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亡国の女王
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●●●咆哮は召喚と共に●●●
「ぶるぅらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ルイーゼとヴォルデマールが互いの獲物を交差させたとき、召喚された者の声が響く。
帝国兵と比べても遜色のない鎧のような肉体を持つ
尾鎌 蛇那伊
は足を地に食わせ戦闘態勢をとる。
摩訶不思議に慣れてしまった彼は、剣を向けられている状態から彼らは敵だと判断した。
多勢に無勢とも見えたため、威圧が最適と判断して、ゆっくりと帝国兵へと向かう。
いやらしく笑うヴォルデマールがルイーゼのレイピアをはじき、距離をとる。
「はっ! 骨の有りそうな奴がいるじゃねぇか! 野郎ども! 全力で潰せ!」
怯んでいた前列の兵はヴォルデマールの一喝で剣を持ち直す。
肩で息をし、剣が小刻みに震えながらも歯を食いしばり蛇那伊へと向かう帝国兵。
しかし、その一歩が被害を拡大させた。
「きゃあ!? ど、どうしてこんなひどい事するの! こんなの…絶対おかしいよ…」
「よくも…よくも妹を泣かせたな、貴様等!」
切り落とされた寝子島高校の男子を見た
矢萩 槇
は膝を落とし、涙を流す。
槇は突然の事に驚いていた上に、目の前で切られた彼を見て、言葉にできぬ思いが込みあがってきた。
同時に召喚されていたその姉、
矢萩 咲
は泣き崩れた槇を守るように抱き寄せ、拳を振り上げる。
呼応する様にその拳から黒いビーム、ろっこん【メガエラ・フォース】が放たれた。
前列の帝国兵と、その後ろの帝国兵はこれをもろに受け、戦闘不能となる。
「魔法ぉ!? た、盾を構えろ!」
「そんな事聞いてないっすよ…!?」
「きゅ、弓兵、奴をねらえ! 危険だ!」
帝国兵たちは慌てだし、勝手に行動し始める。
舌打ちをし、倒れた帝国兵の一人をハルバードで強く打ちつけるヴォルデマール。
大きく響いたわけではないその音に体を強ばらせる帝国兵。
召喚された者たちはそのやりとりで帝国兵の現状を悟る。
「いきなり呼ばれて戦えと言われても、さすがに身勝手すぎるだろう?
示せよ、あんたの想いを。この絶望的な状況で俺達に命がけで闘わせるだけの物を」
剣を拾い上げ、ゆっくりとルイーゼに歩み寄るのは
御剣 刀
だ。
絶体絶命なことには違いがないが、ここから逃げきることは彼にとって難しくない。
それが例え、仲間を連れていたとしてもそうだろう。
戦えと女王は言った。魔術師は倒れている。しかし、彼にとって闘う理由がないのだ。
レイピアを構えながらルイーゼは刀を一瞥し、少しだけ微笑む。
「我が名はルイーゼ・ヴォン・ファルエーン。礼を欠いたな、召喚されし者達」
「雑魚は雑魚らしく散れっ!」
ルイーゼにしゃべらせまいと、ヴォルデマールは帝国兵に指示を出す。
だが、ルイーゼに切りかかる者達はその素早く、力強いルイーゼの突きに太刀打ちができずにいた。
刀も大降りの攻撃を受け流し、適度に距離を取りながら、ルイーゼの言葉を待った。
「妾に玉座を用意したのはそこで伏しているアルノルトでな。学を持たぬ妾に代わり、国を豊かにしたのだ」
帝国兵はなおも攻め続けるが、いなされ、防がれ、反撃を食らっていた。
矢も飛んできてはいたが、
神助 天佑
が片目を隠しながら持つ盾に吸い込まれていった。
戦いながらも、ルイーゼは想いを語り続けた。
農業や貿易に失敗した時も助けてくれ、厳しいことを言う時は言い、常に日陰にいながらも国を想っていた。
帝国に攻められても土地をやるつもりはないと迎えうち、最期まで勝利への道筋を残したアルノルトの話を。
「故に! 妾は失いたくないのだ! アルノルトと共に築き上げたこの国を!」
