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月夜に囚われし姫君を救え
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白鋼と名乗った若者と、2頭の虎。そして、寝子島の住人たちが戦い始めた。その様子に、月は静かにため息をつく。
(これはさすがに放っておけないかな。……色々と怖いけど仕方ない)
彼女は月の光に落ちた自分の影を見、『出ろ』と強く念じた。すると、ふわり、と月の傍に起き上がる影。放つけはいは、何ともいえないおぞましいモノ。月のろっこん『月影の死神(グリムリーパー)』によるものだ。
「いこう」
月は手を伸ばし、肯く。
白鋼と戦っている者たちから少し離れた場所。そこで白虎2頭を相手にしようと、天懸と真央が身構えていた。
(喧嘩はした事があるけどよ、格闘はねぇ。ここはこいつらをどうにかするか。ボールならあるが……)
真剣に考察を重ねる天懸の傍らで、真央は回復要因として待機している美咲紀にぶんぶんと手を振って笑う。
「美咲紀ちゃ~ん! あとで治療ヨロなのだ♪ 巨猫さまのためなら腕の1、2本とか、全身ずる剥けもバッチ来いなのだ!」
「バカ言うな。それどころじゃすまねぇぞ」
「いいのだ。一撃でお陀仏以外なら気にしないのだ」
「真央ちゃん生き急いでるのです!?」
きっぱり言い放つ真央に呆れる天懸。様子を見ていた美咲紀は涙目ではらはらしていたが、そこへ修がやってくる。
「あの檻を、もう一度分解する。小日向先生を連れてくるから保護を」
「わかりました」
「そういう事ならお兄さんはこっちにいこっかなー」
彼らの会話を聞いた武道は眼鏡を正すと修の肩をぽん、と叩く。
「多分、彼らが気づいたら迎えに行こうとする。どうにか気を引けるかやってみるヨ」
「ありがとうございます」
武道の申し出に頭を下げ、修は走る。待機中の蛇那伊は「気をつけてね」と二人の背中に呼びかけ、静かに気を練り上げる。
だが、修に立ちふさがろうと、1頭の虎が動く。これには武道も「えっ?」と思わず声を上げた。あの鳥篭は触れると弾かれる。だのに、である。
「そこをどいてくれ」
修の呼びかけに、虎は応じない。言葉が分かっているのかのようにじりじりと歩み寄る。先ほど鳥篭に触れた姿を見られたのだろうか?
『壊させませぬ』
「先生を助ける為だ」
修がふざけるな、と言うよりも早く虎の爪が襲い掛かる。武道が引っ張ってくれたお陰で傷を負わなかったものの、かなり危ない。
『あれは我らの戦いから姫君の御身を守るための物にございますのに』
2人の脳裏に直接刺さる声。初老と思わしき声からこちらが透なのだろう。
「小日向先生を守るもの……?」
修の言葉に透は静かに肯き、グルルル、と僅かに唸った。修は懐に手を入れて警戒する。彼は、またたびの枝を確認すると一か八か、投げてみる事にした。
「甘い」
気づいたとき、リア充=スレイアーの後ろで鈍い音がした。刀と白鋼が組み合っている。再び懐にもぐりこんだ刀の一撃を白鋼は掌底で受けたのだが、それにしてはやけに音が大きい。
(このぐらい、なんともない)
鈍痛が骨を伝い全身に広がるも、急にそれが抜けた。瞬間移動したサキリが白鋼を蹴ったのだ。黒耀石が月光に煌き、サキリへと振るわれる。避けられるはずの一撃。だが、彼の目の前でぐぅん、と腕が伸びその峰で強打される!
「なっ……?!」
辛うじて庇うものの、鈍い痛みが腕を走る。骨は折れていないが結構痛い。そして、また人影を覚えたのか避ければくっくっくっ、と人をくったような笑い声。白鋼側についた瓢が、スコップを手に襲い掛かったのである。
「邪魔はさせないよぉい!」
「骨削、また余計な事考えてるだろ」
刀が追い払うように蹴るものの、ひょいっ、と瓢は舞い上がる。楽しげに笑いながら瓢は
「どうだろうねぇぃ? あっしは純粋に白鋼殿と小日向先生の結婚を祝いたいだけさね」
というが、よく騒動で会っている気がする刀からしてみればろくな事を考えていないのでは、と勘ぐるのも自然な事だろう。
「ヒサゴ殿、下がれ」
ふと聞こえた声。瓢が避けたと同時に放たれる青白い光。僅かに反応が遅れた刀の前髪を掠め、白く霜を纏わせる。延長線上にいた円が中華鍋で光線から身を庇う。
しかし、そこで白鋼は何かに気づく。自分の背中に何かつけられたような感じがするのだ。それに気をとられた隙に再び此方から攻撃される。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月02日
参加申し込みの期限
2015年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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