this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島少年科学団の、告白大作戦
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
【作戦開始!】
「来たよ、おじいちゃん……!」
「おうおう、よーう来てくれたのう、まほろちゃん!」
扉を開いて現れた
遠野 まほろ
の笑顔、くるくる寝癖まじりな髪を目にするなり、コペルニクスさんは嬉しそうに目を細めました。まるで、久方ぶりに会う孫を出迎えたかのような喜びようです。
九夜山中腹にあるほったて小屋の中。まほろが周囲を見回せば、ここは今、集められた若者たちでいっぱいです。
「幾つになっても恋ができるなんて、素敵だと思う……私も、応援するね」
「それにしても、身分違いの恋とは、科学者にしてはロマンチックじゃないか。で……今回は、大丈夫なんだろうね?」
ちょっぴり冷たい
伊賀 解理
の目線は、彼ら寝子島少年科学団の、前回の失敗を受けてのものです。
新聞広告、ねこったー、もっと原始的な張り紙や口コミによって拡散された、今回の協力要請。それらに応じた中には、以前にも科学団と関わりを持った面々の姿も、ちらほらと見受けられました。彼らの作ったメカの暴走が、夏の九夜山を真冬のように寒くしてしまった……というその時の事件には、解理やまほろも携わり、解決に導いたという経緯があるのです。
だというのに、偉そうに胸を反らしたエジソンさん。
「ふふん、知らんのか。失敗は成功の母ちゅうてじゃな」
「よく言うよ、まったく……」
ため息ひとつ。けれど解理にも、彼らへと協力したい理由がありまして。
現在、絶賛片思い中☆ な解理ちゃん。内心、同じ立場のおじいちゃんの色恋沙汰には、どうにも他人事ではいられないのでした。
さて、一通りの面子が揃ったところで、
「まぁ、話は分かったぜ。凄ぇヤル気みたいだしさ、俺も手伝ってやるけど……でもさぁ」
楢木 春彦
は、今回が少年科学団との初顔合わせ。星が丘を散策していたところをおじいちゃんズに目を付けられ強制連行、半ば無理やりにここへ連れられて来た……という、変わりダネではありました。
そんな春彦が気になるのは、今回の主役こと、アインシュタインさんです。
「んん? なんじゃい、男前のワシの顔に、なんぞついとるのか?」
「顔は、とりあえず置いといてさ」
「その格好は、せめて何とかしろよな?」
春彦の横合いからひょこっと顔を出した、
双葉 由貴
。小生意気そうに言って示したのは、おじいちゃんたちの羽織っている薄汚れた白衣です。正直に言いまして、これから女性へ思いのたけを伝えようという人の服装とは、到底思えません。
「一世一代の告白、ってやつなんだろ? 身だしなみはちゃんとしとけよな」
「そうだぜー。なぁ、着替えとかねぇのかよ?」
由貴と春彦、年若い二人に次々とツッコまれるアインシュタインさん。
仕方が無いのう、と言って、がちゃりと開いたロッカーの中には、
「どうじゃ。これなら文句なかろ?」
真新しい、替えの白衣がぎっしり! でありました。実に頑固なこだわりです。
「まぁ……じいさんがそれで良いなら、いいけどさ。後は、何か贈り物を……」
「それなら、用意しておいたよ」
振り向けば、自信たっぷりな表情を浮かべた、
八神 修
。彼がおじいさんに手渡したのは、なんとも綺麗で良い香りのする、大きな薔薇の花束でした。ゴージャス!
「愛の告白には、花が付き物だろ? ハナさんだしな。それからこっちは……」
と言って差し出したのは、一枚の紙切れ。それはなんと、修が持つ人脈など駆使して独自に調べておいた、高根 ハナさんの略歴、趣味や嗜好などの、実にありがたい情報の数々です。
これにはアインシュタインさんも、素直に感動!
「さすがは我ら、少年科学団のメンデレーエフ! 恩に着るぞい!」
頼りになる助っ人たちのありがたみを、早くもかみ締めるおじいさんでした。
「おお……! ホントにこれ、おじーちゃんたちが作ったのか?」
「うむ、もちろんじゃとも!」
再び胸を反らし、どやっとするエジソンさん。
竜造寺 洸
は、テーブルにずらりと並んだ三つの機械……今回の作戦の肝となるらしい、科学団お手製のメカたちを前に、きらきらと瞳を輝かせました。
洸が今回、こうして協力を申し出たのも、実のところ、これらを実際に目の当たりにするためだったりします。
「す、すげぇ……おじーちゃんたち、すげぇな!」
「あんまりおだてるなよ、エジソンのやつは、すーぐ調子に乗るからのう」
「やかましいぞアインシュタイン、お前は大人しく、ハナちゃんになんちゅうて声をかけるかでも考えておったらええんじゃ!」
彼らと接していると、頻繁に飛び出してくる、小気味の良い掛け合い。
野坂 庵
は、そんな彼らのこなれたやり取りを眺めているだけでも、なんだか楽しくなってきてしまいます。
「なーなー! じーちゃんたちって仲良いよなー、こんな大変そうなこと手伝ったりしてさ。少年科学団って、昔からこゆことしてるの?」
「おう、そうだとも!」
庵の問いに、新しく女の子の知り合いが増えて嬉しいコペルニクスさんは、張り切ってお答えしてくれます。
「ワシらは、お嬢ちゃんくらいの歳からの付き合いでのう、いわゆるひとつの腐れ縁ちゅうやつじゃ。共に、数え切れんほどバカなことをやらかしたものよ」
「おおー! どんなのどんなの? にししっ、いおり興味あるなーそれ♪」
なんて。悪戯大好きな庵には、科学団の語る過去の様々な所業……彼ら自身の言うところの武勇談は、実に興味深いところでありまして。
「そんなに昔から、発明してたのか……ますます、すげぇ!」
洸も交えて、次々に質問を浴びせていくのでした。
と……そんな風にして、若者たちが科学団の面々と、交流を深めておりましたら。
ぼーん、ぼーん! ぴよっぴよっぴよっ。賑やかな壁掛け時計の仕掛けがぴよぴよと鳴いて、作戦決行の時刻を告げました。
「よーし、出撃じゃッ! 待っとれよーハナちゃん、今からワシが行くからのう!」
意気揚々としたアインシュタインさんの号令で、彼らはほったて小屋を後にします。
目指すは、星が丘!
「高根 ハナさん……何だか、運命を感じてしまいます。私の名前も、心花ですしねっ!」
得意げに言う
雪乃宮 心花
は、件のハナさんに、何だか親近感を抱いた様子。告白を成功に導こうと、張り切っています。
「今日はおじいちゃんのために、一緒に頑張りましょうね!」
「ええ、そうですわね。人の恋路を邪魔する者は……と言いますもの」
隣でうなずいたのは、
毒島 虹子
。ちょっぴり意地悪なお嬢様、今回はご無体な悪戯は一時封印しまして、少々頑張ってみようかしらというところ……なのですけれど。
「それに。作戦が成功して、首尾よくたどりつけたところで……告白しても、フツウに断られそうですし」
「えっ? 何か言いましたか?」
「ふふっ、いいえ。せっかくですし、私も楽しませてもらいますわ♪」
にっこり笑った内側に、秘めた腹黒さは未だ健在、のようです。
ともあれ、そんなわけで。
寝子島少年科学団の、告白大作戦! は、ここに幕を開けるのでありました。
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島少年科学団の、告白大作戦
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
冒険
定員
30人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月07日
参加申し込みの期限
2014年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!