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第二次ねこじま魔法少女大戦ブレイヴ!~ニンジャ襲来~
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【Side:闇】困惑
塔ヶ崎 璃亜
は悩んでいた。
これまで人前で芸を披露する機会などなく、そもそも持ちネタすらない。
「本当に困りました……。うぅん……、少しお城の外を散歩してみましょう」
外の景色を眺めていれば、なにかヒントが思い浮かぶかも?
彼女は衛兵に挨拶をした後、城壁の外を散策し始めた。
ちょうどその頃、紅色のローブを羽織った女性とすれ違う。
衛兵に止められそうになるが、彼女の手の甲を見ると慌てて前をどいた。
「あの人も魔法少女なのでしょうか?」
塔ヶ崎は自分の腰に埋め込まれている魔法石に触れた。
この世界に呼び出された者たちの意識には、自然と2つの概念が埋め込まれる。
『自身が魔法少女という生体兵器であること』
『体内に埋め込まれた魔法石<エナジーストーン>が破壊されることは死を意味する』
故に、魔法石は魔法少女の証で、体の露出部分の何処かにあるのだ。
「はぁ、なんか大変なことになりました……。おや?」
塔ヶ崎はあたりをしきりに見渡す少女と目があった。
三つ編みの少女は塔ヶ崎に近付くと、すみませんが、と声を掛けてきた。
「皇帝陛下の御成婚会場は、この先でいいのでしょうか?」
少女、
常闇 月
は如何にも式への参列者っぽい白のゴスロリ服を着込んできた。
実際は場内へ潜り込むための変装なのだが、塔ヶ崎は知る由もない。
塔ヶ崎は常闇の眉間に輝く魔法石を見て、納得の表情を浮かべた。
「あなたも余興のために呼び出された魔法少女さんですね? でしたら、この先を進めば城門ですよ」
「……ありがとうございます。しかし、余興とは……?」
首を傾げる常闇。塔ヶ崎の頭上に?マークが浮かぶ。
「聞いてませんでしたか? 今日は、婚礼の余興のために魔法少女が呼び出されたそうですよ」
「そ、そうだったのですね……」
なんとか取り繕う常闇。目の前の塔ヶ崎が騙されやすい性格で救われた。
「では、先を急ぐので、失礼します……」
「お気を付けて」
常闇を見送った塔ヶ崎。だが、アイデアは一向に思い浮かばない。
「……なんでしょう、遠くから土煙? それに大勢押し寄せて……?」
最初は婚礼の参列者だと思った。
だが、向かってくる彼らの格好は、一様に鎧甲冑や武器を手にしており、中には空を飛ぶ者までいた。
「た、大変です……! 軍隊と魔法少女が攻めて来ています……!」
塔ヶ崎は慌てて城へ戻ることにした。
ところ変わって、城の物見塔。
御剣 刀
は魔力で視力を上げ、敵軍勢を視察していた。
「護衛兵が100名、魔法少女が50名くらいだな。一番後方に親玉っぽいのがいるぞ。……てか、あれ見覚えある奴にそっくりじゃないか」
また頭が痛くなる御剣。
「あれは光の国の軍勢。お輿入れにしては少々攻撃的だ。……まさか、戦争!?」
ヤガ=ミンの言葉に、後木の顔が青くなる。
「やべーのだ迎撃態勢整えるのだ! 動ける兵隊と魔法少女たちに声掛けてくるのだ!」
だだだーっと後木は物見塔の階段を駆け降りていった。
「皆さん、ちょっと大げさじゃありませんか?」
だが、皇帝はまったくもって呑気だった。
「女王の護衛に兵隊一個師団付くのは、婚礼という大事な儀式だからですよ。まさか私のナナが戦争を起こそうなど、そんな馬鹿な――」
突然の爆音が皇帝の会話を遮った。
「大変だぁぁーっ! 城門に魔法攻撃が直撃したぞー! 防御結界、展開を急げ!」
「光の国が攻めてきやがったぁー! こ、殺されるー!」
衛兵たちは大パニック!
「……なぁ、今、思いっきり攻撃されたよな?」
御剣の問いに、皇帝はドヤ顔で答えた。
「なるほど、これが噂に聞くツンデレですね!」
「過激なツンデレだな! てかデレ要素が皆無じゃねぇか!」
御剣は物見台から飛び降りると、魔力を爆発させる!
「まじかる★ぷりちぃカタにゃん、ソードバーストォッ!」
魔法石の付いたティアラを被ると、氷色の光が全身を包む!
光が弾けると、凍えるような剣気を放つ日本刀を具現化させ、黒チューブトップ&黒フリルミニスカ&ニーハイソックス姿の魔法少女に変身!
