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修は海を前にして手帳に細々と数値を書き込んでいた。自身の歩数から穴の距離を弾き出した。着いた砂浜では足跡を判断材料に大体の入った人数を割り出す。
細々とした作業のあと、カメラで浜の全景を収めた。砂浜、海、空の個別の写真も撮った。
一度、ケータイの時刻を目にした。修は折り畳み自転車に跨り、本格的な調査に乗り出した。砂に埋もれそうになるタイヤは脚力で回避。次第に速度が上がってきた。
十五分間を立ち漕ぎで耐えた。岩壁の割れ目に細い水の流れを認めて修は自転車を側に付けた。
「湧き水か」
修は両手を器の形にして水を溜めた。透明度は高い。水の冷たさで手が少し赤くなる。零さないように口を付けて、残りは一息に飲み干した。
「……口当たりが良くて美味いな。これは軟水なのか?」
自身に疑問を投げ掛けたが答えは出なかった。考え込んだ時に足元の石に目が留まる。岩壁から剥離した物なのか。覗いた断面は虹色の光彩を放っていた。修はカメラに収めて石を拾い上げた。
ケータイで時間を確認すると、二十分を回っていた。
「一度、穴まで戻るか。その前に」
修はケータイのGPS機能で位置情報の取得を試みた。測位に失敗した旨を画面が伝えてきた。特に驚いた様子はなかった。
穴に戻ると修は自転車を押して中に入った。右手には拾った石を持っていた。角度を変えながら虹色の断面に見入っていた。
「どういうことだ?」
穴を抜けた瞬間、手から石が消失した。不審な目のまま、穴の側に置いた腕時計を拾い上げた。ケータイと時間を比べると全く同じであった。
「時間の流れは同じか。石はどうして――」
何かに気付いたかのように修はカメラで撮った画像を呼び出した。
「……写真は消えないのか」
修は再び、穴と向き合った。改めて全体を目にする。
「縮まっているようだな」
海側に戻った修は一時間を目安に穴の大きさを計測した。合間に自転車で探索に勤しむ。その中で穴を安全に通り抜けられる大きさを七十センチと定めた。時刻で言えば午後七時前後。腕時計とケータイにタイマーをセットした。
「これは皆の避難用だ」
手帳の一頁に『穴が閉まる。早く逃げるんだ』と大きく書いて破り、穴の近くに置いた。重石にはタイマーを兼ねた腕時計を使う。
ふと修は海美の姿を目にした。心配ないかな、と呟いて自転車に跨った。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
動物・自然
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月06日
参加申し込みの期限
2014年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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