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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
秋葉原に行こう！
（へぇ、ここが……）
灰色の目で辺りを見渡し、ガイドブックを片手に散策しているのは天之川 麗仁。彼は話題によく上がっている秋葉原に以前から興味を持ち、気分転換もかねてやって来たのだ。
「さて、どこから行こうかな」
そういいながらベンチに腰掛けてガイドブックをめくる。確かにサブカルチャーに通じる物が多いこの街ではあるがグルメもなかなかいけるらしい。電気街も漫画・アニメ関連の店も、メイド喫茶も気になる所だが……。
「ん？」
そんな彼が顔を上げると、少し目つきが鋭い少年が地図を片手に歩いている。どうやらお店を探しているらしい。
（道路が広いな。日曜になるとあの道路が歩行者天国になるんだろう？ なんというか、すごいな）
御剣 刀は今回とあるお店へ行こうと思いここを訪れたのだが、上手く見つけることが出来ず苦労していた。その為、先ほどから地図を見ながら歩いているのだが……。
「どうしたんだい？」
気になって麗仁が声をかけると、刀は苦笑して地図を見せた。そこには目的の店の名前が書かれているが目立ちにくい場所にあるようだ。
「ちょっとこの店に行こうとおもってな。けれども中々見つからなくて」
麗仁はガイドブックをチェックしつつ、時間もあるので一緒に店を探す事に。２人で暫くの間うろちょろしていると、やっとの事で見つける事が出来た。そこは模造刀や武器になりそうなものを取り揃えたお店であり、とてもわかりづらい場所にあった。因みに目印は提灯である（それは解りにくい筈だ）。
「やっと見つかった。一緒に探してくれてありがとう」
刀が礼を述べると、麗仁は照れながら「どういたしまして」と答える。
「大きな店が並んでいる後ろに小さな店が犇めき合っていて結構解りづらいな」
「へぇ、君、武器に興味があるの？」
町の感想を漏らす刀に、麗仁が問いかける。刀は楽しげに肯きながらわくわくした様子で
「何と言ったらいいか解らないけどさ。男だからかな、なんか興味がわいてさ」
刀はそういいながら、一緒に行くかと問う。麗仁は少し考え、一緒に行く事にした。
二人は早速入店し、お店に並ぶ武具の数々に息を飲んだ。その中でも特に目を引いたのは模造刀のコーナーだろうか？ 目を輝かせた刀は様々な武具をゆっくり見ていきながら感嘆の息を漏らした。
（いくらぐらいだろう？）
欲しいな、と思った商品の値段をそれとなくチェックした刀は、その中々な値段にこめかみをぽりぽりと書く。
「うーん、けっこういい値段だね」
居合をする麗仁もまたその刀の値段を見、傍らの刀と顔を見合わせて苦笑しあう。
（流石に、手が届かない……か）
まだまだ高校生の身。今の自分が持つ財布では厳しい現実に、２人は苦笑しつつ他の武具も見てみようと店の奥へと向かうのだった。因みにあまりにもでかすぎる剣（非売品）を見つけたときは思わず揃って噴出しそうになった事を付け加えておく。
とまぁ、色々あったが刀なりにいいひと時になったらしい。その様子に麗仁も店探しを手伝ってよかった、と心から思う。２人は店員さんに質問してみたりしているうちに、ひのきで出来た棍棒っぽい物とか紹介されたりしたそうだ。
その頃、別の場所では和服姿の御巫 時子が荷物を持ってにこやかに歩く桜庭 円と偶然にも遭遇していた。時子は車で秋葉原まで送ってもらった所までは良いが、道がよく解らなかった。そこで鳥に聞こうかと探していたところ、神田町からやってきた円が通りかかったのである。
円が古本屋で買った純文学の本について話し、時子が興味をもって聞いていると……、見覚えのあるような女性がそこにいた。
「あれ？ メイ先生じゃないかな？」
「まぁ……。声をかけてみましょうか……」
２人が声をかけてみると、散策に来ていた瓜山 メイは笑顔で２人に肯いた。偶然会った２人に彼女は優しい眼差しを向ける。
「円さん、時子さん。今日はお買い物ですか？」
「はいっ。ちょっと買いたい物があって」
「私は……、散策で……」
円も時子もよかったらメイと一緒に散策したい、と思っていた。その申し出にメイは、僅かにはにかんだような笑顔になる。少し話し合った後、３人は近くにあった漫画やアニメ関連のグッツがあるお店へと入った。
