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映画村から逃走したもの
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【はじまり、飛び出して寝子島】
「……」
これが、外の世界。
空は青く、広い。
地はどこまでも果てしなく。
なんとなく、自分たちはこの世界の住人ではないというのは分かる。
いつか消えてしまうのか?
それもまた愉快。
寿命など飾り、そもそも何者かすら理解できない。
あるのは、己の形のみ。
ならば、せいぜい楽しもう。
つまらない生など意味はない。
簡単に戻ってやる気など、ない。
時を同じくして放たれた4つのそれらは、なぜか心中は似通っていた。
それぞれがそれぞれのやり方で謳歌する。
それでよし。
【火ぶたは、エノコロ岬にて切られる】
すでに情報は伝わっていたか、エノコロ岬では大斬波(だいざんは)のヤマダに対して攻撃が仕掛けられていた。
「貴方に怨恨はないが、お手合わせ願う」
澪乃 湊弥
は、すっと杖を取り出すと、素早く構える。
基本通りの構えだが、この基本はおざなりに出来ない。
「……」
ぴくり、とヤマダの片眉がつり上がる。
しかし、そのままヤマダは動かない。
杖で歩くときのように地面つけて、湊弥の出方をうかがっている。
「……くっ」
どうした? かかってこないのか?
そんな風に誘っているようにも見えるヤマダの行為は、湊弥を責め立てる。
「まずは、一手っ!」
湊弥が杖を押し出すと、杖の先が弾丸のようにヤマダに向かって伸びる。
カッ!
木製の棒同士が打ち合う音が聞こえる。
「っ!? ふっ!」
気づいたら手から杖が飛びそうな衝撃が湊弥に伝わった。
即座に、したから来る攻撃に杖をくるり、と変化させて受け流す。
「わわわっ!」
しかし、そこで攻撃は終わらなかった。
まるで、蛇が変幻自在に動き回るように右に、左に、まるで複数の杖で攻撃されているかのような錯覚を湊弥は味わう。
湊弥は駆けつける前にあらかじめ対策を練っていた。
1つ、振り下ろしてきたなら手元を狙うようにして相手の杖を打つ。
1つ、振り下ろす杖を、自分の杖で上から叩く。
1つ、横払いなら杖を絡ませて勢いをそがせてから逃がす。
そして、これらが相手の隙を作ったら突きへと変化させる。
といった戦術である。
基本通りであれば、うまくいったであろうが、技量がものを言う世界である。
「しまったっ!」
やがて、全身に鈍い痛みが走り始めたころ、ついにヤマダの突きが綺麗に湊弥の手に決まり、カランと杖が落ちる。
ヤマダのその突きはうねるように変化し、そのまま湊弥ののど元に吸い込まれるか……に見えた。
「ただのカラスとなめんなよ! どりゃー! 山田の攻撃をくらえ、ヤマダ!!」
その声とともに袋のようなものがヤマダに降りかかる。
そして、パウダーのようなものが宙に舞った。
「っ」
よろめくヤマダ。
湊弥がはっと見れば、そこには、
山田 勘三郎
が変身したカラスがいた。
「!?」
「カーっ!」
カラスの鳴き声で、やかましく牽制をかける勘三郎。
ヤマダは驚いたように一歩後ずさる。
「隙あり!」
その一連の出来事の間に杖を拾った湊弥がヤマダに攻撃する。
ドコッ!
確かな手応えがあった。
「カァー?!」
「やったか!」
勘三郎と湊弥は無邪気に喜んだ。
「(にやり)」
「むっ?」
不適に笑うヤマダに最初に気づいたのは勘三郎であった。
ヤマダは法螺貝を口元に持って行き、吹く。
プォォォォォォォン!
「カァー?」
「しまった!」
勘三郎と湊弥は仲良く同時に風に吹き飛ばされる。
渦巻く風が刃となり、二人をずたずたに引き裂いていく。
ついでに、ヤマダの周辺を漂っていた唐辛子パウダーも一緒に戻ってくる。
「クェ?」
そのことに最初に気づいたのは、何を隠そう、その仕掛けを用意した勘三郎であった。
そしてそのままカラスの勘三郎と湊弥はエノコロ岬から海へと落下していった。
高低差があるので、ものすごい衝撃が襲いかかる。
「くっ、か、辛い!」
ついでに、ここまで仕掛けをしてから飛んでとなんやかんやで、空腹で変身が解けてしまった勘三郎……そして口に残るほのかな唐辛子が追撃を掛けて、そこに傷だらけの体も含んだ全身に海水である。
「ぎゃぁぁぁぁぁす!」
勘三郎の絶叫がエノコロ岬に響き渡ったのであった。
「しっかりするんだ! 大丈夫かい? ……そうでもないか」
湊弥は交戦を断念し、そのまま勘三郎を引っ張りながらどこか上陸できる場所を探したのであった。
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担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月27日
参加申し込みの期限
2014年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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