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【二限目】
結局、
御巫 時子
が教室に辿り着いたのは二限の始まる直前だった。
「なんとか二時間目には間に合いました……」
荒い息を整えながら、時子は安堵の息とともに席に着く。
程無く、二限担当の教師がやってきて、出欠確認もそこそこに授業を始めてしまう。
遅刻を咎められる気配はない。
時子が少しほっとしたそのときだった。
「ねぇ。遅刻なんて珍しいじゃん。何かあったの?」
「いえ、ちょっと寝坊してしまって」
隣の同級生の女の子の言葉に、時子は困ったように笑って答えた。
「ふーん? なんかあやしー」
同級生はニヤリと笑って、それ以上の追及はして来なかった。
「あー、でもあとで職員室には顔出しときなね。桐島っちが心配してたよ。あと五十嵐センセも」
「え……?」
時子は目を見開いた。
ほのかな恋心を抱く
五十嵐 尚輝
先生の名前に、心臓がどきりと揺れ動く。
そういえば、今日の一限目の担当は彼だった。
「……あの、尚輝先生、怒っておられませんでしたか?」
時子は不安げな表情で、そう訊ねた。
「うんにゃ。あの昼行燈が怒るわけないじゃん☆ あ、でも、心配はしてたねー。無断欠席するような子じゃないから、ちょっと心配だって」
「……っ」
時子は息を詰まらせた。
ぼけっとしてるようで、意外とちゃんと見てるんだよねーと彼女は笑った。
しかし、すでに時子はほとんど彼女の話は聞いていなかった。
(尚輝先生……)
はにかむように微笑んで、心の中で時子は彼の名前を呼ぶ。
わかっている。自分だけが特別というわけじゃない。
それでも、彼が自分のことを信頼し、心配してくれていた。
それが、ただ、時子には嬉しい。
(あとできちんと謝りに行きますね)
心の中で呟いて、時子は意識を授業モードへと切り替えた。
チリンとベルが鳴って、星ヶ丘の製菓用品専門店に一人の来客が訪れる。
「いらっしゃい……って、あれ、由貴奈ちゃん?」
店の従業員の女性の一人が馴染みの客である
壬生 由貴奈
の姿を認めて目を丸くした。
「こんな時間にどうしたの、学校は?」
「ふふ、ちょっとねぇ」
答えになっていない答えと微笑で返事をし、由貴奈はさっそく店内の物色を始める。
「まったく、もう。由貴奈ちゃんは相変わらず自由人ねぇ」
女性店員も困ったように笑うだけで、特に由貴奈を咎めだてたりはしない。
「褒め言葉として受け取っておくわぁ。あ、いつもの小麦粉と茶葉、用意してくれる?」
「はいはい。あ、頼まれていた紅茶、入ってるわよ?」
「え、マジで? じゃ、それもちょーだい。あと、あれとそれとこれもね」
「はーい。お買い上げありがとうございまーす」
女性店員が奥から用意してきたそれらをレジスターに通すと、貧乏学生なら目玉が飛び出そうな金額が次々と液晶画面に表示されていく。
由貴奈はさしてためらう様子もなく、財布から数枚の札を出して店員に手渡した。
彼女はいろいろあって金銭的には結構な余裕があるのだった。
「はい、いつもありがとうね。で、学校はどうするの?」
オシャレな紙袋に商品をまとめて由貴奈に手渡しつつ、女性店員はいたずらっぽく微笑む
「そうねぇ。せっかくだから今からでも顔出して、みんなに新作クッキーでもお披露目しよっかなぁ」
「あら、羨ましい。私もご一緒させてほしいくらいだわ。でも、そんなもの持って堂々と遅刻して行ったら先生に叱られるんじゃない?」
「あ、それもそっか。いや、でも、だいじょうぶ。買ってきた紅茶を淹れてあげれば、先生達もきっと許してくれるよ」
由貴奈は大胆不敵に頷いて笑い、また来た道を戻って、サボタージュから華麗なUターンを果たすのであった。
如月 庚
は猫鳴館にある四畳半の自室で、目を覚ました。
スマホで時間を確かめる。
思わず目を見張った。
「……やべぇ、10時過ぎてるじゃねぇか……うわぁ……やっちまったよ、オイ……」
目を覆った。
庚はスマホを放り出して、無言のままごろんと寝返りを打つ。
しばし黙考。
そして、
「もういいか、今日は」
わりと投げやりにそう結論を出し、庚はサボりを決意した。学校には風邪を引いたとでも伝えておくことにする。
「じゃあ今日はどうっすっかな……」
このまま二度寝するのは決定事項として、その後はどう過ごしたものか?
「さすがに昼過ぎには起きねぇとな……。で、昼飯は旧市街でテキトーに済ますか……。んで、あとは食事の買い出ししてとっとと帰ぇるっと……決まりだな」
庚は一日のスケジュールを脳内で組み立てると、再びまどろみの中に意識を沈めた。
その頃。落神神社。
(どうか先生やお巡りさんに見つかったりしませんように……)
猫島 寝太郎
はポケットから取り出したニボシを備え、手を合わせて真剣にお祈りをしていた。
(随分と真剣だな。何を祈ってるんだ?)
御剣 刀
はそんな寝太郎の背中を見て、小さく首を傾げた。
(俺は落神がののこだと思うと、どうにも真面目にお祈りする気にはなれないんだよな……)
刀はそんなことを考えつつ、周囲の気配に気を配る。、
「ごめん、待たせちゃったね」
「いや。それじゃあ行くか」
「うん」
二人は頷き合い、神社の鳥居をくぐって九夜山の方へ向かって歩きだした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月29日
参加申し込みの期限
2014年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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