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【ネコミケ番外編】怪盗へブンの楽しい休日?
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すかさずクレジットカードを陽気に掲げる信彦。店員はおもわず目を向ける。
「驚かせてごめんねー。ちょっとしたイベントの宣伝で、手品でーす♪」
「え? そ、そうだったんですか?!」
きょとんとしてしまった店員だが、どうやら丸め込みに成功したらしい。店員はヘブンへと拭く物を手渡すと、てきぱきと清掃を始めた。それを信彦も手伝う。凪はヘブンを助け起し、着替えも必要かしら……と拭くのを手伝いつつ考えた。
また、ののこは轟と菜々緒と共に離れていたのでろっこんも難なく発動。後から話を聞いた刀達は「分担の際離していてよかった」と安堵の息を吐く。
そして、支払いはというと……凪がまかせて、とカードを取り出した。
「本屋の店長であり会社社長の娘をなめないでよ?」
と彼女が全部負担したのである(自分もいくらか負担しようとした信彦はやんわりと断られた)。思い切りの良さに思わず感心してしまう一同だった。
そんなこんなで買い物を済ませ、運ぶ準備をしていると……円達のグループと、夏朝達のグループが一同に集まるのであった。
「ののこちゃん! ナナオ! やっほー♪」
「あ、円ちゃん! 来たんだねー!!」
円がののこと菜々緒に声をかければ、ののこは笑顔で手を振る。菜々緒がごきげんよう、と笑いかけると……蓮と目が合った。彼は静かに一礼し、菜々緒に歩み寄る。そしてお久しぶりです、と笑いかければ菜々緒はそっと言った。
「その様子だと、怪我が治ったかしら……?」
「ええ。お陰さまでここまで回復しました」
やんわりと蓮がそういえば、菜々緒は安堵の息を吐く。彼女にとって、蓮は命の恩人といっても過言ではなかった。確かに、とある事件で『彼』は亡くなってしまったが、もし、あの時蓮が庇っていなかったら……菜々緒はこうして仲間と笑いあっていなかったかもしれない。菜々緒はそっと胸に手を当て、しっかりと蓮の目を見る。この命を大切にしよう、と心に誓いながら。
「蓮君のお陰で、私は今ここにいるのね。……本当にありがとう」
その言葉を受け、蓮は優しく瞳を細め、小さく会釈した。彼もまた、菜々緒が安心してくれた事が、素直に嬉しかった。
「初めまして、先輩方。うちは寝子中の
鍋島 奈々美
ちゅーもんです! 今回は新聞部としてヘブンさんを取材したいと思てますっ」
奈々美がそう言い、頭を下げる。と、刀達もそれぞれ名乗って頭を下げていた。取材という言葉に色々あってマスコミを苦手としている菜々緒は表情を険しくするも、それに気づいた夏朝が奈々美に言った。
「うーん、取材されたくない人もいるみたいだし、その辺りは気をつけたほうがいいよ」
「はい、解りました。それに、邪魔せぇへんよう活動風景を撮らせてもらったり、空いてる時間に質問させてもらえるだけでええんです」
奈々美は真面目な顔で頷き、取材の前にちょっと許可を得る、と約束した。
「ヘブン、こんな所にいたのね!」
「その声は……マナコさん?!」
のりのりで声をかけた真央に、ヘブンは目をぱちくりする。マナコさんというのはどうやら真央がコスプレしている記者の名前らしい。まじまじと見ていたヘブンだったが、はたと何かに気づいて「マナコさんにしては身長とか胸とかボリュームが」と言いかければ思わず素に戻ってふにゃん、とした愛らしい笑顔を浮かべつつ「そこはスルーがお約束なのだ♪」と真央。
そんな彼女の横から出てきた勇樹は深呼吸をしてからヘブンに向き合う。
「ん? 君は……」
「俺は
赤羽 勇樹
! 正義のヒーローになる男だっ!! あんたの所業は知ってるぞ、怪盗ヘブン!!」
名前を言われる前にこれまたびしっ、と言葉を突きつける勇樹。「うれしいなぁ!」と歓声を上げるヘブンに向かい、少年は言葉を続ける。
「皆の笑顔の為に身を粉にして働く自己犠牲野郎……、気に食わねェが、信念は立派だ」
「勇樹はヘブンさんを尊敬してて、お手伝いしたいって言ってます」
途中で奈々美が口を挟めば、勇樹が顔を真っ赤にして「余計な事言うなよ!」と恥ずかしがる。けれどもヘブンはにっこりわらって
「よろしく、頼むよ、勇樹くん」
「……こちらこそ、よろしくたのむ」
と、2人は握手した。
「すみません、レイさん。念の為ですがヘブンに姿を見せないほうがいいかもしれません」
修が、ヘブンの方へ歩み寄ろうとするレイを呼び止める。不思議そうな顔をするレイに、修は真面目な顔で説明する。
「彼に警戒されないように、です。彼の気持ちが判るまで……姿を隠してもらえませんか?」
「そういう事なら、その方がいいかもな。でも、何もしないで待つのはちょっと……」
それに対し、修はどうしようか、と少し考えるのだった。そこへ刀がやってくる。彼は、レイが作者と知って少し驚いた。修がレイから聞いた事を語ると、刀は少し目を細めて呟く。
「うーん、ヘブンの幸せって、何だろう? 確かに、読まれる『本』としては幸せだと思うけれど、ヘブンの幸せとしては違うんじゃないか?」
「ヘブンの……幸せ……」
レイが、はっとした表情になる。修と刀はレイがなにやら考えているのを見、言葉を待った。
「彼の幸せは『皆が笑顔になる事』。だから、ここへ来たのが偶然だとしても出会った皆が笑顔になれば、満足してくれるかもしれない」
レイはそっとヘブンを見、穏やかにそう言った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月10日
参加申し込みの期限
2014年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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