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夢から飛び出した夢
最初はこんなに軽くて大丈夫だろうかと
春夏秋冬 真優
は不安になったくらいだ。自分で立ち上がることも出来ないくらい弱っていて、その上、小学生かなにかなのかと思ってしまうほど軽くて細い。けれど上半身は細いながらも女性特有の丸みがあって、可愛らしい白いシャツには、フリルとは別のもので膨らんでいる。下半身――太腿は真優の腕を跳ね返すような瑞々しさと、吸い付くような柔らかさを持ち合わせている。
屋敷野 梢
は小学生なんかじゃない。
「やーめーろー! おーろーしーなーさーいー!」
意外なほど元気な声を聞いて、ようやく安堵したくらいだった。
「ん? なんだよどうしたんだ?」
と、どうやらお姫様は不満らしい。真優は一度歩みを止める。
「お、下ろしてと言ってるの……!」
なるほど。言いたいことはわかった。
「いやいや、でも下ろせって言っても、お姫様自分で歩けねーだろー?」
「ぅ、」
「それに、おんぶじゃ荷物持ってってやれねーって」
ちらりと彼女の腕の中大きな買い物袋を見ると、梢は言葉に詰まった。
「お姫様あんま力入らないみたいだしな」
「うぅ、」
もう反論はないらしいので、「んじゃ駅に」と真優は再び歩き出す。
「ちょ、せめてこれ以上の人前に出ないでください。友達に見られたら死にます!」
その語気とニュアンスでそれが照れからくるものだというのは、真優にもよくよくわかった。それにしても物騒なことを言うものだ。ちょっとだけ真優は笑みをこぼす。
「そんなこと言ったって、いつまでもこうしてるわけには……」
今は駅前にもそんなに人がいなかった。おそらく同じような症状の人が多いからなのだろうが。
「い、家までの人通りの少ない道、教えますので!」
腕の中で真っ赤になった梢は……かわいい。
「わかった。家まで送っていけばいいんだな?」
「お、お願い……します……」
あんまりかわいくて、夢の中のままで、真優ははしゃいでいるのだと自覚していた。
「任せとけ。俺がどこまででも連れてってやるよ」
自覚していても言わずにはいられない。
「なんたってキミはお姫様だしな!」
「ぅー」
ほんの少しだけ混ざっている、茶化すようなニュアンスは梢だけではなく、自分にも向けたもの。
「ま、こうして会えたのもなんかの縁だろ。それなりに時間もかかるだろーし、ゆっくり話でもしてこーぜ」
「……そう、ね」
女性を抱え上げて歩くのは思っていた以上の重労働だ。いくら梢が軽くたって、重労働に変わりない。それでも。お姫様に会えた喜びは、真優にちょっとした無理を許すくらいの力になるらしい。
さて、なにを話そうかな……!
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担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月21日
参加申し込みの期限
2014年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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