灰色の目で辺りを見渡し、ガイドブックを片手に散策しているのは天之川 麗仁。彼は話題によく上がっている秋葉原に以前から興味を持ち、気分転換もかねてやって来たのだ。
「さて、どこから行こうかな」
そういいながらベンチに腰掛けてガイドブックをめくる。確かにサブカルチャーに通じる物が多いこの街ではあるがグルメもなかなかいけるらしい。電気街も漫画・アニメ関連の店も、メイド喫茶も気になる所だが……。
「ん？」
そんな彼が顔を上げると、少し目つきが鋭い少年が地図を片手に歩いている。どうやらお店を探しているらしい。
（道路が広いな。日曜になるとあの道路が歩行者天国になるんだろう？ なんというか、すごいな）
御剣 刀は今回とあるお店へ行こうと思いここを訪れたのだが、上手く見つけることが出来ず苦労していた。その為、先ほどから地図を見ながら歩いているのだが……。
「どうしたんだい？」
気になって麗仁が声をかけると、刀は苦笑して地図を見せた。そこには目的の店の名前が書かれているが目立ちにくい場所にあるようだ。
「ちょっとこの店に行こうとおもってな。けれども中々見つからなくて」
麗仁はガイドブックをチェックしつつ、時間もあるので一緒に店を探す事に。２人で暫くの間うろちょろしていると、やっとの事で見つける事が出来た。そこは模造刀や武器になりそうなものを取り揃えたお店であり、とてもわかりづらい場所にあった。因みに目印は提灯である（それは解りにくい筈だ）。
「やっと見つかった。一緒に探してくれてありがとう」
刀が礼を述べると、麗仁は照れながら「どういたしまして」と答える。
「大きな店が並んでいる後ろに小さな店が犇めき合っていて結構解りづらいな」
「へぇ、君、武器に興味があるの？」
町の感想を漏らす刀に、麗仁が問いかける。刀は楽しげに肯きながらわくわくした様子で
「何と言ったらいいか解らないけどさ。男だからかな、なんか興味がわいてさ」
刀はそういいながら、一緒に行くかと問う。麗仁は少し考え、一緒に行く事にした。
二人は早速入店し、お店に並ぶ武具の数々に息を飲んだ。その中でも特に目を引いたのは模造刀のコーナーだろうか？ 目を輝かせた刀は様々な武具をゆっくり見ていきながら感嘆の息を漏らした。
（いくらぐらいだろう？）
欲しいな、と思った商品の値段をそれとなくチェックした刀は、その中々な値段にこめかみをぽりぽりと書く。
「うーん、けっこういい値段だね」
居合をする麗仁もまたその刀の値段を見、傍らの刀と顔を見合わせて苦笑しあう。
（流石に、手が届かない……か）
まだまだ高校生の身。今の自分が持つ財布では厳しい現実に、２人は苦笑しつつ他の武具も見てみようと店の奥へと向かうのだった。因みにあまりにもでかすぎる剣（非売品）を見つけたときは思わず揃って噴出しそうになった事を付け加えておく。
とまぁ、色々あったが刀なりにいいひと時になったらしい。その様子に麗仁も店探しを手伝ってよかった、と心から思う。２人は店員さんに質問してみたりしているうちに、ひのきで出来た棍棒っぽい物とか紹介されたりしたそうだ。
その頃、別の場所では和服姿の御巫 時子が荷物を持ってにこやかに歩く桜庭 円と偶然にも遭遇していた。時子は車で秋葉原まで送ってもらった所までは良いが、道がよく解らなかった。そこで鳥に聞こうかと探していたところ、神田町からやってきた円が通りかかったのである。
円が古本屋で買った純文学の本について話し、時子が興味をもって聞いていると……、見覚えのあるような女性がそこにいた。
「あれ？ メイ先生じゃないかな？」
「まぁ……。声をかけてみましょうか……」
２人が声をかけてみると、散策に来ていた瓜山 メイは笑顔で２人に肯いた。偶然会った２人に彼女は優しい眼差しを向ける。
「円さん、時子さん。今日はお買い物ですか？」
「はいっ。ちょっと買いたい物があって」
「私は……、散策で……」
円も時子もよかったらメイと一緒に散策したい、と思っていた。その申し出にメイは、僅かにはにかんだような笑顔になる。少し話し合った後、３人は近くにあった漫画やアニメ関連のグッツがあるお店へと入った。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年02月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年03月02日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2015年03月02日 11時00分
