this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
亡国の女王
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
●●●涙は他人のために●●●
『なんで! なんで発動しないんだ! 駄目! 死んじゃ駄目だよ!』
口に食べ物を含み、アルノルトの頭を鷲掴みにしている
毒島 林檎
は焦っていた。
突然の戦場に困惑しない訳ではなかったが、目の前には死にかけているように見える魔術師風の男性。
迷う必要もないとばかりに林檎のろっこん【オモルの腕】を発動させた。
怪我や病気を治すこのろっこん、死亡している者には発動しない。
発動しない理由は、もうわかっていた。だが、林檎は納得できなかった。
「これも何かの縁、特別に蘇生を試みましょうか。と、いう訳でこの人蘇生しますんで、誰か手伝って下さい」
その言葉に林檎は顔をあげ、眉をしかめた。
ルイーゼの想いを聞いていた
添木 牡丹
はアルノルトの傷口を中心に包帯を巻く。
その目が真剣なだけに、林檎は見ているしかできなかった。
「なら、私が。牡丹さんは傷を治せるでしょうけど脳の命は一刻を争うわ」
「では、神野さんよろしくお願いしますね。敵兵を一人、生け贄として連れてきて下さい」
手伝いを名乗り出た
神野 美野梨
も、動揺しながらも冷静に、状況を分析している。
牡丹の方法では傷を治せたとしても、生き返すことはできない。
それを知っている美野梨は知識を総動員する。
「女王、脳だけ生かせる魔法はあるの?」
「分からぬ! あったとしても、妾は使えぬ!」
質問と共に帝国兵をばっさりと切り落とすルイーゼ。
美野梨はしかめっ面をしながら、手近の盾を取り、アルノルトを守る準備を進める。
普段自らの研究を最優先する美野梨であったが、この時ばかりはアルノルトを助けることを考える。
脳死に至るまでの時間、生け贄がくるタイミング、親しい人間…パーツはそろってるはずだ。
『そうか…脳はまだ死んでないなら…』
包帯が巻かれていくアルノルトを見ながら話を聞いていた林檎は、自身の力に賭けてみることにした。
【オモルの腕】は部位に問わず、怪我や病気を治癒するろっこん。
脳死、というのが力の及ぶ所かは分からないが、再びたこ焼きを口にし、アルノルトの頭を鷲掴みにする。
いつもは思っていることが口から溢れてしまうが、お願い、と想いだけがそこにあった。
●●●巨悪を許さない●●●
アルノルトを助けようとしている者が思案を広げる間、戦いに身を投じる者達もいた。
「その正義、尊敬に値する。安らかに眠れ、アーメン」
アルノルトに十字を切り、ハルバードをもつ巨悪、ヴォルデマールへと向かい合う。
彼、
赤羽 勇樹
は悪を嫌い、自らを正義と名乗ることで悪と決別をしていた。
人を人と思わぬ所行、自分勝手な振る舞い、他人への押しつけ…。
彼がヴォルデマールを悪と認定するのにそう時間はかからなかった。
「さて…俺がやる事は一つ。そこの巨悪を正義の名の下に裁くだけだ」
「来やがれガキ共が! 格の違いを見せてやらぁ!」
拾った剣を手に走り出す勇樹にヴォルデマールは挑発をし、大きく間合いをつめてハルバードを唸らせる。
捌くように剣を構え、ハルバードの軌道を変えようとする勇樹。
しかし、ヴォルデマールの力が上回り、受け止めるような形になってしまう勇樹。
その上、槍と同じ風に考えて受け止めてしまい、肩に刃が食い込む。
「ぐっ…」
「はっはぁ! 最初の威勢はどうしたぁ!?」
「はぁぁぁ!」
気合いと共に交差するハルバードと剣の間に入ってきた盾。
その盾で攻撃を無力化し、もう一方の盾でヴォルデマールへ攻撃をする。
ヴォルデマールは慌てた様子もなく、ハルバードから片手を離し、盾の攻撃を受け止める。
