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ドレスに願いをかけて
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●海色のドレス
小山内 海
に舞踏会の誘いを受け、
御剣 刀
は二人でステラ・マリスを訪れていた。
あまりこういった場所で踊ったことがないという海は、
先ほどから落ち着かなさそうに、スケッチブックを抱えている。
(「……いっしょに踊れたらいいな」)
刀は単に海の相手役というつもりでいたが、海としてはそれだけでもないらしい。
衣装部屋を訪れた二人は、各々に自分にあう衣装を探しはじめた。
そして、飾ってあるドレスの前で、海の足が止まる。
(「綺麗だなあ」)
鮮やかな発色の青を基調に、胸の下から白いフリルを幾重にも重ねたデザイン。
付属のヘッドドレスには艶のあるストーンがさりげなく散りばめられていて、
花のめしべとも蝶ともとれる可憐なリボンがついていた。
(「このドレスの色、私のリボンとそっくり」)
ドレスの青は、普段海が身につけているリボンの青によく似ていた。
どんな手触りなのかな。
確かめようと手を伸ばし、そして――伸ばした指先がつかむはずのドレスが、こつ然と消えた。
「小山内!? どうしたんだ、その格好……」
『ドレスがきえたとおもったら、いつのまにかわたしがきちゃってたの』
すこし目を離した隙にドレス姿になっていた海はスケッチブックに書いて事情を説明する。
「一体どうなってるんだ、これ」
何が起きているのか調べようと思い、飾ってあったタキシードを訝しげにつまみあげたのだが、
衣装に触ったことで刀も大変身を遂げてしまった。
「しまった、俺まで……!」
二人そろってまさかの早着替え。
これまでの経験から、刀の頭の中では不思議な現象がおこるたび警告のベルが鳴り響くようになっていた。
今回に関しても、誰がどんな意図で衣装を着せたのかも、何が起こるかもわからない。
『このままきてていいのかな』
だから、慎重に行動すべきだ――たとえスケッチブックに書かれた海の言葉が、
どんなにドレスを手放したくなさそうにしていても、だ。
しかし刀の口からは、そんな理性とは裏腹の言葉がこぼれていた。
「……小山内。凄く似合ってるよ」
前半は呆然としながら、後半は何を言ってるんだと口を押さえながら、けれどとうとう最後まで言い切ってしまった。
『ありがとう』
スケッチブックのはじめの方のページを刀に見せながら、海の視線が恥ずかしそうに宙を泳いだ。
こういう時こそ、よく使う言葉をあらかじめ書いておいてよかったと感じる。
『かたなくんのも、にあってるよ』
そう書いた下に、可愛らしい筆跡で一文書き加える。
『このままいっしょにおどらない?』
頬を赤らめ笑顔で伝える少女に、刀もついに根負けした。
(「害もなさそうだし、もう少し様子を見ることにするか」)
この綺麗な海色のドレス姿、そして何よりこの笑顔。
あっさり手放すにはあまりにも惜しかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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