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◯這いよるわっしょい!
ところ戻って、お祭り会場。ここではしのぎを削る大食い勝負が開幕中である。
「まだまだなのだー!」
「うめー……これならいくらでもイケるぜ!」
後木 真央
が、
六月一日宮 檸檬
が。
「……まだ余裕だ」
「ボクだって、負けないよー!」
御剣 刀
が、
霧生 穂月
が、そうめんを食い荒らす。
「川がすっかり綺麗になってしまいました」
「私も、頑張ります!」
川辺で
宮祀 智瑜
が目を丸くし、
久良木 優菜
が張り切っていると、次のそうめんがやってくる。
「今度こそ……!」
優菜が箸を構える。
そしてそうめんを見据え――全員一斉にそうめんに襲いかかる。
そんなエンドレス流しそうめん大会の中、ふと穂月は独りごちた。
「んー……素麺は美味しいけど、なんかつまんないなぁ」
普通に考えれば、どんなに頑張ったってこのモンスター並に食べるお兄さんお姉さんたちに大食いで勝てるわけがない、という本能的な判断も穂月の中の『つまらない』に拍車を掛けたのかもしれない。
(ちょっとだけ、驚かせてみようかな?)
そうして狙うのは、檸檬の背中。汗と水飛沫で濡れた、レモン臭い背中。その背中にゆっくり、ゆっくりと近づいていって――
「わッ!」
そうして腹の底からひねり出し、全身に響かせた声が檸檬の背中を思い切り押した。
「わぁ!?」
すると檸檬は言ってしまえばあっけないほど簡単に体勢を崩して、川の中へ。
「うわー力が抜け……ってやばっ流される……!」
「へ!?」
落ちた! 驚かしすぎた? しかもなんか上がってこないし、檸檬兄ちゃんって実は泳げないとか……。
穂月の中から、一気に熱が飛んで、どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……そんな混乱に埋め尽くされる。そうして穂月が焦っている間も、檸檬は流されないよう必死にもがいていた。
「れ、檸檬兄ちゃん!」
急いで穂月はバスタオルを檸檬に向かって投げる。
「檸檬兄ちゃん! これに掴まって!」
「さ、さんきゅッ」
「よし、後は引き上げ……」
けれどここはお約束とでも言うのだろうか。いや、そんなセオリー云々関係なく、体格差のある穂月が檸檬を引き上げられるはずもないのだ。
「ってうわぁ!」
穂月も一緒になって川の中へ落っこちた。
「あっぶ……なん、でボクまで落とされるの!?」
「んなこと知るか……ッ! そ、そうめんが、服ん中……ァ、入って……!」
「れ、檸檬兄ちゃん、動かないでよ! くすぐった……!」
「ひッ! くすぐったいのは、俺のセリフ、だ!」
「は、離せぇ! ぅ、く、あは、あはははははは! く。くすぐ、った、」
こうしてふたりが流れていく。
そして流れたのはこのふたりだけではない。
「ふぅ……やっと、ゆっくり食べられるかな……」
色々とハプニングは合ったものの、それはどうにか解決したらしい。そう認識していた
結城 正義
は、すっかり空っぽになったお腹を満たすべく、ゆっくりと水の中へ入っていく。
「と、取れるかなぁ…‥」
あまりこういったことが得意ではない正義は不安ながらも、ここは気持ちの持ちようということで、えい! と思い切ってそうめんを掴みにかかる。
「あ!」
そしてそうめんを無事掴むことができ、正義は破顔する。
「上手くすくえたら楽しいし……んー、美味しい……!」
よく冷えたトマトだれで、よくよく冷えたそうめんを頂く。なんて贅沢なのだろう。
(よし、おかわりするぞ!)
正義は張り切って、二度三度とそうめんをすくい上げた。
(そういえば上流はどうなってるんだろう?)
やっぱりそうめんが湧き出ているのだろうか……? ぼ、僕も行ってみようかなっ。ミステリー好きの血が騒ぐとでも言うのだろうか、正義は目をキラキラとさせて上流を見つめる。しかし残念ながら、その分足元がお留守だった。
「あ、あれ? 足にそうめんが絡んで……きゃー!!」
きゃーと可愛い悲鳴を上げて、正義は流れていった。
「ひいい、僕まで流されるぅぅ!?」
流れながら彼は思う。
(愛犬のホームズ。僕がいなくても強く生きるんだぞ。父さん、母さん、息子の死因が流しそうめんですみません)
結城 正義
、16歳。辞世の言葉は家族へのもの。
「って、こんな遺言駄目だろ僕!」
というわけで正義も、どんぶらことどんぶらこと流されてしまったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月08日
参加申し込みの期限
2014年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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