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「美味い!」
刀は届けられた焼き鳥に早速かぶり付く。溢れる肉汁と甘辛いタレが絡み合う旨味に顔を綻ばせる。
「やっぱり焼きたての焼き鳥は美味いな」
空っぽの胃に美味い熱源が降りていくのを楽しみながら、
「ん?」
ふと隣の千歳を見れば、彼女は何だか困惑したような顔をしている。もしかしたら焼き鳥を食べた事がないのかもしれない、その事に思い当たって、刀は食べかけの焼き鳥の串をそのまま差し出す。
「美味いから食べてみろよ」
「刀君……」
差し出された焼き鳥を見、差し出した刀を見、千歳は意を決したように眉間にぐっと力を籠める。
「ダメじゃない!」
唐突に子供のように叱られ、きょとんとする刀の手から、千歳は焼き鳥の串を受け取る。
「お行儀悪いわよ」
お手本、とばかり、千歳は箸を取る。箸で具を串から外して小皿に移す。姿勢を正し、頂きますと両手を合わせる。楚々とした仕種で焼き鳥を口に運ぶ。
「うん、味は悪くないわね」
凛とした表情を淡く崩して微笑み、どうぞと串から一個ずつ抜いた焼き鳥の小皿を刀に向けて、気付いた。刀がものすごく微妙な顔をしている。
「いやそれは違う」
「……えっ?」
「こうやるんだ」
刀は別の串を取り、改めて豪快にかぶり付いて食べて見せる。
心底美味そうに串から食べる刀を見つめ、同じように焼き鳥を食べる周りの人々を見つめ、
「……っ、」
千歳は夕日の色より紅く頬を染めた。
(家では小皿に分けられて出てきていたのだけど、そのまま食べるのが一般的だったなんて)
熱を帯びた頬を押さえ、千歳は俯く。
(世間知らずな子だって思われたよね?)
恥ずかしさに頬を染める千歳の表情と仕種が可愛くて、けれどそれを言ってしまうのは照れ臭くて、刀は焼き鳥を頬張る。
(……やっぱり)
小さく、笑みが零れた。
「誰かと一緒に食べるご飯の方が美味しいな」
千歳がどきりとして刀を見るも、刀の視線は店先に集まる人々の輪に向けられている。
「大勢で食べるのも悪くないよね」
刀と同じ方向に視線を向け、千歳は息を吐くように笑う。七輪の前にしゃがみこむ店員の前、また新しいお客が立っている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月07日
参加申し込みの期限
2014年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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