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ドレスに願いをかけて
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●幸せエクスプロージョン
十文字 若菜
がステラ・マリスの前を通りかかった時、綺麗なドレスを身にまとっている人の姿が窓から覗いて見えた。
「わあ……」
パーティやドレスといったものにあまりいい思い出はない若菜だったが、華やかな舞踏会やドレスに憧れはある。
もし誰かに強制されることなく、自分の意思で踊る相手を選べたなら――。
ドレスの美しさももちろんだが、その人の表情の明るさが、いっそう若菜の憧れを強くした。
(「もっと間近で見てみたいな」)
好奇心に突き動かされ、若菜は店のドアをくぐっていった。
興味本位で店を訪れていた
浅沼 柳司
は、今しがた聞こえてきた縁のない単語に耳を疑った。
「舞踏会? 武闘会やなくてダンスの方?」
「は、はい。……ダンスの方、です」
強面体育会系の放つオーラに、案内を任された
紅林 千尋
がたじろぎながら答える。
「へー。俺、そっちの方はさっぱり縁なかったなー」
そっちって一体、どっちだよ。
内心そうツッコミつつ、千尋は必死に接客スマイルで乗り切ろうとする――が、顔が引きつって笑えない。
なにせ彼は人見知りなのだ。今ここで逃げ出していないだけでも、褒めてほしいぐらいの心境だった。
「ええと、今日の貸衣装のことなんですが……屋敷の中でちょっぴり変なことが起きてまして」
「お、これってもしかしてタキシードってやつ?」
千尋が不思議な力についての説明をする前に、柳司の手がタキシードに触れた。
金髪格闘技少年、タキシード姿に大変身。
唐突にまとった艶やかな黒が、超絶イケメンオーラを醸しだす!
「お? おおおおっ!? なんやこれ、ごっつ上物やん!」
貸衣装ということを忘れてぺたぺたと生地の手触りを確認する柳司。
とそこへ、聞き慣れた女性の声が聞こえてきた。
「あれ、そこにいるのもしかして柳司君!?」
うろたえながら声をかけてきた若菜。
彼女もどうやら、神魂パワーでお着替えが完了してしまったらしい。
青のシルクのドレスを纏い、髪には青薔薇のコサージュを身につけている。
「どうしよう……これ私のドレスじゃないんだよ。お店のものなのに」
不可抗力とはいえ勝手に着てしまったものだから、あわてて店の人を探していたらしい。
「わ、若菜先輩っ……」
衝撃のあまり、柳司が言葉を詰まらせる。
(「……イイッ!」)
あまりの可愛さに、見えないところでぐっと親指を立てていたのはここだけの内緒だ。
千尋がジト目で見ていたけれど。
「その格好。もしかして柳司君も?」
「あ。そうなんですよ、手を触れたらこのありさまで」
自分のタキシードに目を落とした後、視線はふたたび若菜の方へ。
説明をはさむタイミングを見失っていた千尋がようやく助け舟を出した。
「大体は見ての通り、なんだけど。今日、不思議な力が働いてて、貸衣装に触れるとそうなっちゃうみたいなんだ」
屋敷から出れば衣装は元の位置に戻るから、あわてなくていいよと告げる。
「そうなんや。着替える手間省けてええねんけど、妙なこともあんねんなー」
「柳司君」
元のテンションに戻った柳司は、若菜の視線が注がれているのを感じてそちらへ向き直った。
「タキシード似合ってるね。かっこいいよ」
まっすぐな言葉に柳司の顔がまたたく間に赤くなる。
「そ、そうですか。おおきに。こんなん着るの初めてで……」
照れのあまり目をそらした後、若干の上目遣いで若菜のほうを見る。
「先輩の方こそ、ドレスめっちゃ似合うてますよ。見た瞬間、嬉しかったですもん」
「あ、ありがとう。そういってもらえて私も嬉しいよ」
今度は若菜のほうが顔をそむける番だった。
ついでにいたたまれなくなった千尋も顔をそらした。
顔をそらしながら、でも嬉しさのあまりに表情がふにゃっと和らぐ。
「ねえ。これから一緒に踊らない? せっかくの舞踏会だし」
「あ、踊ります? いいですよ!」
手をつないでダンスホールへと向かう二人。
「末永く爆発しろ……いや、してください」
彼らの熱気にあてられた千尋が、投げやり気味に呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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