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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
play a game～Treasure hunt!～
【Ｄ３：洞窟下部ルート】
豪達の騒動より少し前、隣接した広間には海達が到着していた。
『ここにはなかったですね』
探索を終え、海がそれを二人に伝える。
海達もまた、武道達と同じようにこの場所にあるかもしれないと当たりをつけてはいたのだが、それらしきお宝は見当たらなかった為に。
「無かったものは仕方ありません。次の場所を目指しましょう」
透もそれを海に伝え、少し離れた位置に居る由貴奈に対しても聞こえるように声を掛ける。
だが――
「……やっぱり、うちはこっちに行きますねぇ」
ちょいちょいと、本来のルートである豪達が居る広間に通じる北側通路ではなく、武道達が向かった通路を由貴奈が指で指す。
「いけませんよ。先ほども話した通り――」
透がそれを止める為に、由貴奈の元へと歩き出すが――それより早く、北側通路の先から大きく声が響き渡る。
『なにかあったみたいです』
透と海の視線がそちらに向けられ――その隙に、由貴奈は手早く通路へと走り出していた。
「な……待ってください、壬生さん！」
それを追いかけようと透が走り出そうとするが、それを海が服を軽く掴む事で止める。
「小山内さん？」
『ゆきなせんぱいも、なにかかんがえてのことです』
だから放っておいても大丈夫だと、海は透に伝える。
――実際には透が知らないだけで、この二人は初めから繋がっていたのだ。
「……分かりました。ここから追いかけても、追いつくかどうか分かりませんしね」
必要なのは、由貴奈を透の監視下から抜け出させる事。
元より、二人共に透を初めから疑っているのだから。
『わたしたちはあっちに。いそぎましょう』
だがそれを表に出す事無く、海は透を促し、透自身も必要以上に疑われないよう振舞う為に頷きを返していた。
【移動確認】
Ｄ３→Ｃ３：小山内 海 日向 透
Ｄ３→Ｄ４：壬生 由貴奈
【Ｄ４→Ｄ５：洞窟下部ルート】
他の探検隊の騒ぎを余所に、武道と姫は突き当たりの一つとなる広間に続く通路を歩いていた。
「なんか、随分騒がしくなってきてるな」
とはいえ、音が響く洞窟である以上、大きな叫び声や音というのは多少ながらも聞こえてくる。
それらを聞きながら、武道も少しばかり周囲への警戒を強めていた。
「多分、話にあったトラップが作動してるです。志波君、怖いですです？」
ちょっとばかりいじわるな笑みを浮かべながら、姫は武道を見る。
「そんな風に思われてたなんて、お兄さんちょっとショック！ でも、猫とかはちょっと見てみたかったかもなー」
武道も武道で、姫のノリに付き合いながら通路を進んでいく。
しかし――一歩広間に足を踏み入れた時点で、その異変に気づく事になっていた。
「あれれ、ランタンが消えていくです！」
「うそ、ちょ、まだ確認してない――」
武道が急いで中の様子を確認しようとするが――それよりも早く、広間のランタンはその全てが光を消していた。
「……まさか、こっちも引っかかるとは」
一切の暗闇、先ほど通った通路も、そして繋がっているはずのほかの通路のランタンも全てが消えていたのだ。
「ホントにまっくらなのです！ 志波君、そこに居るです？」
「あぁ、こっちに居る。分かるか？」
視界が無い以上、互いの所在は声でしか確認出来ない。
その為に、出来る限り大きく声を出し、二人は自分の位置を互いに伝える。
「とっとっと……って、きゃふ！？」
「大丈夫か、姫ちゃん？」
ポフンと武道の背中にぶつかり、そのまま姫が尻餅をつく。
「うぅ、痛いのです。これなら、手とか繋いでみたほうが早いのです！」
「ん、そうだな。そっちの方が早いか」
背中にぶつかった為に、姫がどこにいるかは武道でも分かる。
姫に手を伸ばすように伝え、その辺りを武道が手を伸ばした上で探りながら――姫の手を握っていた。
「よし、これで大丈夫だ。後はランタンの電気が戻るまで、待つしかないが……」
互いの位置が分かっても、これだけはどうしようもない。
その為に、二人は一時この広間での待機を余儀なくされていた。
【移動確認】
Ｄ４→Ｄ５：志波 武道 猫屋敷 姫
【トラップ作動】
暗闇ノトラップ発動確認
▼次ラウンド開始地点▼ 【Ｂ３】八神 修 屋敷野 梢 御剣 刀 後木 真央（守護者）
【Ｃ３】龍目 豪 小島 海美 八十八旗 信彦 日暮 ねむる 霧谷 朧 小山内 海 日向 透
【Ｃ４】骨削 瓢（守護者）
【Ｄ４】壬生 由貴奈
