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Round4【AM11:30】
【A3:洞窟上部ルート】
地図上の予定ルートを逸れる事無く、梢と修は次の広間に到着していた。
「えぇっと、ここは下……という事はあっちですねー」
地図を確認しながら、梢は探索により見つけた通路の南側を指し示す。
――だが、梢の声にこたえるはずの修の声が聞こえてこない。
「あれ、八神く――って、いないじゃないですかー!」
確かに、ここに入るまでは梢も確認している。
だが、既に修の姿は広間になく、梢の声だけが無常に響き渡っていた。
梢と別れ、修の姿は見つけた通路上にあった。
「悪いな、屋敷野。これを渡すつもりはないんだ……!」
手にはしっかりとランタンが握られており、修自身も、この場所で梢と、そしてどこかに居るはずの真央を撒くつもりであったのだ。
少なくとも、それはしっかりと成功し、通路には修の姿しかない。
――だが、
「待ちなさいー!」
背後からは、既に梢の声が聞こえてくる。
自分達が向かう位置が同じである以上、出来る限り距離を取りたいつもりであったのだが、梢の判断は予想以上に早かったのだ。
「くっ、もう気づいたか! だが――」
広間にさえ逃げ込んでしまえば、死角はいくらでも有る。
その為に、修はそのまま通路の先にある広間に飛び込み、梢も少し遅れる形で飛び込んでくるが――
「な、なんだ!?」
「これって……まさかー!」
地震のように地面が小刻みに揺れ、二人はその場に一時立ち尽くしてしまう。
そして――同時に、地面は両開きの扉のように二つに割れ、そのまま二人を下へと落としていた。
落下した衝撃自体は、下に敷いていたマットにより衝撃を吸収される事でほぼ相殺されていた。
だがそれより問題であったのは、両側が平らな壁であり、その上一人では昇れない高さにあったのだ。
「まったく、八神くんがこっそり逃げるからですよー」
「ぐぐ……」
こちらに関しては、修も言い訳自体が出来ない。
とはいえ、梢としてもここから脱出出来なければ意味が無い為に、それ以上は非難をしなかった。
「で・す・が、私には手がありますからねー」
ふふんと胸を張りながら、梢がそれを口にする。
――何しろ、梢は物理的に空を飛べる手段を持ち合わせているのだから。
「条件は一つですよー。ランタンを渡して貰います。それで、チャラって事でー」
「……仕方ない、屋敷野の案に乗る」
修としても、ここで足止めされ続けるわけには行かない。
梢がこの穴から抜け出してさえくれれば、自分が着ている服をロープ代わりにし脱出する事も、十分に可能なのだから。
「分かりました、それじゃー行きますよー!」
修からランタンと上着、シャツを受け取った上で全部を羽織り、梢は瞼を閉た上でジャンプしながら自らの力を解放させる。
――そこに現れるのは、一匹の蝶。
所有している全ての物ごと、梢はこの姿に変身していた。
後はこの落とし穴を抜け、上まで戻る、それだけのはずだった、のだが――
「行くのだ、がおー!」
聞こえてきた声と共に、一つの影が蝶に変身した梢と向かい、華麗に宙を飛んでいく――
【移動確認】
A3→B3:
八神 修
屋敷野 梢
【トラップ作動】
落トシ穴1ノ起動確認
【ろっこんノ使用確認】
屋敷野 梢
:残回数0
【A4→A5:洞窟上部ルート】
洞窟内に鳴り響く轟音、それは同じ上部のルートを通っている刀にも聞こえていた。
「どこかで罠が発動したっぽいな」
気をつける事に変わりは無いが、それでもより慎重に、刀は正面に見えた広間にここまで来た時と同じように靴を投げ込む。
変化は、ここまでの広間と同じように無い。
だからこそ、刀は慎重にその広間に足を踏み入れる。
「……え?」
耳に聞こえてくるのは、カチリと鳴る機械音。
周囲のランタンを消す罠であれば、
刀の予防策は効果は十分にあった
。
だが、それ以外のトラップに関しては、人がその場に入り込んだ時点で発動する為に効果は無かったのだ。
その為に――刀の周囲の空間がぐにゃりと歪み始める。
「これって、まさか……!」
即座に反転しようと試みるが、歪んだ空間はそれよりも早く刀の体を消していく。
――完全に刀の姿が消え、歪んだ空間が消えた後、広間はいつも通りの静けさを取り戻していた。
【テレポーター1起動】
A5→B3:
御剣 刀
クールタイム発生ニヨリ、テレポーター1ノ以後ノ使用ヲ禁止
【C3→C4:洞窟中央ルート】
豪を加え、信彦達は再度、ロボ猫の前に立っていた。
「こいつか……なるほど、確かに通りぬけられそうにないな」
