this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
全員強制緊縛Day
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
つぎへ >>
◯
しばらくすると、ティータイムも終わり、客足が落ち着いてきた。
「氷華さん」
「はい?」
「あ、もしよろしければ試作の抹茶パフェを……」
と立樹が店の冷蔵庫から、キレイに飾ったパフェを取り出してきた。
「あ、ありがとうございま――」
すぐさま氷華はお礼を言おうとしたが、立樹によって遮られた。
「あぁ、そうだ、利き手が使えないから食べづらいですよね」
(え?)
思わぬ立樹の発言に、一瞬氷華はたじろぐ。
「はい、どうぞ」
だがその間に立樹はスプーンでパフェをすくい、氷華の目の前に突きだした。
たっぷりの生クリーム。芳しい抹茶。黒々と光る小豆。
輝くようなパフェは、今、氷華の目の前にある。
「え!?」
「どうかしました? あ、抹茶苦手でした?」
「あ、いえ……そうじゃないんですけど、」
これは、俗にいう『あーん』って言うやつだ。間違いない。
(えっと、これは……!)
これは、ただの気遣いであって、別にバカップルがやる『ダーリンあ~ん♪』『おいしぃよぉ~ハニー♪』みたいなのとは訳が違う。
わかっている。わかっているのに、氷華の頭の中はいつになく熱かった。
「い、いただきます」
氷華は気がつくとそんな返事をしていた。
そして震える唇に、銀の匙が触れる。
冷たい感触が下の上で溶けていき、鼻を抹茶の香りが抜けていった。
「味はどうですか?」
けれど、味はちっともわからなかった。
(……恥ずかしくて味なんてわからない、)
……そんなこと、氷華にはとても言えない。
「えっと、あの……とても、美味しいです」
氷華はどうにかそうとだけ告げ、俯くのだった。
「それは良かった」
立樹の微笑みは、俯いていても今の氷華には毒に違いなかった。
それからは特に問題もなければ、気まずいこともなかった。
ディナータイムが過ぎ、ひっそりと飲んでいく客も帰っていき、閉店の時間を迎える。
「手は……」
「まだ、離れないみたいですね」
さすがに、氷華の声には疲労感が滲んでいた。
しかし疲労を感じているのは、立樹も同じだった。
(このままだったらどうしよう……)
立樹の脳裏によぎる、今後の未来。
それははるか遠いものではなく、近い未来、今晩のことだった。
この店の下宿の一室。
手を重ねたままの立樹と氷華。
そのまま一夜を明かすことになり、寝るに寝れず、起きるに起きられず、時ばかりが過ぎていく。
そんな中、秋の夜の寒さは二人の距離を自然と縮め、そして――
(って駄目だ。やっぱり駄目だ!!)
妄想を強制終了し、立樹は考えを改める。
(相手は学生だし! なんとか解決する方法を考えるんだ……!)
でもいったいどうしたらいいのだろう。
途方に暮れることしかできない立樹だった。
<< もどる
1
…
12
13
14
15
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
全員強制緊縛Day
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月24日
参加申し込みの期限
2014年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!