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【休憩時間(1)】
その日、
酒浸 朱蘭
は、ある悩みから制服にも着替えずに私服の和服姿のままでふらふら公園にやってきてしまっていた。
「ああ、本当にサボっちゃったよ……」
ベンチにすとんと腰を下ろして、深いため息をついた。
時計を見る。すでに一限は終わっている時間だった。
酔った勢いで決行したサボりだったが、だんだんと自分のしでかしたことが不安になってくる。
「とりあえず飲むか」
彼女は「ろっこん」、《似非バッカスの施し》でつくった酔える液体を手にぽつりと呟いた。
ちびちびとその液体を飲みながら、朱蘭は将来のことについて考える。
彼女は将来、酒に関する仕事に就きたいと思っていた。
だが、彼女は致命的なぐらい酒に弱かった。
(こうやって酔っぱらいまくってたら、いつか酒に強くなれると思ってたんだけどなー)
あれこれ試してみたが、いまのところ目立った成果は得られていない。
「はー。あたしってこのままで将来の夢を叶えられんのかな?」
朱蘭が深々と溜め息を吐いた、そのときだった。
「ありゃ? リスだ。めずらしい」
彼女は、自分のすぐそばに一匹の可愛らしいリスの姿を見つけたのだった。
さて、時間は少し遡る。
酒浸 朱蘭
が公園にやってくるその少し前。
「はわ~、小春日和の日差しが気持ちいいよぉ~」
鎌倉から戻ってきた
春山 小枝
は温かな小春の陽に誘われるようにして、ふらふらと公園にやってきていた。
「もう遅刻確定だし、日差しは気持ち良くて眠いし――もういいや、サボっちゃおっと」
小枝はそう決意するやいなや、小枝は心地よい秋の空気を胸一杯に吸い込み、手近な日向に寝ころんだ。
そして、
「すぅすぅ」
やがていつものように小枝はすやすやと眠り始め、彼女の「ろっこん」《ちいさきもののゆめ》が発動――彼女は無自覚のままに手近にいたリスに意識が乗り移ってしまったのであった。
そして、
酒浸 朱蘭
はリスの姿の
春山 小枝
を発見したのだった。
もっとも、先に朱蘭を発見したのはリスの姿の小枝の方であった。
(んっふっふー。秋の風が気持ちいいなぁー)
そのとき、小枝は、夢の中にいるような気分で、リスの姿のまま公園を散策していた。
(あれ? 朱蘭ちゃんだぁ。どうしたのかなぁ)
そして、そこでいつになく塞ぎ込んでいる朱蘭に気づき、とことこ近づいていったのである。
もちろん朱蘭はそれが小枝だなどとは気づかない。
「なー、お前はどう思う? あたし、このままで将来の夢を叶えられんのかなー?」
朱蘭はぼんやりとリス(小枝)に問いかける。
「これじゃあ仕事をサボって、酒に逃げているのと変わんないよなー……」
いつも元気な朱蘭の塞ぎがちな様子に小枝は驚いていた。
(大丈夫だよぉ。朱蘭ちゃんが酔っぱらってるのは将来の夢のためだって、私知ってるもん。皆だって知ってるし、すっごく応援もしてるよぉ?)
だから、小枝はリスの姿のままくるくる動きまわって必死で彼女を慰めようとする。
《ちいさきもののゆめ》の発動中は乗り移った動物にできることしかできない。
リスの姿の小枝は人間の言葉を話すことができないのだ。
そのことがひどくもどかしい。
だが。
「あはっ。そうかー。ありがとうなー。おまえ、いいやつだなー」
小枝の懸命の想いが伝わったのか、朱蘭の表情にいくぶん笑みが戻った。
そのことに小枝はとてもホッとする。
そして、
「よし、やめだやめだっ! こんな湿っぽいのはあたしらしくないよな! よし、宴会だ宴会! ほれ、飲め飲め!」
立ち直った朱蘭が酔える水を勧めてくる。
(うにゅ? 朱蘭ちゃん、酔ってる? むむ、よ~し、じゃあ私も飲んじゃうよ!)
小枝は意を決し、ペットボトルの蓋に注がれた酔える水を一気に呷る。
「お! いい飲みっぷり! よーし、あたしもっ!」
つられて、朱蘭も一気に液体を呷る。
そして、
『ふにゅうう~~~』
二人はほとんど同時に目をまわし、その場でばたりと倒れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月29日
参加申し込みの期限
2014年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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