this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
残暑見舞いを、あの人に
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
●ハガキの川流れ●
【猫又川〜桜川〜桜花寮】
「マタ神魂カ! そして48円切手! シバか!!」
そして
志波 武道
もまた、旧市街の下宿先から、ののこの住む桜花寮へと向かっていた。彼の48円切手は、プールにいる武道とキュートなカワウソの図柄だ。
ところが、この黒ブーメランを履いたカワウソが曲者で……
「やっと旧市街からダッシュツゥ〜!
ハガキだと遠い! 桜花寮でも超遠い!!
って、おっきな川があるじゃなぁいこれは脱がね……」
『ピキュ!(バシーン!)』
「ハブッ! ってハリセンやめてぇ、超やめてぇ〜!!」
いつものノリでひとボケするたんびに、ツッコミ担当の相棒に、しばかれまくっているのである。
「君はカワウソに志波かれた回数を覚えているか……俺は忘れた……(遠い目)」
「こんにちは。まあ、武道さんも切手なんですね……」
そこにどんぶらこと川上から流されてきたのは、同様にハガキになった
御巫 時子
だ。
「やっドーモドーモ、こんな姿になってもイエッス俺ブドー☆
Σ って、えええええっ!? 時子ちゃんナニ流されてるノォ!」
『ぴきゅ!(スパァーン)』
「ハァイがんばってお助けしまぁす!」
川に飛び込み、達者なカワウソ泳ぎで時子を救出する武道。ところがこのハガキ時子、べつに川で溺れて困っていたわけではなかった。
「紹介しますね。私のお供をしてもらってます、切手のサンマさんです……」
『サンサ〜ン!(やるぜやるぜ俺はやるぜ)』
青い空をかっこよく飛ぶ図柄の、記念切手のサンマさんが、時子の隣りでポーズをキメる。このスタンプアニマル・サンマさんの力で川を泳いで、時子もまた桜花寮を目指していたのだ。
「って時子ちゃんも、ののこちゃん宛てか!
でも水にぬれたら、ハガキ読めなくなっちゃう!」
「油性インクで書いたので、少しなら滲みにくいと思います……」
「その手がアッタカ! そーいえば俺も油性で書いてたっけ!
よーしカワウソ、俺たちも時子ちゃんといっしょに川を泳いで、桜花寮にGOだぜいっ!」
『ぴきゅ!(バシーン)』
「ウワァン命令してスミマセェン、いっしょについて来て下さぁ〜い!(ブーメラン土下座)」
「うふふ。まあ、とても可愛いらしいカワウソさんですね……」
「ってどっからどう見てもこのカワウソ、どSジャナイデスカァ!」
こうして目的地が同じと分かった
御巫 時子
と
志波 武道
は、川ルートでいっしょに桜花寮に向かうことになった。寝子島を東西に流れる猫又川は、その名の通り途中で二股に分かれて、桜川という支流に分岐する。この桜川こそ、桜花寮の男子寮と女子寮(の交遊)を遮る川なのだ。
猫又川を少しさかのぼり、うまく桜川の流れに乗った2人。
ここまで来れば、後は流れに身を任せるだけで、楽々目的地に到着だ。
「いやー俺たち、発動がののこちゃん宛てでラッキーだったなぁ」
「本当ですね……私は
五十嵐 尚輝
先生や、
お世話になっている他の方々にも書いたのですが」
「アルェ? でも時子ちゃん、寮は星ヶ丘じゃなかった?」
星ヶ丘から来たのなら、すでに桜花寮を行き過ぎてしまっているが、時子の場合、スタート早々風に吹かれて、九夜山の方まで飛ばされてしまったらしい。そして上流から猫又川を流れてきたというわけ。
『サンサ〜ン!(やったぜやったぜ俺は飛んだぜ。ヒャッホー!)』
スタンプアニマルのサンマさんの方は、自分の力で空を飛べたと思い込んでいるようだけど、その勘違いを否定することもせず、優しく礼を述べる時子だ。
「サンマさん、どうも有り難うございます……(にっこり)」
「そうこうしてるうちに、桜花寮にとうちゃーく!
いやぁ、これ県外の人とかいたらハードモードだったろうナァ……
俺たち島内! イージーモード!」
「よかったです……(ほっ) 後は玄関の郵便受けに、
このハガキを投函するだけですね……」
「あっデモちょっと待った時子ちゃん。俺たちびっちょり濡れハガキ!
あそこに駐まってる車の上で、いったん日向ぼっこで乾かそうZE☆」
「ええ、そうですね……天気もいいですし、気持ち良さそうです」
【寝子島中学校付近】
ポテ、ポテ、ポテ……
さて、桜花寮につづく道の端っちょを、ポテポテ歩いているのはこちら、
夢宮 瑠奈
だ。
「と、ともかく。ののちゃんのところに行こうっと……」
利用客の本の隙間に挟まり、うまく図書館の外に脱出したこのハガキ瑠奈。
けれど歩いても歩いても逃れられないのは、同じ切手のフレームの中にいる、ねずみさんだ。
『ちゅぅ?』
「うぅ、見られてる。まだこっちを、見てるよぅ……」
頑としてそちらには、目を向けてやらない瑠奈だったけれど。きっとねずみさんはまだリースの影から、うるうる潤んだ瞳で、こちらを見ているに違いないのだ。あの一世を風靡したチワワのように。
『ちゅー……(しょぼん)』
しかしねずみの方にしてみれば、なぜ自分が嫌われているのかが、分からない。瑠奈の方にはちゃんと、
ねずみがトラウマな理由
があるのだけれど。
(でも、ちょっと……ちょびっとくらいは、かまってやろうかなー)
少しだけ可哀想になってしまい、ふと瑠奈が足を止めた──彼女が頭上から大量の猫軍団の襲撃を受けたのは、まさにその瞬間だった!
「「ウニャニャニャーーーーー!!」」
「へっ……きゃあああああああっ!?」
「まにあえ──ろっこん、【加速】!」
間一髪! そのドラ猫たちの着地の隙間から、自分と折り重なって滑り出た、少年(の切手)の姿を見て、瑠奈がさけぶ。
「みっ、御剣くん!?」
「無事か、夢宮……!」
しかしその無事を確かめる暇もなく、後方を振り返りツッコミの声を上げる
御剣 刀
。
「ってオイ、猫多いな!」
「「ニャンニャカニャッフィーーーイィ!!(ずどどどど)」」
「ぐっ、普段より身体が小さい分、能力を使っても距離が稼げないのか……
仕方ない、ろっこんの連続使用で、ヤツらを振り切るぞ」
「へっ、えっ? えっ?」
「しっかりつかまってろ、夢宮!」
「ええーーーーーーーーーっ!?」
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
残暑見舞いを、あの人に
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月31日
参加申し込みの期限
2014年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!