【Ｄ５】志波 武道 猫屋敷 姫（トラップ継続中）
豪達の騒動より少し前、隣接した広間には海達が到着していた。
『ここにはなかったですね』
探索を終え、海がそれを二人に伝える。
海達もまた、武道達と同じようにこの場所にあるかもしれないと当たりをつけてはいたのだが、それらしきお宝は見当たらなかった為に。
「無かったものは仕方ありません。次の場所を目指しましょう」
透もそれを海に伝え、少し離れた位置に居る由貴奈に対しても聞こえるように声を掛ける。
だが――
「……やっぱり、うちはこっちに行きますねぇ」
ちょいちょいと、本来のルートである豪達が居る広間に通じる北側通路ではなく、武道達が向かった通路を由貴奈が指で指す。
「いけませんよ。先ほども話した通り――」
透がそれを止める為に、由貴奈の元へと歩き出すが――それより早く、北側通路の先から大きく声が響き渡る。
『なにかあったみたいです』
透と海の視線がそちらに向けられ――その隙に、由貴奈は手早く通路へと走り出していた。
「な……待ってください、壬生さん！」
それを追いかけようと透が走り出そうとするが、それを海が服を軽く掴む事で止める。
「小山内さん？」
『ゆきなせんぱいも、なにかかんがえてのことです』
だから放っておいても大丈夫だと、海は透に伝える。
――実際には透が知らないだけで、この二人は初めから繋がっていたのだ。
「……分かりました。ここから追いかけても、追いつくかどうか分かりませんしね」
必要なのは、由貴奈を透の監視下から抜け出させる事。
元より、二人共に透を初めから疑っているのだから。
だがそれを表に出す事無く、海は透を促し、透自身も必要以上に疑われないよう振舞う為に頷きを返していた。
Ｄ３→Ｃ３：小山内 海 日向 透
Ｄ３→Ｄ４：壬生 由貴奈
【Ｄ４→Ｄ５：洞窟下部ルート】
他の探検隊の騒ぎを余所に、武道と姫は突き当たりの一つとなる広間に続く通路を歩いていた。
「なんか、随分騒がしくなってきてるな」
とはいえ、音が響く洞窟である以上、大きな叫び声や音というのは多少ながらも聞こえてくる。
それらを聞きながら、武道も少しばかり周囲への警戒を強めていた。
ちょっとばかりいじわるな笑みを浮かべながら、姫は武道を見る。
「そんな風に思われてたなんて、お兄さんちょっとショック！ でも、猫とかはちょっと見てみたかったかもなー」
武道も武道で、姫のノリに付き合いながら通路を進んでいく。
しかし――一歩広間に足を踏み入れた時点で、その異変に気づく事になっていた。
「あれれ、ランタンが消えていくです！」
「うそ、ちょ、まだ確認してない――」
武道が急いで中の様子を確認しようとするが――それよりも早く、広間のランタンはその全てが光を消していた。
「……まさか、こっちも引っかかるとは」
一切の暗闇、先ほど通った通路も、そして繋がっているはずのほかの通路のランタンも全てが消えていたのだ。
「ホントにまっくらなのです！ 志波君、そこに居るです？」
「あぁ、こっちに居る。分かるか？」
視界が無い以上、互いの所在は声でしか確認出来ない。
その為に、出来る限り大きく声を出し、二人は自分の位置を互いに伝える。
「とっとっと……って、きゃふ！？」
「大丈夫か、姫ちゃん？」
ポフンと武道の背中にぶつかり、そのまま姫が尻餅をつく。
「うぅ、痛いのです。これなら、手とか繋いでみたほうが早いのです！」
「ん、そうだな。そっちの方が早いか」
背中にぶつかった為に、姫がどこにいるかは武道でも分かる。
姫に手を伸ばすように伝え、その辺りを武道が手を伸ばした上で探りながら――姫の手を握っていた。
「よし、これで大丈夫だ。後はランタンの電気が戻るまで、待つしかないが……」
互いの位置が分かっても、これだけはどうしようもない。
その為に、二人は一時この広間での待機を余儀なくされていた。
Ｄ４→Ｄ５：志波 武道 猫屋敷 姫
【トラップ作動】
暗闇ノトラップ発動確認
Round4 End
【Ｃ３】龍目 豪 小島 海美 八十八旗 信彦 日暮 ねむる 霧谷 朧 小山内 海 日向 透
【Ｃ４】骨削 瓢（守護者）
【Ｄ４】壬生 由貴奈
【Ｄ５】志波 武道 猫屋敷 姫（トラップ継続中）
Next Round【AM11:30】
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年08月12日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年08月19日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年08月19日 11時00分
