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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
play a game～Treasure hunt!～
【Ｃ２：洞窟中央ルート】
武道達と分かれ、海美達が通った広間に豪は到着していた。
「……武道に、少し悪い事しちまったな」
少しばかりバツが悪そうな表情を浮かべ、豪は頭を掻く。
――正直に言ってしまえば、豪は姫を疑っている。
だが、それを態度に出すつもりもなかったし、何より疑いだけで姫をどうこうするつもりは豪には無かった。
「とにかくだ、こうして二手に別れた以上、俺もやることをやらないとな」
梯子は武道に渡しており、豪の手元には何も無い。
協力者である海美達との約束は破ってしまう形になるが、それでもその代わりの案と力は、豪は持っていたのだ。
「しっかし、随分と大きく書いたもんだな」
地面に大きく書かれた矢印は、今自分がここに入ってきた方向を向いている。
それを笑顔で見ながら、豪はそれとは別の、海美達が居る広間に向かい駆け出していく。
――到着した広間で海美達を確認した上で、大きく手を振りながら。
【移動確認】
Ｃ２→Ｃ３：龍目 豪
【Ｄ２：洞窟下部ルート】
豪達が既に通った広間に到着した海達も、薄く光る中で複数の足跡を確認していた。
「先ほどの広間もそうでしたが、先に移動している人達も多くいるようですね」
膝を着き、それらの足跡を確認しながら、透は二人に声を掛ける。
見え辛くはあるが、それでもこうして確認出来る以上はある程度の警戒はしなければならない。
もちろん、それらの行動でトラップを先に解除するなり発動してくれるなりする利点は十分にあるが。
「でも、急いでもしょうがないですからねぇ」
それらをしっかりと理解している由貴奈にとっては、必要以上に急ぐつもりは元よりなかった。
出来るのであれば漁夫の利を生かしてお宝を取れれば、それに越したことは無いのだから。
『それでも、あんまりおくれるのはダメだとおもいます』
「うん、分かってるよぉ」
ケラリと軽く笑いながら、海の手話に返事を返しつつ、由貴奈は床を調べていた透に視線を向ける。
「あぁ、そういえばさっきのルートの話ですけどぉ……少し変えてもらってもいいですか」
「……それは、どうしてでしょう？」
笑顔は変わらず、透は床からの視線を外し、その提案をした由貴奈に顔を向ける。
「そっちの方が効率がいいと思いますよぉ？ ほら、三人固まって動くよりはよっぽどに」
安全もあるが、三人まとまって動いた際に、トラップに掛かった場合助けるものが居なくなる。
――表向きの理由としては、十分に由貴奈の意見は的を得ていた。
「そうですね。その可能性も有りますが、それでも三人の方が対処は出来ると思いますよ？」
一定の理解を示しながらも、透は由貴奈の意見を否定する。
まっすぐに向けられる由貴奈の視線から、一切瞳を逸らす事無く。
「……そうですか。なら、いいですよぅ」
意見を否定されたにも関わらず、由貴奈は特に反論するわけでもなく、透から視線を外す。
『二人とも、けんかしちゃダメですよ？』
「はは、喧嘩なんかしないよぉ」
そうです、とだけ透も笑顔で慌てる海に伝え、三人はそのまま次の広間に続く通路へと歩き出していく。
――透の瞳に映った仄暗い光に、二人は気づかずに。
【移動確認】
Ｄ２→Ｄ３：小山内 海 壬生 由貴奈 日向 透
【Ｄ３：洞窟下部ルート】
武道達、探検隊にとっては目的の場所である広間に到着し、二人はそのまま探索を開始していた。
「む、ここは外れか……」
豪から預かった梯子を持ちながら、武道は周囲を探索し、その結果を出す。
事前に武道が予想していた宝の在り処である広間は二つ、その内の一つがここであったのだ。
「無かったのはしょうがないです。次を探せばいいのです」
武道と共に探していた姫も、広間の探索を終え、そのまま隣へと移動していた。
「おうさ！ ここ以外でも目指してるのはもう一つあるしな。姫ちゃんも頑張ってもらうんＤＡＺＥ☆」
「はいです、頑張るです！」
元気よく、二人は互いに声を掛けあう。
――武道にとっては、姫も間違いなく仲間の一人。
豪と情報を共有している為に可能性だけは考えているが、それでも、その考えを武道は変えるつもりは微塵もなかったのだ。
元気に仲良く、二人はそのまま次の通路へ向かい、歩みを進めていく。
【移動確認】
Ｄ３→Ｄ４：志波 武道 猫屋敷 姫
▼次ラウンド開始地点▼ 【Ａ３】八神 修 屋敷野 梢 後木 真央（守護者）
【Ａ４】御剣 刀
【Ｃ２】日暮 ねむる 霧谷 朧
【Ｃ３】龍目 豪 小島 海美 八十八旗 信彦 骨削 瓢
【Ｄ３】小山内 海 壬生 由貴奈 日向 透
【Ｄ４】志波 武道 猫屋敷 姫
