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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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稲場 舞
はちょっぴり後悔をしていた。
「た、確かに『手伝う』とは言いましたが、これは……!」
稲場は際どい露出がウリの魔法少女コスプレの真っ最中。
そして彼女を撮影する妖精のような白髪の少女がファインダー越しに絶賛していた。
「稲場さんすまない、私はどうしても
自分のデザインした衣装
が誰かに着られるのを見たかったんだ」
桜 月
が申し訳ない、と謝罪の言葉を口にした。
しかし、シャッターを下ろすのを決して止めようとはしない。
「流石だね、衣装がとても良く似合っているよ、やはり綺麗な女の子に来てもらうと衣装も栄える。稲場さんはスリムだから尚更だ」
桜の褒め言葉がとめどなく溢れて、撮影のテンションも高まっている気配。
稲場は困惑しながらも、期待に答えようと精一杯ポージングの要求に応じた。
だが、既に羞恥で顔は真っ赤に染まっている。
「こんなヒラヒラしたコスチュームだなんて、恥ずかしい……」
もじもじと悶えるその姿に、周囲の目の肥えた求道者たちがどよめく。
その周囲の反応に手応えを感じながら、桜は会話と撮影を続けていく。
「その衣装は日曜の朝にやっているアニメ『魔法少女ナゼカ☆ナニカ』の主人公の少女、ナゼカの衣装なんだ」
「そ、そうなんですか。というか、スカート丈、やけに短くないですか!? パニエとかで下着が見えないからって、ここまで足出すなんて聞いてませんよ……」
稲葉の素晴らしい美脚に、桜以外のカメラ小僧もローアングルから撮影開始!
「え、えぇ!? あまりジロジロ見ないでくださいー!」
思わずスカートの裾を抑える仕草に、カメラ小僧が「こっちも1枚下さい!」とせがみ出す。
瞬く間に蚊柱のごとくカメラ小僧に稲場は囲まれてしまった!
「直前まで手直しをしていたせいで、当日手渡しになったことは謝ろう。だが、その甲斐あって大盛況だ。勿論、稲場さんが着ているからこそ衣装が引き立つのだが」
桜のこだわりと稲場の恥じらう姿が、ちょうど主人公のナゼカっぽい演出となり、相乗効果で注目度アップ!
ねこったーで
『【速報】天 使 降 臨』
と噂され、そのコスプレの完成度に周囲は度肝を抜かれたのだった。
そんな中、テオの言葉が2人の脳内に響く。
瞬時に大勢のカメラ小僧たちは視界から消え、世界が切り離されたことを思い知らされた。
「こんな時に神魂事件か。……うぅ……」
桜がその場でヘタってしまった。
元々、日光に弱い体質の彼女、ネコミケの熱気も相まって消耗してしまっていた。
「ここは暑いな、照りつける太陽、参加者から発せられる熱気。暑くて死ぬ、死んでしまう。お祖父様、お祖母様、申し訳ありません、月はここまでのようです。先立つ不幸をお許し下さい……」
日傘を差しても遮れない熱気から逃げるように、日陰へ向かって這いずる桜。
この暑い日なのに、ボルドーワイン色のゴスロリ服を着込んだのも仇になった。
そこへ、死を覚悟した彼女に差し出されるスポーツドリンク。
稲場が心配そうに桜の顔を見詰めていた。
「大丈夫ですか、桜さん。あまり無理はしないでくださいね?」
「ありがとう、稲場さん。……危ない危ない、余りの暑さに少し朦朧としていたよ」
桜はひとまず喉を潤すと、周囲を眺めて腰に手を当てた。
「さて、どうしたものか……」
「こういう時に限って騒動が。着替えてる暇はないですしこのまま行くしかないですね! 桜さんは危ないんで隠れててくださいね!」
稲場が単独で北のブースへ向かおうとすると、桜は稲場のスカートの裾を掴んだ。
「待ってくれ、稲場さん」
「さ、桜さん!? そこを掴まないで下さい、恥ずかしい……!」
「やはり私の目に狂いはなかったな。あ、いや、何でもない……。とにかく、1人では危険だ。私も同行させてくれないか?」
赤面する稲場の様子に満足しながら、桜も同伴を願い出た。
稲場はしばし考え込んだあと、大きく一度頷いた。
「分かりました。でも、本当に危ないと感じたら逃げて下さいね?」
「もちろんだとも。いざとなれば、私たちにはろっこんがある。……使わないに越したことはないが」
「そ、そうです、ね……」
2人とも、ろっこんの使用には少々ためらいを持っている。
それでもいざという時は使用もやむなし、と確認し合い、北のブースへ向かうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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