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【プールサイドパニッシャーズ】
場所は再び、ひんやりプール。そろそろお昼も回る頃かな……? という時刻です。
「ふあ~……」
ぷかぷか、ぷかり。ビート版を二枚重ねに浮かべ、その上でのんびりと涼んでいる、小柄な男の子。
「あー。水の中にいるだけで、暑さも遠のくべぇ……」
だらーん、と幸せそうなお顔で浮かんでいるのは、
鈴野 海斗
です。
隣のレーンでは、水泳部員たちが一生懸命練習に打ち込んでおりましたが、彼はそれもどこ吹く風。あまりの暑さに耐えかね、こうしてプールへ涼みにやってきたからには、彼はひたすらに涼を満喫するのみなのです。
ゆらゆら、ゆらり、水の上をたゆたう……そんな海斗を、
常闇 月
はプールサイドに腰掛けながら、じっと眺めています。
冷たい水に両足を浸して涼んでいる月でしたが、実のところ気になっているのは、意外にも引き締まって筋肉質な、海斗の身体です。
(……ムキムキ、というほどではありませんが、なかなか鍛えられていますね……)
「んん? 月さん、どうかしたべぇか?」
小柄でありながらも程よくついた筋肉に、ついつい癖で、真剣に見入ってしまっていたようです。気づけば海斗が、怪訝そうにこちらを見返しておりました。
「いえ、何でも」
「んだか? いや~、それにしても……」
と、今度は海斗が、じっと月を観察する番。
海斗の着ている水着は、学校指定のごくありふれたもの。しかし月が身につけているものはと言いますと、ちょっぴりアダルティな黒のツーピース。しかもよく見ますと、紐で結ぶやつですこれ。セクシー!
「月さん細えんで、良く似合ってるっちゃねえ、その水着。普段は大人しいんで、そのギャップもあって……ええと思うっちゃよ!」
くりんっ、と水の上でひっくり返り、ビート版を胸に抱いてラッコのように浮かびつつ。海斗が、そんな風に水着を褒めちぎるものですから、
「……その。ありがとう、ございます」
月は照れたのか、心持ち顔を赤くしながら、ぷいっ、と顔をそむけてしまいました。
実はこの水着、彼女の義理の姉から譲られたもので、彼女自身のチョイスでは無かったりするのですが……それも相まってか、照れ臭さも倍増だったようです。
しばし、ひんやり。二人で会話など交わしつつ、プールの冷たさを堪能します。
それにしましても。
「なーんか……目付きのヤラシイやつが、たくさんいるべぇ」
「そうですね。私も先ほどから、視線を感じます」
思春期真っ盛り、健康な男子たちのひしめく学校のプールにおいては、往々にして、不埒な輩が紛れ込んでいるものです。
二人があたりを見回してみますと、いるわいるわ。嘗め回すように、女の子をじっくりくっきりと眺めたり。ラッキースケベを期待してか、女子とのそれとない接触を試みてみたり。だらしない顔つきをさらした男子たちの姿は、そこかしこに見つけることができました。
「……全く。仕方がありませんね」
「スケベなやつにゃ、お仕置きするっちゃあ」
こくり、うなずき合う二人。
そう。皆で楽しく使うべきプールが、目を覆う無法地帯と化してしまわないためには、そんな役割を担う、正義の人が必要なのです!
二人はそろりと移動を開始。まずは手近な、第一のターゲットへと近づきます。
プールサイドに腰掛け、暑さにぐったり……と見せかけながら態勢を低くし、行き交う女子たちを絶好のローアングルで眺めている男子へ。
「……元気が有り余ってるみたいだべなぁ。オラが、プロレスごっこで発散させてやるっちゃ」
うわぁ、なんだなんだ!? と慌てふためく男子生徒へ、海斗は制裁のヘッドロック! コブラツイスト! 卍固めー!
思わずギブアップ、へろへろになった男子は、速やかにプールの中へと投入。ぷかりと浮かんで、少しばかり頭を冷やしていただくという寸法です。
一方、もう一人の仕置き人である月は、
「…………」
ひたすらに寡黙に、スケベ男子の足元をつるんと払ってはプールへ突き落とし。あんまり目に余る者には、音も無く背中へ回り込み、ビスッ! と首筋へチョップを一撃。不躾な欲望にさらされる乙女の純情を救い出して回る、まさしく仕事人のような活躍ぶりでありました。
……あ、ご心配なく。昏倒した不埒な男子は、10分もすれば、何事も無かったように目が覚めるはずです。月さん、ちゃあんとそのへんは心得ているのです。安心です。
「……あんれえ。涼みに来たはずが、オラ、結局身体を動かすハメになっとるっちゃあ~……」
スケベ男子たちを次々にお仕置きしつつ、海斗は、ふうっとため息ひとつ……と。
二人の目の前で、男子たちには嬉しい……当人には繕いがたいキズを刻んでしまうこと間違いなしな、いわゆるひとつのハプニングが!
きゃーっ! という悲鳴に目を向ければ、プールの中。海面を流れゆくのは、とある女子生徒が身につけていたはずの、ビキニのブラ。ところが周囲の男子たちときたら、それを拾ってやろうともせず、目を皿のようにしながら女生徒へ近づいていくのです。
「これは、いけませんね」
「そうは、させないっちゃ~……!」
乙女の大ピンチに、二人は走ります。
次の瞬間……ビスビスビスビスッ!
「あぶなーいっ!」
あわやポロリ、といったところで、海斗のビート版が際どくそれを遮ることに成功し……彼らの周囲には、ぷかぷかぷかり。幾人もの不埒者たちが、仰向けにぷっかりと浮かんでおりました。
月の拾い上げたブラを身につけると、お礼を言って頭を下げ、水から上がっていく女生徒。その背中を見送りながら、海斗と月は顔を見合わせ、やがて、ぱちり。互いの手を打ち鳴らしました。
彼らの活躍で、水際の平穏は見事、守られたのです!
……ひとまずは。
「後は……あれは、どうしたもんだべな」
「どうしましょうか」
二人がジトッとした視線を投げたその先には……水泳部のレーンで達者な泳ぎを披露する
相原 まゆ
先生と、プールサイドでそれを眺めながら、至福の表情。
冴木 竜司
くんがおりました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月07日
参加申し込みの期限
2014年07月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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