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ドレスに願いをかけて
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●二人のワルツを
貸衣装の置かれた部屋に移動すると、そこには色とりどりのドレスが飾られていた。
その中でもひときわ目を引く、夜空に星を散りばめたような青いドレスを見つけ、
望月 神無
はその生地にそっと触れる。
「おお、すげぇ。本当に着れた」
先に会場にきていた人から、この不思議現象については聞いていた。
「神無さん」
声のした方を振り向くと、同じようにして燕尾服姿に着替えた
日月 透
が立っていた。
光沢ある黒の布地に身を包んだ透。
その姿は、放っておけばそのまま夜に溶け込んでしまいそうな印象さえ受ける。
一見すると儚げにも見える彼の容姿。
けれどその内面に、優しさと思慮深さを兼ね備えていることを、神無は知っている。
(「その日月先生が、あの時は勇気を出してくれた」)
その時の震えるような声音、後ろから抱きしめてくれた腕の力強さは、今でもハッキリと思い出せる。
――後で思い切り殴って頂いて構いません。でも――。
川辺での光景がそのまま、心の中で再生される。
今日こそはその続きを……神無の側から答えを、伝えたい。
「行きましょう、神無さん」
ちょうど時間を迎えた会場のホールの扉が、二人の目の前でゆっくりと開かれていった。
スタッフや他の来客に一礼しながらパーティ会場へと入り、開始を待つ。
やがてオーナーの
紅林 柳霞
より挨拶がしめやかに行われた。
曲が流れ出すタイミングを見計らって、透が手を差し伸べる。
「お手をどうぞ」
白く細長い手だ。この手でどれだけの動物の、命を救おうと努力してきたのだろう。
「お相手、お願いいたします」
緊張を悟られないよう、やわらかい声で返事をする。
胸の奥、心臓がとくんと音をたてた。
安心感に満ちた表情で手を重ね、透のリードに身をゆだねる。
流れる曲の調べが変わっても、神無は問題なくついてこられていた。
透自身にも多少ダンスの心得はあったが、それ以上に目の前の少女が社交慣れしているのだろう。
(「やはり私は、身のほど知らずの思いを抱いているのでしょうか……いえ」)
一瞬弱気な考えがよぎるも、表情に出る前に振り払い踊りつづける。
対する神無のほうも、透のリードを頼もしく感じていた。
遠い昔、望まず踊らされていたダンスと違って、自然と笑みがこぼれてくる。
時折、自分に向けられる慈愛に満ちたまなざしが、恥ずかしくも嬉しくもありくすぐったさを感じる。
ここに来るまでに固めていた決意が、さらに強固なものになりつつあった。
(「やっぱり俺は――」)
伝える言葉はあらかじめいくつも考えた。
気持ちが定まった今なら、より確信をもって言える――そう、思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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