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壊しておくれ、誠を帯びしこの身をどうか
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尾鎌 蛇那伊
の場合
全身が異様に火照るのを、蛇那伊は感じていた。
目の前に並んだ、二人の新選組隊士。どちらも良い顔をしている。男の子にしては可愛い感じ。体つきも、筋肉がありながらも締まっていて、抱き心地の良さそうな感じ。
できるのなら、別の形で戯れたいほどだ。しかしこの状況では仕方ない。惜しいけれど、この手でいかせるしかない。
「藤堂さんと言ったっけ? 怪我したくなかったら、アタシのそばは離れないほうがいいわよ」
隣にいる少女、
藤堂 月乃
に声をかける。自分とは違って華奢な彼女は、その手に鞘がついたままの刀を握っている。
「大丈夫。飴玉がある限りは、私も戦えるから」
「そう。なら、そっちの一人は任せようかしら。できるのなら、二人ともアタシが相手をしたいところだけどね」
「うん、任せて」
月乃は飴をなめている間、身体能力が高くなるというろっこんを持っているらしい。どの程度かは知らないが、本人が言うのなら大丈夫だろう。
「さて、じゃあ始めましょうか、お兄さんたち。どこから攻めてほしい? ちなみにアタシはどこからでもオーケーよ」
「気色の悪い奴め……こんな不逞浪士は初めて見るぞ……」
「あら、失礼ね。それにアタシは不逞浪士なんかじゃないわよ。これでもまだ保護されるべき子供なんだから」
「貴様のような子供がいてたまるか……!」
「ふふ、体だけ見て判断しちゃ駄目よ。それともあなたは、体だけを求める種類の男なのかしら?」
「この……! そのへらず口、閉じさせてやる!」
言葉の終わりで、敵が踏み込んできた。そして、斜め上からの斬り下ろしがくる。
斬撃が届く前に、蛇那伊は一歩後ろに下がった。相手の踏み込みは浅く、それだけの動きだけでかわせると判断したからだった。
相手はそのまま斬り下ろしてくる。案の定、刃は空を切った。しかし間髪いれず、今度は斬り上げてくる。
それは予測できた動きだった。相手の筋肉の動き、重心の移動、そして視線の向きが斬り上げだけを示していたから。
今度は、横に一歩ずれる。相変わらず、敵の踏み込みが浅いのだ。
そして再び、刀は空を切る。
「ちっ……!」
相手が刀を構え直す。しかし、それ以上の時間は与えなかった。
「がふっ……」
みぞおち。懐に入ると同時に、思いきり拳を叩きこんだ。
相手の体から力が抜けるのがわかり、そのまま地面に倒れ込む。そして全身が倒れ伏すのと同時に、消えた。
「……拍子抜けねぇ。間合いの取り方、掴み方が全然なってないじゃない」
新選組というからには、もっとギリギリの戦いを想像していたのに。もしかしたら今のは実戦経験のない隊士だったのだろうか。
ふと近くから、キン、という甲高い音が聞こえた。見ると、月乃が敵の刀を鍔元で受け止めているところだった。そのまま押し合いになる。
今なら隙をつける、と思って動こうとした瞬間、月乃が押し勝ち、敵の体勢が大きく崩れた。それを見逃さず、月乃が鞘がついたままの刀を素早く、敵の腹に二度ほど打ちつける。
それから月乃は敵から離れ、よろめきながら敵が放った再びの斬撃を、また鍔元で受け止めた。そして同じく押し返すと、腹の同じ個所をまた二度打った。
「がはっ……!」
敵がさらによろめく。大きなよろめきかたで、そのまま体が倒れ、消えた。
「なかなかやるじゃないの。見事なヒットアンドアウェイね」
「うん。なんか意外と、すんなり勝てちゃった」
「この二人は弱い隊士だったのかしらね。他もこんな感じなら、結構楽に終わりそうだけれど」
「どうだろう……さすがに」
「尾鎌、藤堂」
ふと背後から名前を呼ばれ、そちらに顔を向けると、見知った友人の顔が見えた。
「あら、刀ちゃん」
御剣 刀
がこっちに駆け寄ってきていた。その隣には
橘 千歳
もいる。
「敵は見つけたか?」
「ええ、二人見つけたわ。ちょうど今、あたしたちで倒したところよ」
「そうか。俺たちも一人見つけた。でもこれ以上は、この庭にはもういないようだな」
「じゃあ今から、全員であそこにある一番大きな屋敷にでも」
「人の庭で、ずいぶん堂々と物騒な話してくれてるじゃねえか」
いきなり別の声が聞こえてきて、出した言葉が途切れる。
目を向けると、建物の陰から誰かが出てくるのが見えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
北見直弥
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月10日
参加申し込みの期限
2014年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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