櫻がその場の一同に示したのは、言わずと知れた体育祭実行委員長、
志波 武道
。
「あ、俺? マーネ、俺実行委員長だもんネー!」
こんな状況でも、けらけらと、相変わらずノリが軽い武道くんです。けれど、
「でも、俺が倒れちゃったら、櫻ちゃんが代わりに指揮とってくれるでショ? だから皆、危なくなったら遠慮なく俺の名前出して、囮にしちゃっていいんだゼーイ!」
そんなセリフも、彼にしてみれば、本気のこと。
何せ、彼。いつものごとくおちゃらけて、明るい笑顔を振り撒きながら……実は内心、メチャ怒ってるのです!
必ず体育祭を成功させよう! と皆を導いていく、彼のリーダーシップや強い責任感は、この場の誰しも分かっていること。副実行委員長を務める櫻もうなずくと、
「お前を囮に、というのは良い手かもしれん。もっとも、代わりに指揮を執るつもりなど無い。私が守るからな」
最悪の場合には、自分が身を挺してでも守り切る……! そんな強い意志を、瞳の奥に覗かせました。
「それで、どうするのかしら? どうやら、始まってしまいそうよ」
エレナが、眉をひそめて問いかけます。
見れば、マタ工不良連中と真っ向から向き合って、睨み合いの様相を呈している、我らが寝子高生たち。荒事にはちょっと慣れた面々が、有志で迎撃に出てきたようです。
場はまさに、一触即発!
「……まずは、情報収集と分析だ」
努めて冷静に言ったのは、
八神 修
でした。
不良たちの言動などから、彼らの傾向、趣味嗜好、弱点などを推察。突ける隙が判明したなら、そこを突く……というのが、彼がその頭脳で組み立てた流れなのです。
「俺たちがやみくもに動いては、収拾が付かなくなる。まずは彼らについて調べ、弱点を知る……なに、心配しなくていい。策はあるんだ」
「よし。なら、その作戦の伝令役は、オレがやろう」
顔を見せたのは、
奈良橋 博美
。長距離の跳躍を可能にする彼女のろっこんは、確かにその役にはうってつけと言えました。
修と博美はうなずき合い、それぞれの役割を確認します。
行動の方針が決まると、武道は一同へと向け、気合の入った声を張り上げました。
「よーし、じゃそういうことで! みんな無茶はせず、ケガをしないようになー。危なくなったら、一目散に逃げてくれ。力を合わせて、この難局を乗り切ろう!」
「「「おー!!」」」
「しょーもない不良どもやなぁ。しゃあない、寝子高体育祭は、俺が守ったるっ!」
「あたしは体育祭なんざ、どうでもいいんだがね。それでも、ちょっかいを出してくるなら……丁重におもてなしして差し上げないと。ねぇ?」
マタ工生の進路を阻むように立ち塞がる、寝子高生たち。
難波 辰
、
桜崎 巴
はニヤリと、いわくありげな笑みを浮かべました。
二人の隣には、いかにも頼りになりそうな偉丈夫である、この方の姿も。
「でもねぇ……ちょーっとあたし的には、物足りないのよねぇ」
尾鎌 蛇那伊
。彼は何だか、ほうっと艶めいた吐息を漏らしつつ、
「前に来た子たちに比べたら、あの子たち。格下にしか見えないのよね~」
確かに、マタ工生による寝子高への襲撃は、今に始まったことでは無いのです。蛇那伊は以前にも、彼らのような連中が暴れ回る姿を目にしたことがあるようで、それらと比較してみれば、本日ここへやってきた四名の不良たちは、どうにも興味を惹かれない、小物に見えてしまうのでした。
とはいえ放っておけば、体育祭の開催が危ぶまれてしまうのは、間違いのないところ。
「あのガリガリは、何か企んでいそうだ。俺たちはそちらを警戒しておこう」
「そうですね。こういった場合、参謀役を真っ先に仕留めるのが定石ですし」
落ち着いて、やけに場慣れして見える
橘 勇
、
常闇 月
の二人。それぞれに格闘技や、あるいはもうちょっとキケンな諸々の技術を修めた彼らのようなタイプは、事こういった場では、大変に頼りになるのです。
「じゃあ今回は、そうねぇ……拳法とは違った技術を磨いてみることにしようかしら」
「ま、たまには搦め手から入るってのも、楽しめるかもね」
蛇那伊、巴も言って、真っ向ぶつかり合おうという仲間たちの中からそっと抜け出し、裏方へと回ります。
「ふっふっふ。見とれよー、メロメロに悩殺したるからなぁ♪」
何やら楽しげに、含み笑いをこぼす辰の視線の先には、どっしりと仁王立ちする、田中 王苦の姿が。
したたかな寝子高生たちにかかれば、威圧感バリバリの巨体も、まな板の上のポークに変わりはないのです……!
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月16日
参加申し込みの期限
2014年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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