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手作り品マーケット、本日開催
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【かわいいものを探そう】
「きれいですねぇ……!」
フリーマーケットにやって来た
椿 美咲紀
は、
桐生 計都
が売っていたジェルキャンドルをまじまじと見つめてつぶやいた。
「中に入っている魚は、ガラスでできているんですよ」
「器もガラスですよねぇ。夏らしいですねー!」
ふむふむとうなずいて、ジェルキャンドルを購入すると、美咲紀は計都に、撮影の許可をもらった。
「ところで私、新聞部なんですよ~。取材してもいいですか?」
「ええ、ぼくでよければ……」
写真もインタビューもジェルキャンドルも手に入れて、美咲紀はほくほくした。
「ありがとーなのです。夏休み特大号とかで今日のことが記事になったら、ぜひ読んでくださいね!」
遠野 まほろ
が、
恵御納 夏朝
の元に戻ってきた。
「おかえりー。これ、飲んだほうがいいよ」
「夏朝ちゃん、ありがとう」
暑かっただろうと、持参していたペットボトルと塩飴を渡す。
「……私ね、夏朝ちゃんにお土産があるの」
「僕に?」
「うん。今日のお礼……」
まほろがバッグチャームを取り出すと、夏朝は嬉しそうに目を輝かせた。
「ありがとう……、嬉しい!」
「うん。よかった……!」
まほろもほっとして、顔をほころばせた。
「それじゃあ、今度は夏朝ちゃんが行っておいでよ……。私、店番頑張るね……」
「いってきまーす。一時間で戻るから」
まほろに店番を交代してもらった夏朝は、自由時間を楽しんだ。
夏朝の目的は、かわいい猫さんグッズを探すことだ。
「あるかな、どこかな」
きょろきょろと探す夏朝の猫さんセンサーにピピッとひっかかったのは、
宇佐見 満月
の店だった。
「……あった!」
猫のアップリケがついたフェルトのミニバッグと、猫マスコット付きの毛糸のポンポンヘアゴムを手に、夏朝は会計をすませた。
「毎度あり~」
いい買い物をした。
満足感にひたりながら、次に夏朝は、
後木 真央
のところにたどりついた。
「……あ、猫さんがいっぱいだ」
「夏朝ちゃん、発見なのだ~!」
「うん。こんにちは、後木さん」
よく見ると、通路の反対側には、
立井 駒鳥
も、
遠矢 護
も出店している。
「立井君、遠矢君も、こんにちは」
「恵御納、来てたんじゃな」
「こんにちは、恵御納さん。お買い物ですか?」
夏朝が、向こうでまほろと一緒に出店しているのだと話すと、三人とも後で見に行くと約束をしてくれた。
「後木さん、猫さんグッズ、全部一種類ずつもらえるかな。……そこの越中褌以外を」
「おっけーなのだー! おまけに学年別水褌もつけちゃうのだっ」
真央のところで刺繍付きの袋各種と、アップリケ付きのティッシュケースを購入した夏朝は、護の作ったテディベアを見に行った。
「くまさん、個性豊かでかわいい……」
「あ、あ、ありがとう……ございます……っ」
お客さんと直接相対することに不慣れな護は、とたんにぎくしゃくしだした。
「遠野さんにあげたら、よろこびそうだな。うーんと、……これにしよう。ください」
顔を真っ赤にした護が、感激した様子で目をうるうるさせて、頭を下げた。
「ありがとうございました……!」
かわいい紙袋に入ったテディベアを受け取って、夏朝も会釈を返した。
夏朝が自由時間を過ごしていた頃、まほろも店番を頑張っていた。
夏朝もまほろも、売れたものをしっかりチェックしておくために、店番をするときには手元にノートを用意することにしている。
ぱらぱらとメモを見返してみると、売れ行きは順調だ。
「こんにちはー」
「いらっしゃいませ……!」
まほろの店を訪れた美咲紀は、スペースに並ぶぬいぐるみを見て、「わあ」と声を漏らした。
「これって、遠野さんの手作りなのですよね? かわいいですねー!」
「あっ、ありがとう!」
まほろと美咲紀はクラスメイトだ。こうして思わぬ場所で真正面から褒められると、面映ゆい。
「このタオル地のぬいぐるみ、触り心地が気に入っちゃった。ふわっふわですねーっ」
「そうなの……、生地にこだわって作ったやつで、小さい子にもいいかなと思っていたの」
「どれもかわいくて、迷っちゃいますね。あ、これはカッパ?」
「うん。かっぱさん」
「口元がかわいいですね! あ、でも、うさぎもかわいい~!」
カッパとウサギを見比べて、どちらかを選ぶことなんかできないと、美咲紀はうなった。
会場を訪れた
八神 修
は、物珍しげにあたりを見回していた。
日頃、買い物といえば配達してもらってばかりの修にとって、こういった場は活気が感じられて新鮮だ。
腕に抱えた子猫のパトラも、首を長くして視線をさまよわせている。