「はん! 束になろうとてめぇらじゃ役不足だ!」
「…確かに一人ひとりの力はお前に及ばないかも知れない」
受け止められた盾を引きはがそうと力を込めている
風雲児 轟
扮するザ・ストレイト。
ヴォルデマールは盾を押し戻し、ザ・ストレイトと勇樹をぶつける。
たまらず、尻餅を付いてしまう二人。しかし、その二人の目に諦めの感情は浮かんでいなかった。
「だが、お前のように一人じゃない!」
「何を言ってやがる? 冗談にしちゃぁ笑えねぇな。気でも狂ったか?」
叫ぶザ・ストレイトにヴォルデマールは哀れんだ顔をする。
証拠とばかりに幾重にも織り成される帝国兵の剣が二人を襲う。
ザ・ストレイトは盾を構え、勇樹は剣を構えて守勢を取るが、帝国兵の攻撃は当たらなかった。
帝国兵の剣を一つ残らず弾き返したのは剣と盾、それに二本のレイピアであった。
「アルノルトが残した召喚者達だ。そう易々とくれてやる訳にはいかぬな」
「兵の数ならこちらが上よ。絶対に負けないんだから!」
「大丈夫? 傷は深くないけど、浅くないみたいだね」
助けに来たのはルイーゼ、
北原 みゆき
、
日暮 ねむる
だった。
これまでみゆきは自分が弱いと思ってきたが、今ばかりはそんなことを言っていられない。
そう思ってレイピアを拾って前線に来た。
これも寝子島に来てからの出会いが幸いしていたのかもしれない。
「私もアルノルトさんを救いたい。ルイーゼ女王、私も戦います!」
「そうだね。可能性があるなら、それに全力を賭けるのが一番だ」
この多勢に無勢を臆することなくいつも通りを努めるねむる。
しかし、その胸に秘める帝国兵への同情にも似た感情はふつふつと形を変えようとしていた。
ヴォルデマールの振る舞いを見て、その思いは強くなっていく。
「はっ! 友情ごっこならよそでしろ!」
「ならぬと、言っておろう!」
帝国兵を一人蹴り飛ばし、ヴォルデマールが直接勇樹を狙う。
その間に入るように、ルイーゼはレイピアを踊らせる。
本来の攻撃関係を無視するように、ハルバードの攻撃は受け止められ、勇樹への攻撃は叶わなかった。
二つの武器が交差する一瞬の隙を勇樹は見逃さず、自らの血が入った小瓶を投げつける。
避けるのは無理と悟り、投げられたものを頭突きし、頭から勇樹の血をかぶってしまう。
「ちっ。目潰したぁ大した度胸じゃねぇか!」
「感謝します、女王。…『正義執行』」
ヴォルデマールが距離を取り、血を拭いている間に十字を切り、一言その場でつぶやく勇樹。
すると、ヴォルデマールの体から、正確には勇樹の血の付いた場所から炎があがる。
自らの負傷と血を犠牲に炎を発生させる、勇樹のろっこん【ジャスティス・ヒート】である。
しかし。
「ふんっ! 温いな、ガキども!」
「なっ」
発生した炎はヴォルデマールがハルバードを一振りするだけで消えた。
炎がついたタイミングで飛び出していたザ・ストレイトも驚きの表情は隠せず、盾と共に吹き飛ばされる。
ざわついた帝国兵を一喝するようにヴォルデマールが指示を飛ばす。
「ヒーラー、次シールドが遅れたら殺すぞ! 兵ども! 召喚者の首一つに褒美をくれてやる!」
どうやら炎を退けたのはヒーラーの力だったようだ。
そして、今まで攻めあぐねていた帝国兵は、褒美、という言葉で雰囲気が変わる。
帝国兵は我先に、と召喚者…寝子島の住人を狙い始めた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
亡国の女王
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月11日
参加申し込みの期限
2014年10月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!