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「あぁ~極楽!」
祐は湯につかっていた。吐息は湯煙と共に空へと昇る。抜けつつも軽く残る疲労感は、心地良いものだ。
「一汗かいた後の温泉はサイコーだぜ……」
早めに着いたためか、温泉は独占状態にある。広々とした空間を堪能しながら、祐は岩肌に頭を預けた。たなびく白煙に記憶を投影する。
(こうしてると、清里でのことを思い出すな)
――厳しい残暑の日だったが、それ以上に心温まる時間だった。
(また今度、あの人を誘ってどこか……)
白雪の肌に、黒髪を結うリボンと同色の瞳のその人物を思い浮かべたあたりで、祐は顔が熱くなるのを感じた。
初心な中学生かよ――と苦笑したところで、気付く。なにかおかしい。というか苦しい。
湯の中に没しかけていた。
「うわ、アブねえ!?」
むせながら立ち上がった祐が、ギョッとする。誰かがいた。
「やぁ、祐君じゃないか……白昼夢でも見てたのかい?」
眼鏡を外した蔵人がそこにいた。
「こんな贅沢、ないわー」
徐々に夜へと変わる夕焼け空を見て、湯につかった蔵人が手足を伸ばした。ついでに苦笑い。
「……さすがに今のは、ちとおっさん臭かったかな?」
「はあ……」
祐は格好悪いとこ見られたなと、やや赤面顔で応じる。
「それにしても、よっぽど幸せな夢を見ていたようだね」
「蔵人さん、その話は勘弁で……」
「はは、少しイジワルだったかな」
あのまま水没死すれば良かったと思っていそうな相手の顔を見て、蔵人が笑った。
「それよりこの後、一杯どうだい?」
清掃活動で流した汗を温泉でさっぱり流して、日本酒で一杯。もとよりそれが楽しみで今日は来たようなものだ。それならと祐も頷く。
「どうやらお互い、今日は悪くない一日だったみたいだ。なら今日という日に乾杯、ってところかな?」
拳を掲げて、蔵人が言った。祐も笑みを戻し、拳を出す。
「今日という日に」
「今日という日に」
拳同士が軽く、ぶつかり合う。
乾杯!
(すっかり夕方ですね……)
鳥たちと話し込んでいた時子は、月詠と入れ代わるように温泉に入った。
(足が棒のよう)
予想通り足に疲れが溜まっていた。
「体育祭もありますし、もう少し体力をつけたいですね」
声が聞こえた。見上げると夜鷹が柵に舞い降り、何事かさえずる。
「ふふ、楽しかったですね。また行きましょうか」
夜鷹が飛んでいく。時子は九夜山の方を見る。
少しは綺麗になっただろうか。
「このままゴミが無くなればいいですね」
声はくゆる湯気の中に消えていった。
湯気がたなびく空は黄昏色から、夜の闇衣を纏う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月11日
参加申し込みの期限
2014年11月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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