丸出しの腹筋が6つに割れている、セクシー!
三点回転着地を成功させた御剣は、得物を携えて城門へ向かう。
「八神! 先に行ってるぜ!」
「八神じゃない、ヤガ=ミンだ!」
駆け出すカタにゃんの背中に怒声を浴びせるヤガ=ミンだった。
「……陛下、お覚悟をお決め下さい。どうやら、女王は結婚する気はないようです」
「そ、そんな……! なにかの間違いだ、ヤガ=ミン、私はどうすれば……?」
混乱する皇帝の手を、ヤガ=ミンは優しく握って微笑む。
「大丈夫です。俺に策があります」
広間に駆け込んだ後木は、自分の目で見た光景を会う人全員に捲し立てた。
式の準備をしていた兵士たちも先程の攻撃と合わせて、ようやく自体を飲み込めた模様。
「うわわわっ?! なにすんだよー! パーティー台無しじゃんっ!」
これには
野坂 庵
、大激怒!
「……魔力反応、城門付近に大量感知。40秒で戦闘準備する」
機巧少女・珠菊(
エルカディア・シュルツ
)は味方の顔を全員認識し終えた事を確認すると、両手へ魔力を充填し始めた。
「……ほう? 皆、中々可愛い奴ら……ばかりだな……フフ」
千里眼魔法で城門の外を蜃気楼で映し出した時音が舌なめずりした。
「へ、陛下には逃げてもらいましょう! こんな大軍に勝てる訳ありません……!」
塔ヶ崎は即時撤退を提言した。
だが、ほかの面々は迎撃の意思を曲げようとしない。
塔ヶ崎はその強硬な態度に困惑してしまう。
「皆さん、凄いですね……。わ、私も、頑張らなきゃ……」
彼女は皇帝が一方的に攻撃されるのを良しとしていない。
出来れば穏便に済ませたいのだが、そうも言ってられないと悟った。
一方、後木はこの世界に住まう魔法少女たち10名と兵士たち100名の編成に大わらわだった。
「急ぐのだ男は陛下の格好をするのだ魔法少女たちは陛下と結婚できるチャンスなのだ早い者勝ちなのだ!」
後木の作戦は『皇帝替え玉100人をぶつけている間に、魔法少女と陛下を結婚させちまおうぜ』というものだった。
「あちらの女王は菜々緒ちゃんセンパイにソックリらしいのだ変装すれば問題ないのだ♪ ただし2人までなのだ他の8人は4人1組に分かれるのだ!」
後木は、とにかく皇帝を結婚させれば女王の怒りも収まって闇の国も大義名分が守れて丸く収まると考えていた。
故に現地の魔法少女たちから立候補を募ったが、あまりの皇帝に不人気さに後木は呆れてしまった。
「仕方がねーのだ、じゃんけんで負けた2名が嫁ぐのだ玉の輿なのだ文句言うななのだ!」
魔法少女たちが嫁候補に紛糾している間に、兵士たちは20人1組で5チームを編成。
敵魔法少女1人につき、20人全員が一斉攻撃をする事を取り決めた。
「戦争は数なのだこれなら強い魔法少女にも太刀打ちできると思うのだ」
「なかなかいい作戦じゃないか、真央」
ヤガ=ミンが様子を見に来た。
「俺も実は、陛下には相手を問わず結婚してもらおうと思っていた。正確には、外見を魔法で女王に変えてしまい、その模様を光の国の連中に見せ付けてやろうかと」
ニヤリ、とヤガ=ミンは怪しく笑う。
「俺の魔法は光を操る事ができるようだ。闇の魔法少女なのに光を操る……。フッ、光を操り排除した所に闇が生まれる。闇の真の使い手は光を操るのだよ」
「修ちゃん、邪気眼を発症したのだ?」
「真央、俺は修ちゃんではない。ヤガ=ミンだ」
ヤガ=ミンはクールに言ってのけた。
「さっき、陛下には篭城戦を提言してきた。この戦の采配を俺に一任するそうだ。……この国、実は軍事とはあまり縁がなかったようで、国防よりも経済産業に力を入れているようだ。荒事は慣れていないようなのでな」
「修ちゃんスゲーのだ陛下からの信頼厚いのだ」
「ヤガ=ミンだ。まぁ、魔法でちょっと『洗脳』させてもらったよ」
黒い笑みを浮かべるヤガ=ミンに、後木は思わず顔を引きつらせた。
ヤガ=ミンは兵士に号令を出した。
「総員、城門前に集結!」
兵士たちの士気が高まる。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月01日
参加申し込みの期限
2014年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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