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怪人セブンの断罪
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【木曜日:放課後 ミステリ研部室 ミーティング・4】
この日、ミステリ研部室は人で溢れ返っていた。
昨日、桜庭から話を聞いた面子が、ミステリ研部員と顔合わせるために訪問している最中である。
「わ、わわ私! あ、あとでお茶菓子と紅茶、買い足してきますね……!」
勅使河原は大勢の来訪者へ持て成しにてんてこ舞いだ。
更には怪人セブンの捜査本部がある、という噂は校内にすぐに知れ渡り、独自に調査をしていた生徒たちが顔出してきたのだ。
東中居 陽二
もクラスで偽セブンの話題が頻繁に上っているのを知り、ミステリ研に顔出したクチである。
だが、その場にいた桜庭から真実を聞かされた東中居、ひどく狼狽し始める。
「爆弾!? マジかよ、それ!!」
「マジよ。下手に動けば、大勢の犠牲者が出かねないわ」
ブリジットの説明に、顔が引き攣る東中居。
「俺も、何か手伝えないか? 爆弾を探すとかさ!?」
「おーぅ、東中居後輩。だったら一緒に爆弾探さねぇか?」
ゆっくり部室へ入ってくる
屍 骸
と
志波 武道
。
「1人でこの島全部回るのはキツいぜー? ここは先輩たちがひと肌脱いじゃおうではないかー!」
笑顔のまま志波はシャツを脱ぎ捨ててポージング!
実にいい筋肉である。
「……なんで脱いだか分からないけど、ありがとう、先輩たち!」
屍と志波の手を握る東中居。
「おや、3人とも爆弾を探すのかな? ボクたちと目的が一緒だね?」
「人手が増えるのは願ったりだ。俺は
八神 修
。こっちはちくわだ」
「いや、デフォでその呼び名は違うからね!? ……こほん、ボクは
新井 すばる
だよ。よろしくね」
こうして【爆弾対応】班が結成された。
その時、腹筋を見せ付ける志波に対して冷笑を湛える
加瀬 礼二
がやって来た。
「何やってるんですか、志波先輩? ここには女性もいるんですから、すぐに服を来て下さいねぇ?」
「いや~ん、礼二くん! シリアスな空気を少しでも和ませようと頑張ったのに~!」
「……脱ぐ以外で和ませられないかな?」
オレンジブラウンの髪が鮮やかな
音海 なぎさ
が、加瀬の後ろで苦笑いを浮かべていた。
大事そうに救急鞄を抱える姿が印象的だ。
「加瀬くん、顔が怖いよ? みんな怖がっちゃう。 志波くんも、服着ないと風邪引くよ?」
音海の笑顔でのツッコミに、加瀬と志波、大人しく言う事を聞くのであった。
「あら、加瀬さん。そちらの方は?」
黒依が見慣れない人物へ見遣る。
「自己紹介が遅れたね。ボクは2年7組の
音海 なぎさ
だよ。昨日、星ヶ丘で偽セブンの噂を集めていたら、加瀬くんと出会ってね。協力関係を結ぶことにしたんだよ」
「そういうことですよ~。後ほど、朝海先輩やエレノアさん、稲場さんもこちらへ合流しますよ?」
そう言って目を細める加瀬。昨日だけでもかなりの数の知人に、情報を伝播していたようだ。
そこへ加瀬のスマホにメールが届く。
「おや、更に1名協力してくださる方が増えましたよ~。3年の吉祥寺先輩ですねぇ」
実は、以前からチャットルーム【ワースト】内で加瀬と吉祥寺は交流がある。
ワーストの中でも怪人セブンの話題は頻繁に出ていたため、行動のベクトルが似通った加瀬と吉祥寺は共に調査を行うことにしたのだ。
「礼二殿は顔が広いのう? 心強いぞよ!」
ニヤリと加瀬の顔を見上げる斉田。
「ねぇねぇー、このスレッドってさー、もしかして君達が立てたの?」
加瀬を見るなり、不躾に七緒がノートパソコンの画面を指差しながら尋ねてきた。
