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ドラゴン喚ぼうぜ!【蛤】
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【頭脳プレー型狩りのお時間&お色気もあるよ!】
キャンプ用品から、網と鋸を取り出しつつ。
握 利平
の無事を確認した
八神 修
は、安堵の後、口元に人差し指を添え考え始めた。
先ほど叫んだものの、やはり二枚貝が殻を閉じる力は想像以上に強い。
間抜けな看板こそ立てられているものの、うっかり対策を間違えれば人死にが出かねないのだ。
思案の最中に、修の元に既に友人と言っても差し支えの無いであろう
常闇 月
が早足で現れた。
彼女も看板を見て、言葉を失いつつも事態を理解したのだが。
如何せん彼女が日常所持している、愛着あるコンバットナイフと鋼糸ギミック付グローブをもってしても、あの巨大ハマグリへの対応が出来るとは思わなかった。
「私の所持品でも、貝殻を破る事は困難かと。
何か案があるならばとお手伝い出来るかと思いまして」
──その瞬間だった。
冴木 竜司
がろっこんの力により貝殻をこじ開けたのは。
その光景に、修は即座に辺りを見渡した。
見えるのは、小型ボートの更に中に置かれている櫂数本。
「常闇! ボートの中の櫂を数本!
蝶番近くに差し込んで欲しい。それをもって殻の閉鎖を不能にしたい!」
「分かりました」
「俺も一緒に──」
「いいえ。八神さんが一本を運ぶならば、私が見える3本を一気に運んだ方が早いかと」
月は弾けるように、ボート置き場の方へ走って行った。
「……少しは、俺も、体力は付いたと思うのだけれどな……」
残したその言葉に、修はがっくりを通り越して、どんよりと肩を落とし、擦れるように誰にも聞こえない言葉を零した……
月は見つかった櫂を持って走る。
予想よりも軽く、耐久度に一瞬の不安を覚えたが、人の間を駆け抜けながらも見れば、それでも丈夫な素材であり充分に貝の開閉を妨げるに値すると見受けられた。
「ようじょ……ようじょが、俺を呼んでいる……!」
という、月には理解不能な謎のうめき声を上げている竜司の側を走り抜け、貝の内側付近へ侵入する。
見つかった櫂は4本、それぞれ力が分散する様に、蝶番の奥に差し押し込んでいく。
こうしている間にも竜司の力はどんどん落ちていく──そして月が四本目を貝の奥に差し込もうとした瞬間、
ハマグリからの霧が容赦なく月の全身を包み込んだ!
「──────!!」
有毒ではないかと、とっさに息を詰め、飛び退きつつ目を守る為に腕で顔を覆う。
しかし、霧が晴れても、身体に損傷らしきものは見受けられない。
月が恐る恐る腕を放すと……袖が無かった。
否、むしろ服が無かった。
恐る恐る月が体の下を見やる。
その下着姿たるや、義理の姉が用意したもので、見られることも無かろうと、特に気にも留めていなかった。
しかし、それは黒の透かしレースを全体に大きくあしらい、ピュアイメージのある僅かな差し色の白は、同じく使用されている情熱の赤を更にえっちく見えるという優れもの。
しかも上下で見事なバランスが取れている。
──以降、月は若々しい肢体にその下着に身を包んで戦闘を行う事になるのだ。
義理のお姉さんグッジョブ!
月は己の姿を意識しない様に、四本目の櫂を巨大ハマグリに差し込んで。
月が、ハマグリの殻を支えていた竜司のところへ戻るのと──彼が幼女の妄想と共に力尽き、天国へと旅立ったのはほぼ同時だった。
ハマグリは修の予想通りに貝殻を閉める事が出来ず、苦しそうに左右にゆらゆら揺れる。
そこに、一斉に空腹に導かれた猛者共がハマグリの中での戦闘を開始した。
月は、本番はこれからと思いつつも、己の下着姿に羞恥心を隠し切れずに完全に目のやり場に困っていた。
しかし、そこは敢えて見ない方向とする。巨大ハマグリはまだ生きているのだ。
完全に殲滅するまでが、恐らくは月の役目となるであろう。
そして、一端の目的を果たし、修に次の作戦が無いか聞こうと戻ろうとしたところで、アクシデントは起きた。
「うぉっ!! 鼻血が!! セクシィ凄ぇ!
やべぇ、負ける!! 俺の理性負ける!
あの胸に怪盗三世みたいにダイブしてぇーーー!!」
握 利平
が、月の姿に鼻血を噴きながら、男ならば憧れでもある決して触れてはならなかった歓喜の言葉を、全力で叫んでしまったのである。
「………………」
月の両手袋にワイヤーギミックを仕込んだ手袋が唸りを上げた。
哀れ、利平は上半身裸の大漁旗のトランクスのまま、足をワイヤーに絡め取られるままに、遠くハマグリの中から一直線に引っ張り出された。
そして砂浜から更に越え。
縛り上げられた後、遠く木の上に宙ぶらりんに晒し吊るされる。
その光景を、悲劇的にも更に目撃した存在がいた……
物陰から巨大ハマグリの食材化を堅実に待っていた
樋野 秀吉
が、その月影に光るワイヤーの美しさと、月の下着姿に思わず呟いたのである。
「アダルティ…っスね……」
「………………!!」
その言葉に月は苛烈なまでに敏感に反応した。
「おゎ!!」
こうして、ワイヤーが見事なまでに足に絡みつき、振り上げる月の腕と同時に、秀吉は隠れるつもりが利平共々、間の抜けた悲鳴を上げつつ見事に晒し者にされてしまったのである。
──女性の下着ガン見の罪によって。
次いで、ふと月は思い至ったように、僅かに恥らいつつも
御剣 刀
の姿を探した。
「ラッキースケベ」「むっつり」「えっち」……その他諸々、沢山の不名誉な由来のあだ名を持つ彼であったが、何とこんなおいしいシーンに彼の姿が見当たらない。
……どうやら「奇跡のラッキースケベ」よりも、彼には優先すべき事柄があったようだった。
月は安堵を僅かな残念さと共に胸にしまい込んで、改めて修の元へと向かっていく。
「本当の事を…言っただけだし。
黒と赤のレース豪華な、ぱ、パンティな、なんて見てないし……!」
「しっかり見てんじゃねーか!」
こうして、利平と秀吉は、調理の時間まで待機が決定した。
──調理の時間には戻れるはずだ。
忘れ去られていなければ……
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月01日
参加申し込みの期限
2014年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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