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山でレンジャー!
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みちるの足の動きが鈍くなる。流れた汗でTシャツの襟が黒く湿っていた。
その時、背後から叫ぶ声が聞こえた。何度も自分が口にした言葉であった。
「レンジャーったい! こんなところで負けられんとよ!」
筒状の物体を胸に強く抱き、上半身を激しく左右に振って走る。
山道の曲がりを利用して、みちるは顔を傾けて背後を見やる。駆け上がってくる轟と目が合った。
轟は親指を立てると、白い歯を見せて笑う。
「やるじゃないか!」
「あんたもやね!」
みちるは八重歯を見せて対抗した。顔を前に戻した途端、苦しげな表情に変わる。口は半開きになって呼吸を早めた。
その僅かな変化に気付いたのか。轟は声を張り上げた。
「俺はレモンのハチミツ漬けを持ってるんだ! これを食べれば疲労なんて吹き飛ぶぜ!」
「食料は自分で確保するものったい! それがレンジャー訓練ったい!」
「そうなのか! レンジャーって言葉は良いよな! 戦隊ものを思い出すぜ!」
縦に並んだ二人は、湧き出る感情を抑えられないような笑顔となった。
「食料を発見!」
叫んだみちるは道を逸れた。まるで繁みに敵兵が潜んでいるかのような勢いで突撃した。後方にいた轟の血も滾って、そこか! と叫んで続いた。
「ヘビイチゴにスグリもあるったい!」
みちるは低い位置にある実を手掴みで食べた。これか、と轟は同じように実を頬張る。
ふと、みちるの視線が上に向いた。宝物を見つけたような顔で走り出す。
「あれはヤマモモ!」
「俺もいただくぜ!」
流線型の葉に守られた丸くて赤い実に二人は競って手を伸ばす。
「あたし復活ったい!」
実の色に染まった唇で、みちるが元気に言った。側では轟が拳を突き出した格好で、俺もだぜ! と叫んだ。やはり、唇はほんのりと色付いていた。
みちるは轟の唇を見ながら口にした。
「山登りに戻ると?」
「当然だぜ!」
轟は両手を腰に当てて高らかに笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
動物・自然
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月19日
参加申し込みの期限
2014年05月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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