「うん。でも、豪おにいちゃん、はしごはもってこなかったの?」
不思議そうな顔で、海美が豪にそれを訪ねる。
「あぁ。こいつに動かれたら、梯子で登るのは危ないだろ? だったら、俺が代わりになったほうが早いからな」
胸を張り、豪は海美に答えを返す。
「そっか。でも、それならだいじょうぶだね!」
「ぐぐ……今回だけはゴウくんに良い所を譲るしかなさそうか……」
がっくりと膝を落とし、海美に良い格好が出来ない事を心底残念がるように信彦は呟いていた。
「さぁさ、問題はこれで解決。後はコイツをどかすだけだねぇ」
「そういう事だ。さぁ、それじゃ――」
状況だけ見れば一番悪い瓢がそれを三人の後ろから飄々と口にし、豪もあえてそれに触れずに答え、ロボ猫に近づく。
正面から見ても、見上げなければならないほどに大きいロボ猫を前に、豪はその巨体に手を掛ける。
自らの力を使う為に、一つだけ大きく深呼吸し――そして、その匂いに気がついていた。
「……何の匂いだ?」
少しばかり鼻につくような、なんとも言えない香り。
ここに来るまでの間に、一切しなかった香りの元を辿り――その視線が、自分に掛からないように三人に向けて袋から取り出したマタタビを振りかける瓢の姿を捉えていた。
「ちょ、チカコーテー! それどっから!?」
「はっは、拾ったのさ。その辺に落ちてたからねぇ」
当然、そんな事はここに来るまで一言も言っていない。
そして――
元から瓢は落としてすらいなかったのだから
。
「骨削、お前!」
「お手伝いご苦労さん、龍目はん。あっしよりも、後ろを心配する事をお勧めするよぃ」
豪の背後で、大きく何かが動く音が響く。
「いかん! 逃げるぞ!」
一言、豪が正面にいる海美と信彦に叫び、元の広間に向かい走り出す。
かけられたマタタビは、身長の関係で信彦と豪の服に多く付着している。
だからこそ、ロボ猫のモノアイはしっかりと二人の姿を捉え、立ち上がっていたのだ。
「お元気でー。しっかり逃げるんだよぃー」
動き出したロボ猫の背後に開いた隙間から移動し、瓢はそのまま三人に声援を送る。
「俺たちも――って、来たー!」
信彦の無情な叫びも空しく、ロボ猫は軽快な動きで走り出す。
直接戦うわけにも行かず、豪が海美を即座に担ぎ、信彦も同時に走りだしていた。
「瓢くんのうそつきー! わたし、もうやくそくまもらないんだからねー!」
この、響き渡る海美の声と共に。
広間に戻ってきても、ロボ猫はその追跡を止めない。
その為に、二人は上に着ていたシャツを脱ぎ捨て、広間の端に投げ捨てていた。
「た、助かった……」
ゴロゴロと巨体を揺らしながら、やたら優しくシャツを掴みじゃれ付いているロボ猫の姿に、信彦がどっかりと床に腰を下ろしながら、一息つく。
「いやー、正直どうなるか焦った焦った!」
信彦同様に、床に腰を下ろしながら、先ほどまで泣きじゃくっていた海美を慰める形で、頭に手を置きながら豪が笑う。
探検には付き物のトラップだが、ここからロボ猫を見る限り、おそらく捕まっても大した事にはならなかったのだろう。
とはいえ、多少のめんどくささは伴いそうではあるが。
「うぅ……瓢くんの、うそつき……」
「騙されたってんなら、見返してやりゃいい。あの猫ももういないしな、今の内に追いかければまだ間に合う」
当面はマタタビでロボ猫は動かないだろう。
なら、次はこちらの番なのだ。
「ゴウくんの言うとおりさ! 俺と海美ちゃんで絶対お宝を取って、チカコーテーを見返してやろう!」
「うん、ありがとう、お兄ちゃんたち……」
信彦も、女子を泣かせる男を許しておくつもりは無い。
その反撃がお宝を奪う事なら、それに全力を持って取り組むだけなのだ。
――だが、三人がその意思を固めたところで、この広間に通じるそれぞれの通路から、ねむる達を含めた他の探検隊が訪れる事となっていた。
【妨害成功】
移動失敗:
小島 海美
八十八旗 信彦
龍目 豪
【移動確認】
C3→C4:
骨削 瓢
(守護者)
C2→C3:
日暮 ねむる
霧谷 朧
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御神桜
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月12日
参加申し込みの期限
2014年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月19日 11時00分
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