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右手の指を割れ目に掛けて残りは蔓を掴んで岩壁を攀じ登る。時々、賑やかな声が風に乗って届いた。
ねむるは下の方に目を向けた。点に近い人間が白い部分で動いている。合間に自由が利く右手をだらりと下げて軽く振った。
「ここまでくると戻るのも大変だねぇ」
ねむるは上へと目を移した。大きな亀裂に相応しい巨木が斜め上に見える。
「まだ、少し距離があるねぇ」
数回の深呼吸でねむるは当初の勢いを取り戻して登っていった。間もなく巨木は手の届く距離にまで縮まった。苦しい表情に僅かな笑みが混在する。
軽やかな右手が突起を握って身体を引き上げる、途中で呆気なく外れた。うぉ、と驚きに近い一声を上げた。
左手一本でねむるは踏み止まった。
「今のは危なかったなぁ」
余裕のない表情で巨木の幹の上に倒れ込んだ。仰向けになると巨大な葉が日除けの代わりになった。全身の力を抜いて瞼を閉じる。胸の上下が収まると、急に上体を起こした。
「この音は水か?」
岩壁に注意深く目をやり、音の原因を探り当てた。一部の亀裂から水が染み出している。ねむるは幹伝いに近づいて両手を差し出した。細かい切り傷で白みを帯びた指先を存分に浸した。
「ひんやりして気持ちいいなぁ。少し指に染みるけど」
微笑むような表情で冷たさを堪能した。続いて喉を鳴らして飲んだ。最後に両方の掌を合わせて溜めた水を頭から被った。
「コーヒーもいいけど、いい目覚めの一杯になったねぇ」
ねむるは挑戦的な笑みを浮かべた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
動物・自然
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月06日
参加申し込みの期限
2014年08月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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