「昨日、急に立ち上がって妙な盛り上がり見せてるんだけどさー。星ヶ丘方面を調べてる君達の仕業だよね、コレ?」
気になった斉田もスレッドを検索してみる。
「ふむ、どれどれ? ――『自分が怪人セブンとか言ってる痛い奴www』? こっちは『星ヶ丘で超怒ってる人って誰?』とな?」
「前者はすっげー煽りが酷いんだけど。意図的にやってるのかな?」
「あら、ちょうどいいタイミングでしたね」
エレノア・エインズワース
が部室に到着。
稲場 舞
と
朝海 瑠歌
もほぼ同時に部室へ顔を出してきた。
彼女は『自分が怪人セブンとか言ってる痛い奴www』のスレッドを立ち上げ、挑発的な煽り文句で情報収集するとともに偽セブンをおびき寄せようと考えている。
「偽セブンはネコ島chを利用していましたし、何か引っかかってくれると。その為なら煽るのも当然ですわ」
「意外とえげつない!?」
七緒はすぐさまねこったーで<ウチの知人が頭良すぎて超、強い>と短文を発信した。
「私は『星ヶ丘で超怒ってる人って誰?』を立ててみましたわ」
朝海のスレッドの内容を見ると、最近ストリーミング生放送しているレディ・ウルフが運営側からアカウントを無期限停止されて激怒しているという書き込みが目に付くのあたりが目に付く。
「そのスレッド、朝海先輩が立てたんですね。私、このスレッドを見てから、ネットでレディ・ウルフにまつわる情報を漁れるだけ持ってきました。皆さんも見ますか?」
稲場は鞄からレジュメを取り出し、机の上に並べ始めた。
そこには、レディ・ウルフが四月初頭から放送してきた内容や、視聴者から寄せられた彼女の評価、彼女にまつわる噂話など、かなり詳しくまとめられていた。
『早速、この内容を記録させていただきますね』
浅山は記録用のスケッチブックにペンを走らせる。
「わらわもデータベースとして記録させてもらうぞよ。紙に出力して皆にも配ろう。なに、この部屋のプリンタの使用は既に届出済みじゃ」
斉田も集められた情報を次々に処理していく。
この積み重ねが捜査記録として補完されるのだ。
「お邪魔するんだよー。ここに来ればセブンくんの情報が貰えるって聞いたんだよー」
「真央ちゃんもお邪魔するのだ!」
三ヶ島 葵
と
後木 真央
も情報を求めてミステリ研へやって来た。
「後木くんから聞いたんだけど、桜庭くんはセブンくんと会ってるんだってねー? 手紙の内容も聞いたよー」
「真央ちゃんと葵ちゃんはシーサイドタウンを調べるのだ! ボヤ騒ぎのあったアウトレットも見てくるのだ!」
後木が元気よく宣言する。すると如月が顔を上げて2人を見遣る。
「なんだ……? 2人もシーサイドタウン方面を調査するのか……?」
「あ、庚ちゃん! 庚ちゃんも一緒にカキコ犯、探しに行こ?」
後木が如月を見るなり、子犬のように目を輝かせながら手を振ってきた。
それに如月は遠い目をしてしまう。
「後木……。前から言ってたが、俺に『ちゃん』付けで呼ぶのは止せ……」
だが、この抗議が何の役にも立たない事を如月は知っていた。
その証拠に……。
「うぅ? 庚、く、んぅー、やっぱり庚ちゃんって呼ぶのだー!」
全く悪びれない後木であった。
「……もう俺のことは好きに呼べ、後木。放課後、俺と勅使河原もシーサイドアウトレットと駅の周辺を聞き込みするつもりだった。同行するなら、好きにしろ」
「わーいっ! 頑張ろうー!おー!」
如月の誘いに、後木が意気込みながら拳を天高く突き上げた。
「如月くん、よろしく頼むんだよー」
「み、皆さん……! こ、こここちらこそ……っ、宜しく、お願いしますね……?」
三ヶ島と勅使河原も承諾し、これでシーサイドタウン方面の班が結成されることとなった。
