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「いぬ」のお手伝いさん
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【いぬねこの利】
既に完全なる「ドッグロード」と化したキャットロードの中で、
後木 真央
は1匹の特徴のある犬を見つけた。
見た目からしてシェパードだろうか。その首から提げている「お手伝いします」の文字が異様に達筆だったのである。
真央は好奇心を隠さずそちらに向かい、真っ先に言葉を放った。
「お手! おかわり!」
それに挨拶を前に、ちゃきっと応えるいぬ。真央は感激のあまり思わず「おお!」と声を零した。
「実は、かくかくしかじかの理由により、人のお役に立ちたいでござるワン!
何かお手伝いできることは無いでござるかワン!」
その瞬間、お猫様大好きな真央の頭の中でぴんと閃いた。
「お話大体わかったのだ手伝ってほしいのだ。
丁度力仕事が出来て、おかわりとか待てとか言われたら出来る子にお願いしたかったのだ。丁度良かったのだ!」
「我輩は完璧でござるワン! お手伝いさせて欲しいワン!」
「いつまでもワンちゃんと言うのも何なのだ。
真央ちゃんは後木真央なのだ。お名前何なのだ?」
「我輩は、伝説の名犬『ハチ公(はちはむ)』のあざなを頂く期待の名犬なのでござる! 気軽にハチと呼んで欲しいでござるワン」
二本足で、甲冑の重さにも難なく立ち上がる。
真央は高らかに宣言した。
「猫鳴館の寮の裏庭に犬小屋を作りたいのだ!」
真央が思いついたもの。
それは『いぬvsねこ』状態ならば、猫鳴館に犬小屋を作れば、その犬監視目的で更なるお猫様が現れるのではないか計画!
いわば『いぬ餌』である。
そして、ハチに入り口手前で待っていてもらい、早速必要そうな材料を購入した真央はそれらを重そうで全身を使って抱えながらいぬ用の『作戦』を指示した。
「おネコさ……猫が、犬との約束を破ってるなら、誰かが常駐して見張るのが良いと思うのだ、その子の拠点作りなのだ。うちにはネズミの神様? も鶏もいるのだココなら目立たないのだ」
「なる程でござるワン! これは何といぬ思いのご主人様に巡り合えたでござるワン!」
──ハチは、余りにも信じやすい性格をしていたとしか言いようが無い真実がそこにはあった。
早速辿り付いた猫鳴館で工具を借り、早速作成に取り掛かる。
「ハチちゃんは、人前では二本足になれないから、多分通常サイズの犬小屋で良いと思うのだ」
「ご主人様は、大工の技術があるでござるワン?」
「猫鳴館で日曜大工は一般スキルなのだ廊下の補強や雨漏り修繕当たり前なのだ」
真央は、いかにも普通ながらにほんの少しだけ自信を覗かせながら、木材に線を引いていく。
「2人で1日あればハチちゃんが住めそうな大きさの犬小屋くらい作れるのだ頑張ろうなのだ!」
それからの1人と1匹は頑張った。犬小屋は半日で半分以上の完成を見えてきた。
ずっと、疲れたの一言も言わずに頑張るハチに、真央の方から休憩を申し入れる。
「ずっと働きづめなのは逆に効率が落ちるのだ。
ちょっと休憩したらまた頑張ろうなのだ。お水と牛乳、どっちが良いのだ?」
「では、我輩は畏れながらも牛乳が頂けたらと思うワン!」
「分かったのだっ。すぐに行ってくるのだ!」
休憩後の二人は更に頑張った。そして、夕方に差し掛かる頃には、見事なまでに立派な犬小屋が完成していた。
「か、完成したでござるワン!」
「できたのだ~!お疲れさまだったのだ!」
真央は全力でハチをくしゃくしゃもふもふに撫でてあげる。
「我輩お役に立てたワン?」
「それはもう、この上ないお役立ちなのだ!」
先程まで撫ですぎてもふもふになってしまった毛を、今度は丁寧にブラッシングしてあげる。
「でも、我輩。お役に立ったら帰らなければならないのでござるワン……。
犬小屋は、寝子島の犬達の為に使ってやって欲しいワン」
「ハチちゃん……!」
こうして、1人と1匹は、瞳に涙を溜めながら、夕焼けを背にひしっと強く抱き締めあったのだった──
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月31日
参加申し込みの期限
2014年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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