this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
全員強制緊縛Day
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
結んだものが離れない。
そんな不思議が起こったある日の顛末は、それぞれだった。
【
檜山 立樹
、
氷華・クルバトフ
】
閉店後しばらく。
「どうやら解けたみたいだね」
「……そう、みたいですね」
いつの間に解けたのかわからなかった。
けれどあんなに引っ張ってもどうにもならなかった手が、今は綺麗に剥がれている。
「とりあえず良かったぁ……」
立樹の言う通りだ。
このままずっと繋がったまま……というのは、色々と困ってしまう。
(い、色々ってなんだよ、色々って)
「氷華さんには一日付き合わせちゃったな……」
「い、いえ……檜山さんのせいじゃないですし、気にしないでください」
氷華がそう言うと、立樹はハッとする。
「あ、もう遅いですし、送りますよ」
「……えっと、」
「ね?」
立樹は穏やかに微笑んだ。
(……何も言えない)
この笑顔をみると、ただただ幸せな気分になって、もう断らなきゃだとか、迷惑をかけてしまうとか、そういう理性がすべて吹っ飛んでしまう。
それは、ろっこんの力も手伝ってなのだけれど、氷華も立樹もそんなことは知らなかったし、彼らにとってはどうでもいいことだ。
「……よろしく、お願いします」
氷華は静かに頷いた。
それからの時間はとても穏やかで幸せな時間だった。
ただそれだけが、二人の間の真実だった。
【
夕鈴 翼
・
小山内 海
・
御剣 刀
】
ようやく縄が解けた時、翼と海に刀はひどく睨まれる。
別に触ろうと思って触ったわけじゃ!
と言い訳しても通じまい。
それに……触ったことは紛れも無い事実なのだから。
「……悪かった。お詫びも兼ねて、今度、なにかご馳走するよ」
お詫びも『兼ねて』。
つまり、刀は得したから『御礼と』兼ねて。
そんな真意を知らない少女たちは、渋々ながら頷くのだった。
そして刀に送られ、帰宅するのであった。
【
ロベルト・エメリヤノフ
、
遠矢 護
】
「あちょっと暗くなって来ちゃいましたね」
「そうだね」
そろそろ店も閉まるだろうしどうしようか……。
そんな不安に駆られ、ロベルトは俯いた。
「とりあえず、移動しようか?」
「そう……ですね。でもどこに……」
護も困ったというように視線を彷徨わせる。
「あ!」
二人の声が重なった。
「戻ったみたいですね!」
「ああ!」
よかった。
「ごめんなさい先輩ご迷惑をおかけして……」
「いや、迷惑だなんて思ってないよ。楽しかった」
「は、はい、それじゃあまた」
「外は暗いから、気をつけてね」
「はい」
そうして護を見送り、ロベルトもゆっくりと帰路につく。
(……気のせいかな?)
ようやく解放されたというのに、護の笑顔は少しだけ曇って見えた。
どうしてだろうと空を見上げると、出たばかりの月が微光を放っていた。
(……もしかして夜、だからかな)
深く考えずに、ロベルトはそんな風に思う。
(また遊べたらいいなー)
【
雨寺 凛
】
再び修にコードを解いてもらった後、無事に桜花寮に帰宅した。
「はぁ、疲れた……」
凛はベッドに倒れ込む。
「ホント、タイヘンな1日だった……着替えてもう寝……よう……」
(ああ、明日、帰ったら、コードを片付けないと……)
着替えなきゃ、と思いながらも、同居人に声を掛けられるまで、凛はぐっすりと眠り込むのであった。
【
羽生 碧南
】
「ふぅ……」
同じ頃、碧南も自室に戻っていた。
「なんかよくわかんないけど、雨寺さんが無事でよかったよね」
思っていたより帰宅は遅くなってしまったが、致し方あるまい。
「さてと――」
ではさっそく着替えて、ゲームを……!
そう思って碧南はリボンタイを解こうとするが。
「あれ?」
解けない。
いくら雑に結んだと言ってもこんなほどけないような結び方してないよ?
碧南は首をかしげるが、どうしても解けない。どころが余計にリボンがこんがらがっていく。
「……こうなったら、ハサミで!」
そう思って碧南はハサミを手に取るが――それもどうしてか失敗。
「ちょっと、どうなってんのよ?」
そうこうするうちに今度は指先がリボンに絡まってしまい、それを解こうと次は反対の指まで絡まってしまった。
「ちょ……ちょっと待ってよ、こんな微妙にカッコ悪い姿で1日の残り過ごすとか……」
今まで気にしなかったのは、すぐに着替える。着替えられると思っていたからなのだ。
けれど着替えられないとなった今、
「冗談じゃないわよー!!」
叫んでみても解けないものは解けない。
凛の気持ちを体感した碧南。
そんな碧南が修のことを思い出すのは、神魂の力が解けるのは同じ頃だった。
【
八神 修
】
知人や待ちゆく人を助けたり助けられなかったりして、愛犬と過ごした修は凛と碧南を見送ってから無事帰宅した。
その手は未だ、リードと繋がったままだったが。
「ただいま」
そうして玄関に入った瞬間。
14匹の仔猫たちが修に飛びついてくる。
「うわッ!」
可愛い仔猫たちに囲まれ、修はしばらく玄関から動けなかった。
【
宮祀 智瑜
】
眠りから覚めた時、あんなに絡まっていた毛糸はいつの間にか解けていた。
(よかったのです……)
ホッと胸を撫で下ろすのは、束の間。
「ああ!?」
せっかく編み上げた手袋も、見事なまでに、毛糸に戻っていた。
【
桃川 圭花
、
獅子島 市子
】
観覧車を降りて、両手をつないだまま二人は観覧車から見えたどこかに向かっていた。
「なぁ、さっきの質問なんだけどさ」
「さっきの?」
「お願いがどんなことでもいいのかって聞いただろ」
「……ええ」
「どんなコトでもいいよ。
あたしは圭花のものだから」
圭花、愛してるよ。
言葉にした思い。言葉にできない思い。
その思いを抱えたまま、二人は手が離れるまで、時を同じくした。
いつまでも、いつまでも、この時が続けばと願いながら。
こうして神魂の結びつきは、幸運にも、無情にも、塵にもならず消えていった。
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
つるこ。
ファンレターはマスターページから!
いやーご馳走様でした。
むしろ『コイ』かと問いたくなります。
全体的に、『どうしてそうなった!』の多い回でしたね。
結んだものが解けなくなるだけのはずが、そもそもどうしてそんな結びになったのだみたいなのがね!
まったく、そんなに卑猥な格好が好きですか。おっぱいが好きですか。
けしからん、まったくけしからんですぞ皆さん!(いいぞもっとやれ☆
というわけで皆様お疲れ様でした。
またご縁がございましたら、その際はよろしくお願いいたします。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
全員強制緊縛Day
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月24日
参加申し込みの期限
2014年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!