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道の脇にリヤカーを止めて蓮は頭に巻いていたタオルを外した。小さく折り畳んで一気に捩ると汗が大量に零れ落ちた。何度か絞って最後に顔を拭き、また頭に巻いてリヤカーを引き始める。
「豊作は嬉しいのですが、間に合うでしょうか」
早めに出たものの、太陽の光は着実に強さを増していた。蓮は前のめりになってリヤカーを引っ張る。普通の歩行では気が付かないような突起に揺さぶられ、汗の滴を零しながら踏ん張って歩いた。
「森、重そうだな。どこまで行くんだ?」
横から声を掛けてきたのは同じ
相撲部
の竜也であった。
リヤカーを引くのを止めた蓮は声の方に振り向いた。
「竜也さん、このようなところで奇遇ですね。私は寝子島駅に向かう途中です」
「俺と同じだな。もしかしてピクニックに参加するのか」
「はい、そうです。菜園で育てた美味しい野菜を皆さんに食べて貰おうと思っています」
竜也はリヤカーの中に目を落として、確かに美味そうだ、と白い歯を見せて笑った。
「俺にもリヤカーを引かせてくれないか」
「相当な重量があります。それに道は平坦ではありません」
「足腰を鍛えるのに良さそうだな」
竜也は柏手を打つように手を合わせた。太い腕が瞬く間に膨れ上がって顔が小さく見えた。蓮は微笑みを浮かべて、お願いします、と場所を変わった。
「良い運動になりそうだ」
竜也が一歩を踏み出すとリヤカーは滑らかに動き出した。普通に道を歩くように引いていく。隣にいた蓮は、さすがですね、と頬を流れる汗を軍手で拭った。
「それは森の方だ。あんな荒れ地から、よくここまで野菜を育てたよな」
「私一人の力ではありません。害虫を寄せ付けないハーブの力を借りました。畑の土は仲間と共に作りました。全ては助け合いの精神で成り立っているのです」
「そうなのか。ちなみに土はどうやって作るんだ?」
「生活から出た生ごみ等を回収してコンポストに入れます。ゆっくりと分解して上質な土の肥沃土を作って畑に撒きます。たまに虫が湧くので米糠を混ぜたりしますね。発酵の時に起こる発熱で大体は駆除できます」
そのような苦労を何事もない様子で蓮は語った。リヤカーの横棒を握る手に力が籠る。竜也は蓮に顔を向けて言った。
「早く食べてみたい、って俺の分はあるのか?」
「もちろんですよ。皆さんに食べて喜んで貰いたいですから」
「そう聞くと急ぎたくなるよな」
「トマトを積んでいるので程々でお願いします」
「俺に任せて……え、程々か」
意気込んだ直後に声を落とした。竜也は微妙な力加減で、これくらいか、と先程よりも遅い歩みで言った。程々で、と蓮は微笑みで返した。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月26日
参加申し込みの期限
2014年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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