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\ オーバータイム!/
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ねこ……。
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虹子が去った後も、千尋はまだ耐久レースをしていた。
買ったばかりの漫画で作った日よけは心もとなく、焼けた肌が痛い。
猫が2匹乗った膝は重く、もぞもぞしてしまう。
だが、どうしても猫を撫でる手は止まらない。どかす決心がなかなかつかない。
(くそ、可愛いな……猫ってこんなに可愛かったんだっけ……痛ぇ……そろそろ限界か……でも踏ん切りが)
――どうしちゃったんだ、俺?
深い溜息をついた千尋だったが。
――どうしちゃったんだ、アイツ!?
愕然と見つめる千尋の視線の先に、茂みからお尻だけ突き出して、猫を構っている
八神 修
の姿があった。
身なりだけは、育ちのよさを伺わせるラフなようで、カチッとした上下。明るい色の髪はニュアンスをつけ、イケメンなのだが……あちこち葉っぱや蜘蛛の巣がくっついて色々台無しである。
腕には白猫のミルク。どうやら一緒に挨拶をしているようだ。
ちょっと暴走しすぎでは……?
口を半開きにして見守る千尋と、修の目があった。
「やあ」
爽やかな笑顔を向けた修の視線は、すぐにツツーと千尋の膝の上の猫に注がれる。
「よ、よう」
微妙に身の危険を感じながらも、千尋が返す。
「俺も、触ってもいいかな」
「あ、ああ……まあ……」
嫌だと言いたいけど、言えない日本人代表。紅林千尋。
修が早足で近づいてくる。そりゃあもう、嬉しそうに。
ベンチの傍に跪いた彼は、千尋の膝へ(寝そべる猫に)擦り寄った。
千尋が「ひぃ」という声を押し殺したのは、忍耐力の賜物だった。
そんな事とは露知らず、修は夢中で三色毛玉にじゃれついている。
「ああ、可愛いなぁ! このままつれて帰りたいくらいだ、つれて帰ってもいいかなぁ?」
ちょっ、人聞き悪いよ!?
勿論、修は猫に言っているのだが、部外者にはそうとは見えまい。
偶然、通りがかったご婦人方が、ヒソヒソやっている。
「ち、違っ……!」
ハイライト消えた目で、掌をパタパタ振っている千尋。
修はやっぱり気付かずに、マイペースにミルクに挨拶を促している。
そしてマタタビ粉と、ドライフードを掌にのせてやり、瞳を輝かせて にゃあにゃあ。
実に楽しそうだ。
――このままじゃ、社会的にも殺される!!
「俺、帰るからっ……!」
ついに千尋は、震える手で三毛ともう一匹を修に押し付けると、逃亡した。
痺れきった足で、何度も転倒しながら。
「何だ? あんなに慌てて、おかしな奴だな?」
遠ざかる背中に、修は猫達をむぎゅうと抱きしめたまま、不思議そうに呟いた。
その後。彼が自宅に戻り、ペットが増えていたのは想定内だったとか。
恐るべし、猫の魔力。
「…………昼は飼育員も通ってくるし、まあ多少増えても問題ないさ」
苦笑しつつ、修は改めて増えた猫達を抱き上げる。
「よろしくな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月01日
参加申し込みの期限
2014年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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