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ウォータースライディングそうめん++
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◯そうめんわっしょい!
キラキラと降り注ぐ日差しの下。澄んだ天宵川を流れる白い物体の正体はわかったけれど。
(川からそうめん……これはある意味事件だ……!)
結城 正義
はその『そうめん』をどう扱うべきか頭を抱えていた。悪戯なのか、はたまた神魂のしわざなのか。なんにせよ衛生的に気になるところだ。と、いうことで。正義は一度寮に戻り、小型の水質検査キットを手に、再び川のそばへ戻ってきた。
(……なんでそんなものまであったんだろう)
そんな疑問も浮かんでは来たが、そういった疑問はだいたい『星ヶ丘寮には優秀なスタッフがいるから』ということで片付くのである。
「っ、つッ!」
思わず手を引っ込めてしまうほど冷たい水。その水を採取して検査薬と混ぜる。結果は――問題なし。いやそれどころか――
「あれ、むしろ飲めるほど綺麗?」
正義は目を丸くする。どういうことだろう。首を傾げる。
(こういうときは他の人の意見も聞いた方がいいかな……?)
そう思って正義は「中津川さんは、」偶然居合わせた
中津川 笹鳴
に声をかけ……ようとした。
「って、中津川さん!?」
「きゃっ!」
ちょうど彼女は川に落ちる寸前だった。
ねこったーや待ちゆく人たちの噂を聞いて、
御剣 刀
も天宵川のほとりへやってきていた。装いはTシャツ、ジーンズ、スニーカーというごく平凡なものだが、その手にあるものは箸、器、ザル、素麺のつゆ、薬味のミョウガ。……準備万端だった。
(こんなの絶対普通じゃないよな……)
だが。だが。
(だけどこれがフツウなんだ!)
このそうめんの魅力には抗えない!
というわけでさっそくいただきます。そう箸を構えたところ、視界の端で揺れる女性を見つけた。まさに落ちる寸前。
「大丈夫か?」
「あ……ありがとう……ござい、ます」
刀はすかさず彼女を助け、
「お、おつゆとか……その、準備してきたんですけど……」
「気をつけた方がいい。川は、怖いからな」
そう。そんな人もいるだろうと思って刀はザルを準備していたのだ。
「このザルにもそうめんを冷やしておくからよかったら使ってくれ」
「あ、あ……!」
嬉しそうに、恥ずかしそうに笹鳴は頬を染める。その顔を見て、刀は気がついた。
「あ……氷、忘れてた」
きっとそのことを言おうとして言えなかったに違いない。
「待ってて」
刀はそれだけ言い残すと、近くのコンビニまで走りだす。
「これでバッチリなのだ!」
ねこったーやらなんやらで噂を広めている第一人者(?)
後木 真央
は、自分の持ち物を見て満足気に頷く。陸上部Tシャツ、七分丈ジャージパンツ、赤猫リュック、デジカメ、スマホ、財布、タオルそれからカツブシ粉&マタタビ粉の標準装備に加えて、十徳ナイフ(缶切り付)、登山用包丁セット(まな板付)、そうめんのつゆ、深めの紙皿、割り箸、ネギ、チューブ入り生姜、ミョウガ、シソ、それから缶詰。そうめんを楽しむために申し分ない。
最初に見た時は「川で壮大な流しそうめんなのだ今回もNMR(寝子島ミステリーレポートの意味)ネタいただきましたのだ~……はっ!? いや喰う前に準備必須だったのだなんてこったなのだ!?」と笑って泣いてとしたのだが、新聞ネタと食べるためなら労力を惜しまないのが彼女である。
「さてさっそくネギを刻むのだ!」
ネギは時間が経つと酸化して栄養が飛び、味も落ちる。となればその場で刻むのが一番。川の水で綺麗に野菜を洗ってから、真央はとんとんとんとん、小気味良い音を立ててネギを刻んだ。
「同じ川に流れるそうめん食べるのだ。細かいことは気にしないのだ!」
そうしてせっせと準備しているところにやってきたのはさらさら黒髪ストレートの美人さん・
深縹 露草
。
「……ふ、風流デースね?」
美人さんだが……なぜか露草は三角巾に割烹着という出で立ちだ。
「これ、キャンプ用の机デース。ヨかったら、ご一緒するデース?」
「おお、すごいのだ!」
なんと、真央と並んで準備のイイ人がここにも居た。真央は感動して目を輝かせた。曰く、そのテーブルは友人から貰い受けたものだそうだが、すごいのはそれだけではない。麺つゆと錦糸卵・ねぎ・ごま・刻み海苔・エトセトラエトセトラ。ついでに皿、紙コップ(麺つゆ用と飲料用の二種類!)、ゴミ袋まで準備しているというのだから、真央は彼に対して感動を通り越して尊敬の意を示した。
「すごいのだ! 露草ちゃん、すごすぎるのだ!」
「ふふ……どうぞ、ご自由にお食べ下さい」
そんな不思議な連帯感で結ばれたふたり。
「さ、あなたもどうぞ」
「や、ぼ、僕は……」
そこへどうしたものかとふらふらしていた
結城 正義
がやってくる。
「あ、それ分けてもらってもいいか?」
「ぇ、は、はい、ただいまぁ!!」
そしてその正義。別に望んでいるわけではないのにふたりの手伝いをすることになり、ちょっとした屋台のようなものが出来上がったのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月08日
参加申し込みの期限
2014年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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