一般人なら、愛しい人の死を前に、立ち止まるだろう。
その想いを語れば涙が流れ、武器を持つ手は力を失うだろう。
だが、ルイーゼはそれらを振り切るようにレイピアを突き、薙ぎ、捌き、敵を見据えていた。
アルノルトの残した想いを一片でさえ無駄にしないように、精一杯に敵を討つ。
「くっ…はーはっ! こりゃ見物だぜ! 弱ぇその魔術師がそんなに大事たぁなぁ!?」
ルイーゼの魂の叫びとも言える言葉に大口を開けて笑う。
民や兵士を道具だ奴隷だと見てきたヴォルデマールにとってはおかしいことこの上ない。
自らの欲求を満たすために、世界は有るのだと言わんばかりに笑い続ける。
嫌な顔をするでもなく、ヴォルデマールに接近した刀は手にした剣で切りかかった。
「黙れよオッサン。たった一人の女のために自分の命を使ったそいつを笑うんじゃねぇ」
「はっ! ガキが!」
刀の剣を受けたヴォルデマールは、体を翻してハルバードで刀を打つ。
反応しきれずに受けた刀だったが、刀の体重よりヴォルデマールの力が勝り、払い飛ばされる。
何とか体制を整えて着地し、打たれる以外の衝撃を和らげた。
だが、驚く余裕はないとばかりに弓兵の攻撃が降り注ぐ。
「…ちっ」
「俺が手を下す必要もねぇ! やれ!」
舌打ちをしながらバックステップを踏み、何とか避ける刀。
今まで駆けてきた戦場も大概だったが、ここもひどい。
「そういう事ならなおのこと、後ろに下がれ。貴女が倒れては彼の奮闘が無意味になる」
「僕もそう思いますよー」
ルイーゼの元にたどり着いた
八神 修
は開口一番にそう言った。
状況を見て理解しただけではなく、ルイーゼの想いを聞いたからこその言葉だった。
とりあえず女王が倒れてはいけないと、矢を受け続けている天佑も頷く。
ルイーゼが倒れれば、アルノルトの本懐は果たせない。
「貴公らだけを闘わせる訳にはいかぬ。それに妾が退いたら、アルノルトに何と言おうか」
「…なら、城の一部を壊しても良いですね?」
「…構わぬ。アルノルトが召喚した貴公らだ、悪くされようとも恨みはしない」
向き合うでもなく、力強く答えるルイーゼは修を守るように戦い続ける。
想定の範囲だったのか、素早く身を返した修は一つの柱に触れる。
意識を集中し、念じる。ルイーゼ達のフツウを、自分達のフツウを守る為に。
すると、触れた所からひびが入り、続いて荒いひびが柱を上り、アルノルトと戦場の間に倒れた。
即席の防御陣地を完成させ、そこに身を隠し、周囲の武具を見渡す修。
「なんだ、あれは…!」
「あの小僧、一人であの柱を倒しやがった!」
「弓兵! 女王のガードにばかり攻撃しくさりやがってなにしてやがる! 別の奴を狙いやがれ!」
ざわつく帝国兵にヴォルデマールは怒号をあげる。
たまらず震える弓兵は、ルイーゼの攻撃は諦め、標的を散らす。
召喚された中でも取り分け弱そうな者を狙い、矢を放つ。
「少し、物騒過ぎやしませんかね? …防ぎます」
盾を持たぬ方の腕をゆっくりと上げ、手を広げた少女、
ソフィ・C・リードホルム
。
彼女は防ぐと言い放ち、向かってくる矢の集団を見据え、力の発動を念じる。
すると、彼女に届きそうな矢が突如軌道を変え、床へと落ちてしまう。
「なっ…!?」
「…守備範囲に難あり、効率良く落とさないと危険ですね」
驚く弓兵をよそに、ソフィは自分のろっこん【氷霞】の感触を確かめていた。
数本打ち漏らし、何とか盾でガードしたソフィは精度を高めねば、と感じていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月11日
参加申し込みの期限
2014年10月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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