「何か気に入ったものがあったか?」
パトラは機嫌よく喉を鳴らした。
その視線の先には、同じ射撃部の駒鳥の姿がある。
「立井? それに、遠矢も、真央もいるのか」
なかよく寄り添った配置で店番をしていた三人と挨拶を交わし、修は駒鳥に話しかけた。
「立派な細工物だな。しかし、立井がどうして藤細工を売っているんだ?」
「俺のところは、祖父が表具店を営んでおるからのう」
「へえ、ご家族が表具店をね。知らなかったな。で、これは自分で作ったのか?」
「そうじゃ。いろいろと習いながら、こつこつと作ってきたものなんじゃよ」
修が手にとって眺めてみると、丁寧できっちりとした編み目の品だとよくわかる。
「よく出来ているな」
と、修が編み籠に意識を向けた隙に、腕からパトラが滑り降りた。
「おい、パトラ?」
パトラが嬉しそうに頭をぐいぐいと押しつけているのは、駒鳥の店の猫ちぐらだ。
「そういえば、パトラは猫ちぐらが欲しかったんだよな。買うから、少し待て」
パトラを抱き上げた修は、駒鳥に猫ちぐらを全て売ってくれるように頼んだ。
「全部? ひとつ五千円もするんじゃが、どのくらい値引きしようかのう」
「値引きは必要ない。それより、うちには子猫も合わせると猫が12匹いるんだ。2匹でひとつとしても、もう少し数が欲しいな。追加注文しても構わないか?」
「クハハ! もちろんじゃ。思い切りの良い買い方をするのう!」
猫ちぐらをまとめながら、駒鳥は小さな籠をひとつ修にプレゼントした。
「これはサービスじゃ。猫ちぐらは、完成したら連絡するからの」
「ありがとう。待っているよ」
商品を受け取った修は、既に両手がいっぱいだ。
「一度荷物を車に置いてきたほうがいいな」
すぐ戻ると言い置いて、パトラと猫ちぐらを抱えて歩いていった。
「あ、八神さん……」
荷物だけ置いて、本当にすぐ戻ってきた修は、次に護の店に立ち寄った。
「レンタルボックスを利用しているとは聞いていたが、フリーマーケットでも販売するなんてすごいじゃないか」
「少し、緊張してしまいますが……、そうですね、こうやってお客さんと直接言葉を交わすというのも、なかなか刺激的で嬉しい体験です」
「このまえもらったぬいぐるみには、『まも』と名付けたんだ。その友人として、おすすめのクマはいるかな?」
「あっ、はい。そうですね……」
少し悩んで、護はくまさんをひとつ手に取った。
「これなんてどうでしょう? 水玉模様で、リボンが『まも』とおそろいなんです」
「おそろいか。仲が良さそうだ。ではそれをいただこう」
「ありがとうございます……!」
修が会計を済ませていると、横から駒鳥も加わった。
「俺も遠矢のテディをひとつ貰おうと思ってたんじゃ。そうじゃな、そっちの星形のを貰えるかのう」
「わわっ、立井さんも、どうもありがとうございます!」
テディベアを受け取った駒鳥は、風呂敷を取り出すと商品の上にさっとかぶせた。
「俺、ちょっと他の店も見てきたいんじゃ」
そう告げる駒鳥に、修が護に提案をした。
「それなら、俺がしばらく店番を変わっていようか。遠矢も一緒に見てきたらいい」
「えっ、いいんですか? ありがとうございます……」
「いろんな店があるから、楽しんでくるといいよ」
「それじゃ、少しの間、出てくるかのう」
『お出かけ中』という張り紙を残し、駒鳥は護を連れて、店を離れた。
「いってらっしゃい」
「いってらっしゃいなのだ~」
二人に手を振った真央が、自分も後で店を見ていてほしいと頼み、修は快く了承した。
駒鳥と護が訪れたのは、夏朝とまほろの店だ。
「いらっしゃいませー」
「恵御納、戻っていたんじゃな。ここじゃここじゃ」
「……おじゃまします」
夏朝が、まほろの肩を指先でとんとんとして、さきほどお土産にしたテディベアは、護のところで買ったのだと教えた。
「ええっ、そうだったの……!」
驚くまほろに、護は照れくさそうに視線をさまよわせて、こう言った。
「あの、こちらのぬいぐるみの動物たちも、とてもかわいらしいですね……」
「あ、ありがとう……っ」
はにかむ二人の隣で、駒鳥は夏朝の作った猫さんぬいぐるみのキーホルダーを購入した。
それを見て、護も気になっていた商品に手を伸ばす。
「それじゃあ僕は、ネコのしおりと、クマのぬいぐるみをお願いします」
「ありがとーございます」
夏朝とまほろは、口をそろえてお礼を言った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月10日
参加申し込みの期限
2014年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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