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『ノラネコ会』に、みんなあつまれ~っ!
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【ケイサツ? ドロボウ?】
「うんうん、みんな楽しんでるみたいだな!」
腕を組んでみんなの様子を見守りながら、
浅井 幸太
先生は、うんうん。満足そうにうなずきました。
昔ながらの遊びを、今の子供たちが、心から楽しんでくれるかどうか……なんて、先生にも少々、心配なところではあったのです。でも、笑顔で駆け回る子供たちを見ていたら、そんな懸念も、すっかり吹き飛んでしまった様子。
缶ケリのほうが一区切りついたところで、
「よーし! みんな、今度は『ケイドロ』で遊んでみようか!」
と、先生が一声かけますと。子供たちが目を輝かせて、わっと集まってきます。
ルールを説明してくれるのは、お手伝いの
神野 マキナ
です。
「さ、椎名さんも、ちゃんと聞いておいてね。それじゃみんな、説明するよー?」
「はーい、マキナおねえさん!」
椎名 あさひ
ににっこりと微笑み、マキナは説明を始めます。
子供の頃は男の子に混じって、元気良くそこらを駆けずり回っていたマキナ。ケイドロのような遊びにも精通して、大変詳しかったりするのです。
(あの頃を思い出すなぁ)
寄せられる子供たちの期待の眼差しを、彼女は、懐かしい思いで眺めます。
分かりやすく順序立てて説明してくれる、マキナの隣。補足を入れるのは、
李 小麗
です。
劉 瑞麗
の付き添いでやってきた彼女ですけれど、事前にきっちりと予習してきただけあり、ルールの把握はバッチリ……。
「……で、ケイサツはドロボウを捕まえたら、『牢屋』ってところに入れるのだ。牢屋はええと……た、確か、そう。どこでもいいから、みんなで決めるのだ!」
若干曖昧な部分もありますものの。まぁ、大丈夫!
小麗は、マキナや自分の説明に、他のみんなと一緒に瑞麗がこくり、うんうんと逐一うなずいているのを見て、ひとつ安堵。どうやらひとまず、同年代の子供たちの中に混ざることはできたようです。このままたくさんお友達が出来てくれれば、もちろん言うことはありません。
『ケイドロは、ドロケイ たんていごっこ たすけおに など、いろんなよびかたが、あるんですよ』
子供たちにも見えやすいようにと、
浅山 小淋
が大き目のスケッチブックに書き入れて提示してくれる情報も、大いに助かるものでした。
筆談を交えての会話に、始めは少し、驚いた子もいたようでしたけれど。穏やかで気遣いのできる小淋の人柄に触れれば、たちまち彼女は、優しいお姉さんとして人気者になってしまったようです。
「それじゃ、グループ分けと……牢屋の場所は、あそこがいいかな。目印に、こっちのお姉さんに立っていてもらおうか。後木さん、お願いできるかな?」
「おっけー任せるのだ~マキナちゃん!」
今日は、子供たちの飛び出し防止を重点的に担っている
後木 真央
。快くそれを引き受けると、牢屋と定めた鉄棒が並んでいるあたりへ、とててっと駆け寄ります。ここからなら、公園の出入り口や全体が一度に見回せて、ついでに楽しい真央ちゃんのこと。捕まってしまった子が退屈してしまうことも、きっと無いでしょう。
グループ分けのため、子供たちはジャンケンポン! ドロボウ、ケイサツにそれぞれ分かれると、
「足が遅くたって、はさみうちしたり、囮になったりして遊べるから、気にしなくていいのだ。みんな、いっぱい楽しむのだ~!」
『ケイドロ、スタートです!』
元気に両手を振る小麗と、小淋の掲げたスケッチブックを合図に、子供たちはさっそく、四方へと散っていきます。
「かけっこはとくいだもんね! おとこのこにだって、まけないよ!」
ドロボウ役となった
柚瀬 玲音
。マウンテンバイクを乗り回し、どこへだって出かけていくアクティブな彼女は、もちろん外で遊ぶのだって大好き!
どのくらい好きかと言いますと、楽しすぎて思わず帰りが遅くなってしまい、親御さんにはたびたび怒られてしまうくらいです……もっとも、それもあまり、応えている様子は無かったりするのですけれど。
ともかく、いつも元気! さばさばとしてボーイッシュなところが、玲音の魅力の一つ。そんなわけで、ケイドロでも玲音は全力疾走、その速さはまさに男の子顔負け、なのですけれど。
ががーっ! 玲音を追って、並んだ車輪の跡が、土の上に二本の線を引いていきます。
「むっふっふ~。いおりの相棒がいれば、楽勝だぜー!」
ケイサツとなった
野坂 庵
は、いつも愛用しているローラーシューズを履いての参戦!
背後から迫る意外な追っ手に、玲音も思わず。
「えーっ、そんなのアリー!?」
彼女のみならず、子供たちの間には、そんなご意見も少なからずありましたものの。が、そこは幸太先生の、鶴の一声!
「うーん、確かにスピードは出るけど、小回りは利かないからな。みんながケイサツなら、野坂はパトカーみたいなものだな!」
説得力、あるようなないような!? でもその響きがちょっぴり、子供たちには遊びへの楽しい味付けめいて聞こえたようで、みんなも納得です。
一応、気をつけるようにな? との一言を添えられながらも許可をいただけて、庵は晴れて思い切り、ががーっと公園内を疾走します。
「というわけで、思いっきりいくぜー!」
「よーし、ボクだって、まけないよ!」
いおりの目の前を、しゅた! しゅたしゅたしゅた! 玲音は自転車乗りで鍛えた足腰をフル回転し、公園の中を颯爽と駆け抜けていきます。その様は、
「あばよ~、とっつぁーん!」
「まてぇーっ!」
赤いジャケットを着た、どこかの大ドロボウを彷彿とさせる動き。実にノリノリです。
しゅたしゅた、ががーっ! 時に砂場の上を走り抜け、時に滑り台を登って降りて。ベンチを飛び越え、ジャングルジムをくぐり抜けて、白熱の追いかけっこがしばし続きます……が。
まだまだ体力にも余裕のある玲音ながら、ローラーシューズのスピードには、ちょっと敵わず。小回りを利かせて巧みに避けていたものの、やがて、
「つーかまーえ、たっ!」
「わ!?」
むぎゅっ!
大健闘の末、玲音はががーっと滑り込んだ庵に抱きつかれて、捕まってしまいました。
「あはは、つかまっちゃったー!」
「むふふー、かんねんしろー♪」
ぎゅーっ。抱きつき魔なところのある、スキンシップ好きな庵にむぎゅっとされながら、玲音は牢屋へと連行です。
「それにしても、玲音は足はやいなー! いおりと相棒から、あんなに逃げられるなんて」
「うんどう、とくいだよ! でも、キミのローラーシューズにはかなわなかったなー。ボクのMTBと、どっちがはやいかな?」
「おーっ、今度勝負しようぜー!」
歩きながらそう言って、二人は無邪気に笑い合いました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月14日
参加申し込みの期限
2014年10月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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