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【いぬ・猫・ボクの幸せ時間】
今日も、
桜庭 円
はシーサイドアウトレットにて、ねこの「にゃーくん」と散歩していた。
暑いがきちんと毎日の散歩は欠かさない。
そんな最中、車通りの無い道の真ん中に一匹の犬が歩いていた。
首には、まだ読める文字での「お手伝いします」のつり看板。
そして、その看板の方が間抜けで似つかわしくなく見える見事な装備……もとい甲冑を身につけて。
「おーかっこいい! ボルゾイってやつ!」
円は大喜びで駆け寄った。
しっかりとしつつもスレンダーな足つき。厳つくなく、かといって弱さを感じる訳ではない、その逞しい肉付き。
その背中と胴を、囲うように身にまとった朱色の甲冑がまるで何かに変身でもした後のように、違和感無く固定されている。
円はその四足歩行をしているいぬの甲冑を感極まった様子でぺたぺた触ってみた。
にゃーくんも目を輝かせて、その背中によじ登って楽しそうにしている。
「こんにちはでござるワン」
「喋った! 流石ボルゾイ!
ボクは桜庭円、こっちの子がにゃーくん。
キミは?」
「拙者いぬの『べるさる』と言うワン。この名前はボルゾイ種族に伝わる名誉ある名前を引き継いでいるのでござるワン。
ところで、今日はかくかくしかじかで、是非一日ご主人様になって何か言いつけてもらいたいワン」
「おお! ボルゾイってやっぱり凄いなぁー。
でも、ご主人様……ぬぬ……
にゃーくんだったら、一緒に居てくれるだけで嬉しいし…ご主人様というのも──
そうだ! ボクも犬と一緒にいる生活を体験するって事で、今日一日付き合ってよ」
「お手伝いとは人に満足してもらうことでござるワン。喜んででござるワン」
「じゃあ決定!
ちょっと遊び道具買ってくるから、にゃーくんの事お願いね」
円が立ち去ると、その場にはにゃーくんとべるさるが残された。
実質ご主人様を見つけたべるさるが背中を伸ばし二本足で立つと、張り付いていたにゃーくんが喜んで滑り落ちてくる。上手く着陸したにゃーくんを四足歩行に戻って片足でふにふにすると、にゃーくんが嬉しそうにコロコロ転がる。
「あ、にゃーくんの面倒ちゃんと見ててくれたんだ。
ありがとね」
戻ってきた円が、にゃーくんのお兄さんが出来たみたいだと、べるさるの頭を撫でてあげる。
べるさるはそれだけでも満足げに尾を振った。
「よし、遊び道具確保。
海浜公園に行こう!」
臨海公園に行って、芝生の上で円が思い切りボールを投げる。
べるさるは、甲冑姿であるにも拘らず、それに追いつき器用にくわえて戻ってくる。
息一つ乱れている様子は無い。
「すごいなぁ。それじゃあ、次はフリスビーだよっ、それ!」
飛び出すフリスビーと共に走り出すべるさる。そしてにゃーくん!
しかし、にゃーくんも頑張っているが、相手も道具も悪すぎてとても追いつく様子は無い。
そんな中、先にくわえていたべるさるが、にゃーくんにそっとフリスビーを差し出した。
にゃーくんは目を輝かせてそれを受け取り、とてとてとこちらに向かって歩いてい来る。
「あっ、にゃーくんに譲ってあげるんだ。
おっとなー」
円はその様子に幸せそうに目を細めながら、戻ってきた2匹を思い切り褒めてあげた。
拾い原っぱにべるさるの大きな身体に寄り添いつつ、にゃーくん、べるさる、円の2匹と一人で夕方まで気持ちよくお昼寝をした。
流れてくる風が涼しく気持ちよくなるまで時間の事を忘れる位……
お別れは、話に聞いた岩場まで着いていった。
寂しさがこみ上げて止まらない。
「うん、犬もいいものだって思えた!」
「その一言で胸を張って帰れるでござるワン」
そばでは、にゃーくんが酷く悲しそうな様子で見つめている。
べるさるは満足そうに大岩の中をくぐって行く。
手を添えても人は通り抜けられそうに無い。
「また会えるといいなぁ……」
円はにゃーくんを肩に乗せて、ぽつりとそう呟いた。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月31日
参加申し込みの期限
2014年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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