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月夜に囚われし姫君を救え
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起:火蓋が切られる、その前は
月光の満ちる、透明なドーム。そこへ召還された者たちの多くは、突然の事に驚いているようだった。
「なっ、何事だ?!」
夕食にうどんを食べようとしていた
御剣 刀
は突然の事にきょとん、となった。周りには同じように召還された者たちがおり、前には1頭の大きな白い虎がいる。
「あれは……小日向女史ではないか!?」
そう言ったのはレスラーのような覆面とボクサーパンツ姿のリア充=スレイヤー(正体が
日野 舞斗
君なのは内緒だぞ!)。彼は大きな鳥篭にいる寝子高の写真技術担当教諭、
小日向 つばめ
の姿を目撃した。つばめは、普段とは違い華やかな衣装を纏っている。
(綺麗)
内心でそう呟くのは、少し離れたところで見ていた
桜 月
。彼女はつばめが纏っている衣服が気になるのか、熱心に見ていた。
(……?)
月が良く見ていると、鳥篭の傍に
呉井 陽太
がいる。彼はつばめになにやら話しかけているようだ。陽太が鳥篭へ触れようとすると音を立てて火花が散る。
「さて、どうしよう……。というより、どうなっているんだ?」
陽太が不思議そうに首をかしげていると、何かのけはいを覚えた。その方向を見ると、白い虎が3頭姿を現した。一気に空気が張り詰める。後ろを見ると他にも呼び出されたのだろう人々があたりをきょろきょろしている。
その時、彼は確かに聞いた。若い男の声を。
――君たちだね。つばめ姫をとりもどしに来たのは。
その言葉に多くの者たちが目を丸くしている中、「あれ?」と声を上げたのは
サキリ・デイジーカッター
だった。彼の視線の先では、1頭の虎が音もなく白い髪の青年へと姿を変えた。着物のような豪奢な衣を纏った青年は、静かに微笑む。
「我が名は、白鋼。異界の月の王だ。私は、命を救ってくれたつばめ姫と祝言を挙げるべくここへ来た」
「しゅ、祝言……だと?!」
その言葉に、リア充=スレイヤーの表情が強張る。白鋼とつばめを交互に見、ぼうっ、と眼に炎が灯る!
「私は、まだやりたい事があるし……学校の先生としてのお仕事も楽しいって思っているの! それに、私は白鋼君の事を良く知らないし……」
つばめは珍しくおろおろした様子でそういうも、リア充=スレイヤーに灯ったほの暗い炎は消えてはいない。
(何ぃ! 月の王の花嫁だと……? 命の恩人として結婚? そこのイケメンと……?)
次の瞬間、覆面姿のリア充=スレイヤーは高らかに叫んだ!
「貴様らどこの異世界恋愛小説の住人だ?! よし、撲滅だ! 貴様等は俺の怒りに触れたぁあああっ!」
無駄にびしっ、とかっこいいポーズを決める
舞斗
リア充=スレイヤー。その叫びに対し、白鋼は僅かに目を細めた。
「貴様ら……? ほぉ、そなたは、つばめ姫に危害を加えるというのか?」
僅かに低くなった声。僅かにざわつき、いつの間にか2頭の虎が唸りを上げて威嚇していた。
「そんなに熱くなるな」
サキリがため息目じりに言う。確かに急な決闘には驚いたものの、つばめを助ける為だ。是非などない。
「センセの意向を無視してる時点でダメダロもぉ~!」
そう言ったのは眼鏡を正した
志波 武道
。彼は「自己満足でしかないぞっ☆」とおどけながらも、つばめをいかに助けようかと考察を重ねる。多くの人々の眼差しを受けつつ、白鋼はその衣を戦いに向いたスタイリッシュな物へと変え、周りの者を見渡した。
そこで中学生にしては大人びて見える
新江 天懸
が口を開き問いかける。
「どこから来たのかわかんねえが、俺もここにいるみんなもこうやっていきなり人間さらって何かするってのに慣れてねえんだわ。よかったら経緯教えてくれねぇか?」
彼の白鋼は不思議そうな顔をしつつも静かに答える。
「花嫁を迎える儀式として、花婿は花嫁の親族や所属する集落の武人と戦い、力を示す。そなた達は、つばめ姫の親族や姫が属する集落の武人ではないのか?」
その問いかけに、きょとん、とする者と笑みを強めるものと大きく分かれる。白鋼はここにいる者たちが自分の意思できたと思っているらしい。
「それじゃあ、俺たちがここへ呼ばれたのとお前は関係がないのか?」
刀が不思議そうに問いかけ、白鋼は肯く。武道は眼鏡をかけなおし、少しおどけて見せる。
「んー? それじゃあ何らかの力が働いて呼ばれたのカナー? お兄さんちょっとびっくり~♪ でも、やる事は変わらないヨ?」
傍らの刀と肯きあう武道。彼らの会話を聞いたうえで漸く理解できた天懸は、僅かに笑う。
「状況は大体整理できたけどよ、わりーな。ここじゃ人間が人間同士話し合って仲良くなってから結ばれるんだ」
彼はつばめの不安げな様子と白鋼が僅かに戸惑ったのを見逃さず、しっかりと彼の目を見ていった。
「あんたさ、命を助けてくれたお姫様を困らせてるようだぜ?」
その傍らでぼんやりと考えている者がいた。白い髪が目立つ
宇崎 宙太郎
だった。彼はあたりを見渡し、ドームの壁へと近寄る。
(ひえー、こりゃすごい。これって、出口無いのかよ?)
ドームの壁にかるく触れたり、地面を踏んでみて固さを見、はた、と気づく。
(これ、透明でめちゃくちゃ広いけど……『扉も窓もない密室内』ってことだよな?)
そう、このドームは『密室』なのだ。宙太郎は思わず口元が綻ぶ。彼が持つろっこん『マーチヘア オン ムーン』は、まさにこう言う場所で発動するのだ。
試しにぽん、と跳ねればふわり、と浮き上がる。
「おっ、いける?」
思わず呟き、天井まで上がれば隅々まで見渡せる。普段部屋の中で飛び回るのとは大違いだ。
(うわぁ! これはいいぜ! あの月の王子様に感謝だ!)
とは言え、戦いを忘れてはいけない。自分に目が行っていないのを確認し、そっと着地する宙太郎だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月02日
参加申し込みの期限
2015年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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