武道達と分かれ、海美達が通った広間に豪は到着していた。
「……武道に、少し悪い事しちまったな」
少しばかりバツが悪そうな表情を浮かべ、豪は頭を掻く。
――正直に言ってしまえば、豪は姫を疑っている。
だが、それを態度に出すつもりもなかったし、何より疑いだけで姫をどうこうするつもりは豪には無かった。
「とにかくだ、こうして二手に別れた以上、俺もやることをやらないとな」
梯子は武道に渡しており、豪の手元には何も無い。
協力者である海美達との約束は破ってしまう形になるが、それでもその代わりの案と力は、豪は持っていたのだ。
「しっかし、随分と大きく書いたもんだな」
地面に大きく書かれた矢印は、今自分がここに入ってきた方向を向いている。
それを笑顔で見ながら、豪はそれとは別の、海美達が居る広間に向かい駆け出していく。
――到着した広間で海美達を確認した上で、大きく手を振りながら。
Ｃ２→Ｃ３：龍目 豪
【Ｄ２：洞窟下部ルート】
豪達が既に通った広間に到着した海達も、薄く光る中で複数の足跡を確認していた。
「先ほどの広間もそうでしたが、先に移動している人達も多くいるようですね」
膝を着き、それらの足跡を確認しながら、透は二人に声を掛ける。
見え辛くはあるが、それでもこうして確認出来る以上はある程度の警戒はしなければならない。
もちろん、それらの行動でトラップを先に解除するなり発動してくれるなりする利点は十分にあるが。
「でも、急いでもしょうがないですからねぇ」
それらをしっかりと理解している由貴奈にとっては、必要以上に急ぐつもりは元よりなかった。
出来るのであれば漁夫の利を生かしてお宝を取れれば、それに越したことは無いのだから。
『それでも、あんまりおくれるのはダメだとおもいます』
「うん、分かってるよぉ」
ケラリと軽く笑いながら、海の手話に返事を返しつつ、由貴奈は床を調べていた透に視線を向ける。
「あぁ、そういえばさっきのルートの話ですけどぉ……少し変えてもらってもいいですか」
「……それは、どうしてでしょう？」
笑顔は変わらず、透は床からの視線を外し、その提案をした由貴奈に顔を向ける。
「そっちの方が効率がいいと思いますよぉ？ ほら、三人固まって動くよりはよっぽどに」
安全もあるが、三人まとまって動いた際に、トラップに掛かった場合助けるものが居なくなる。
――表向きの理由としては、十分に由貴奈の意見は的を得ていた。
「そうですね。その可能性も有りますが、それでも三人の方が対処は出来ると思いますよ？」
一定の理解を示しながらも、透は由貴奈の意見を否定する。
まっすぐに向けられる由貴奈の視線から、一切瞳を逸らす事無く。
「……そうですか。なら、いいですよぅ」
意見を否定されたにも関わらず、由貴奈は特に反論するわけでもなく、透から視線を外す。
『二人とも、けんかしちゃダメですよ？』
「はは、喧嘩なんかしないよぉ」
そうです、とだけ透も笑顔で慌てる海に伝え、三人はそのまま次の広間に続く通路へと歩き出していく。
Ｄ２→Ｄ３：小山内 海 壬生 由貴奈 日向 透
【Ｄ３：洞窟下部ルート】
武道達、探検隊にとっては目的の場所である広間に到着し、二人はそのまま探索を開始していた。
「む、ここは外れか……」
豪から預かった梯子を持ちながら、武道は周囲を探索し、その結果を出す。
事前に武道が予想していた宝の在り処である広間は二つ、その内の一つがここであったのだ。
「無かったのはしょうがないです。次を探せばいいのです」
武道と共に探していた姫も、広間の探索を終え、そのまま隣へと移動していた。
「おうさ！ ここ以外でも目指してるのはもう一つあるしな。姫ちゃんも頑張ってもらうんＤＡＺＥ☆」
「はいです、頑張るです！」
元気よく、二人は互いに声を掛けあう。
――武道にとっては、姫も間違いなく仲間の一人。
豪と情報を共有している為に可能性だけは考えているが、それでも、その考えを武道は変えるつもりは微塵もなかったのだ。
元気に仲良く、二人はそのまま次の通路へ向かい、歩みを進めていく。
Ｄ３→Ｄ４：志波 武道 猫屋敷 姫
Round3 End
【Ａ４】御剣 刀
【Ｃ２】日暮 ねむる 霧谷 朧
【Ｃ３】龍目 豪 小島 海美 八十八旗 信彦 骨削 瓢
【Ｄ３】小山内 海 壬生 由貴奈 日向 透
【Ｄ４】志波 武道 猫屋敷 姫
Next Round【AM11:30】
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年08月12日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年08月19日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年08月19日 11時00分
