秋。
秋と言えば芸術の秋、運動の秋、食欲の秋。などなど……
しかし頭を使い、身体を動かせばお腹は空くし、屋外で食べようものなら当然、捨てるべきゴミもまた生まれてしまうのである。
そういったことと関係あるのかないのか、詳細は不明であるが、町役場の掲示板などの端に、次のような紙が貼り出されるようになった。
『今年も寝子島に秋が来ました。島民の心のふるさとである九夜山に、あなたも足を運んでみませんか』
夏も過ぎ、すごしやすい季節になった。展望台から望める景色を絵にしたり、登山道を歩き思索にふけったり(千年杉もあるよ!)、寝子温泉で身体の疲れを癒し……などといったことが書かれている。どうやら島民だけでなく、島の外から来た者にもむけたもののようだった。
そしてもうひとつ、次のような貼り紙もあった。
『登山道入り口から頂上にかけて見られるポイ捨て等のゴミは、多くはありませんがゼロではありません。島内の環境美化について、ごみを捨てない、ごみを拾う心を――』
どうやら、クリーンアップを呼び掛けるもののようだ。次の休日には、小規模ながらロープウェーの駅などで有志を募って活動するらしい。
次の休みの日。
「オー、これがヨンセンネン生きてるというウッド! ビュリホー!」
寝子杉の前で、なにやら感銘を受けている西欧系の男性が一人。
「いいね、アイディーアがどんどん来たよ。ベリグー」
と、男性は何やら一心にメモを取り始めた。
地面に置いた彼のリュックは開きっぱなし。中から食べ終えた菓子袋などが見えていて、時折吹く風にのって飛んでいく……が、集中している男性に気付いた様子はなかった。
さて、今日は秋のごくごくありふれた一日。九夜山周辺で寝子島の人たちは、どのような一日を過ごすのだろうか。
初めまして、叶エイジャと申します。
宜しくお願いします。
基本、自由行動ができます。散歩するも良し、景色を見て食事をするも良し。ガイドで色々出てますが、友達と遊びに来たり、デートしたり、偶然たまたま近くに来ただけだったりと、時間帯なども含めておおむね希望を反映できるかと。
●他、情報など
範囲は、登山道入り口から九夜山展望台まで。
学校が休みの日です。
●クリーンアップ的な活動
ロープウェーの各駅を中心に、数名が活動をしている模様。
登山道入り口に九時集合、十一時半から一時までお昼休憩、三時で終了。
周囲の散策・景色を楽しむこともセットの活動のようです。途中参加歓迎。
●寝子温泉について
「白桜」という小さな旅館にて、日帰り湯の企画をやっています。
表では足湯、中では卓球台が解放されています。
湯につかる方には、タオルを貸出しております(湯は露天風呂。男女別で、混浴ではありません。仕切り越しの声は聞こえる、くらいのイメージでしょうか)。ドリンク休憩も可です。
●西欧系の男性
ジェイコブ・ジョンソン。フリーゲームを作る男。インスピレーションを得たくて寝子島にやってきた。作りたいゲームのネタを探している。
午前中は寝子杉の近く、昼頃からは展望台付近に出現する。
※
行動できる範囲自体は広いので、参加人数次第ですが複数箇所で行動しようとすると、ひとつの地点あたりの描写量が少なくなってしまう恐れがあります。
行動したい場所を幾つか絞り込み、文字数を割いた方が良いかもしれません。
多くて三か所くらいが目安でしょうか。
その他、描写するのに適当でない部分は適度にぼかす等の処置をするかもしれません。予めご了承ください。
それでは、皆様のアクションお待ちしています。