「私は旧市街地を調べてみるわ。芹沢さんが昨日、情報を掴んだらしいの」
神野は芹沢からのメールを確認すると、【情報】班へ言伝する。
「もしかして、滝川 龍平のことかしら? 昨日、小山内さんから報告を受けているわ」
既に昨日の会合時に、互いの連絡先を交換しておいたのが功を奏した。
「まどかからも連絡受けているけど、かなり奇行が目立つそうよ。怪人セブンになりたい、とも言ってたらしいわ」
『旧市街地区の容疑者は、その滝川さんで間違いないようですね』
「セブンの言う3人の容疑者のうち、既に2人が割り出せそうじゃね? 楽勝じゃん!」
「まぁ、セブンもこの3人に目星を付けていたのじゃろうて。でなければ、手紙にあのような書き方はせぬぞ?」
浅山と七緒と斉田は会話をしつつも、一片の情報も漏らさず記録し続けていく。
「私はホワイトボードへ受け取った情報を付箋に書いて貼っていくわ。こうすれば、どの情報が未処理かひと目で分かるもの」
黒依の書記としての動きも、情報混線回避に一役買っている。
「屋敷野さん、あなたはどうする?」
ブリジットが尋ねると、屋敷野は加瀬へ軽く一礼する。
「加瀬君、私も星ヶ丘の調査に同行していいですかー?」
屋敷野も昨日からレディ・ウルフが怪しいのではないかと考えていた。
故に、同じ人物を追う加瀬たちと合流することを望んだ。
「いいですよ~、屋敷野さん。ミステリ研の部員さんが同行していただけると心強いですねぇ」
へらり、と加瀬は微笑んでこれを承諾。
屋敷野は思案する。
(八神君のプロファイリング通りならばー……、自己顕示欲の強い人ですよねー? そしてスレッドの書き込みの一人称が『私』……。女性? ヤッパリレディ・ウルフが怪しいですねー)
星ヶ丘方面の調査班もこれで結成された。
「うわっ、すごい人数だな!?」
桜井 ラッセル
もミステリ研部室へ情報収集しにやってきた。
彼はののこを守るべく、ミステリ研へ協力を申し出る役目を
橘 敦志
から買って出たのだ。
桜井はブリジットに事情を説明すると、快く承諾を得ることができた。
「失礼しまーす! ……こんなに大勢いるんだ!」
雨寺 凛
も情報を求めて部室に顔出した。
「メールマガジンの登録さえすれば、いつでも最新情報を確認できるわ」
ブリジットの説明を受け、早速登録をする雨寺。
「分かったよ! 私は被害を最小限度に抑えられるように動くよ!」
「ん、俺も了解。登録完了だ。橘先輩たちにも登録させておく。頑張ろな!」
ニカッと笑顔を見せる桜井。
「チーム編成はできたようね。タイムリミットの日曜日の15時まで、私たちの総力を結集してセブンを止めるわよ!」
ブリジットは椅子から立ち上がると、その場にいる全員へ声を張り上げる。
「でも、無茶だけはしないで。もれいびである私たちも、セブンの断罪対象なのよ。それは念頭に置いて、絶対に単独行動をとっちゃダメよ。もし私たちと同じ目的の人が単独で動いていたら仲間に誘ってあげて。全員、生きて来週の月曜日を迎えましょう」
この言葉に、嫌が応にも全員の表情が引き締まる。
言葉の綾ではなく、一歩間違えば命を落とすことになるからだ。
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推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月27日
参加申し込みの期限
2013年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月03日 11時00分
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