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第二次ねこじま魔法少女大戦ブレイヴ!~ニンジャ襲来~
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【Side:闇】焦燥
闇の国でも、寝子島から魔法少女たちが召喚されていた。
……ただ2人を除いては。
「陛下、結婚おめでとう! お祝いの饅頭、美味しいね!」
「どうして男が召喚されてしまったんだ……!? ええい、ぶりっこしても認めないですよ!」
「テヘ☆」
細マッチョ
御剣 刀
の似つかわしい黒のフリフリレースの付いたミニスカートの衣装姿に、闇の皇帝は絶望した。
光の女王は、男性を幼女に強制転換していたというのに、このざまよ!
しかし、これだけではなかった。
「すげーのだ男の娘で女装とは手が込んでるのださすが夢なのだ♪」
後木 真央
は夢だと思い込んでいる。
その姿はこちらである。
どう見てもショタです。本当にありがとうございました。
「真央ちゃん、現実では女の子だけど今は女装ショタなのだ~!」
「何故そのままの性別で召喚されないんですか!?」
闇の皇帝は悔しさのあまり地団駄を踏んでいる!
そこへ如何にも薄幸そうな少女が近付いてきた。
「あの……、元気出してください……」
塔ヶ崎 璃亜
は、バイトの帰り道、光の渦に巻き込まれて召喚されてしまった。
お人好しな彼女は、落ち込む皇帝を見過ごせなかった。
「誰にでも失敗はあります。ですから、えっ!?」
塔ヶ崎が踏み込んだタイルが、急に深く沈み込んだ。
次の瞬間、何もない頭上の空間から、金ダライが現れて塔ヶ崎の頭を直撃!
残響が部屋中にこだました。
「――ぅ! なんでタライが降ってくるんですかぁ!?」
「あぁ、君、運がないね。それ、防犯用のトラップ魔法ですよ。あ、タイルの隙間に失くしていた私の万年筆が!」
塔ヶ崎のおかげで皇帝に小さな幸福が訪れ、彼女は唐突な不幸に見舞われた。
これは彼女のろっこん『フォーチュンスプリンクル』の効果なのだが、彼女自身はこの事象をろっこんだと認識していない。
「なんか賑やかだね! やっぱり結婚式はこうでなくっちゃ!」
この状況を誰よりも楽しんでいるのが
野坂 庵
だ、
野坂は“召喚=結婚式招待”とポジティブに捉えていた。
異世界にまで参列者を求めるとか、さすが闇の皇帝のスケールは違うと感心していた。
「陛下、結婚おめでとーっ!」
野坂は素直に皇帝を祝福した。
光の国では変態と言われているのに、この扱いの雲泥の差は何なのか。
彼女はインタヴュアーになりきり、皇帝へ矢継ぎ早に質問を投げ掛けていった。
「結婚相手はどんな方なんっすかー? どんな風に知りあったんっすかー? 好きになったきっかけってなんっすかー? てかどーしてその人に決めたんっすかー? むっふっふ~、他にもたくさん可愛い子いるじゃないですか~?」
気圧される皇帝だが、恥ずかしそうに1つ1つ丁寧に答えてくれた。
「結婚相手は光の国の女王で名前はナナって言います。きっかけは両国の親睦パーティーで知り合い、闇の国饅頭を気に入ってくれたのです。それまで女性と縁がなかった私に、気さくに声を掛けてくれたのがナナだったのです! 他の女の子? 饅頭をダサいというような女性とは交際なんてしたくありません!」
女王と饅頭のことを語る彼の顔は、まさに夢見る少年の顔だった。
話を聞いていた野坂は、お淑やかで優しい光の女王のイメージを膨らませていく。
「女王様って、すっごい優しい人っすねー! あ、饅頭いただきまっすー!」
モグモグと饅頭を頬張る野坂。もう完全に祝賀ムードに染まっていた。
「ねぇ、あんたも饅頭食べたらどうっすか? チョー美味ぇーっすよ!」
だが、野坂に話を振られた黒髪の人形めいた少女は、ただ首を横に振るだけ。
「ワタシは兵器、機巧魔法少女・珠菊……。ワタシの使命は襲い来る敵を殲滅すること」
無感情にそう口にした。
黒髪の少女――
エルカディア・シュルツ
(9歳・♂)は発明家の父が営む店の手伝いをしていた。
彼は手伝いの最中、父のお気に入りのからくり人形の『機巧少女・珠菊』に扮して営業と接客を行う。
珠菊になりきっている最中は自然と感情が抑制され、自身も本物の人形になっていると錯覚するくらい無機質な素振りを行うことができる。
その最中に召喚された彼は、魔法少女という概念を呼び出された瞬間に理解し、それに従うことにしたのだ。
野坂はこれに首を傾げてしまう。
「敵なんてどこにもいないっすよー! いいから饅頭食べるっす!」
珠菊の背中をバシバシ叩きながら、饅頭を喰らう野坂であった。
そのやりとりを、異様なまでに熱が籠った眼差しを見つめている人物がいた。
哀坂 時音
、その人である。
クールな佇まい、少ない口数。
一見すれば硬派なカッコイイ女性に見える。
だが、口を開けばご覧のとおり。
「殆ど女ばかり……ここは……天国か……?」
彼女はレズビアンだった。
可愛い少女が饅頭食べながらキャッキャウフフしている結婚式会場。
この状況に時音の頭の中がキャッキャウフフしてしまう。
「全員……嫁に貰いたい……」
時音は喋ると残念な人であった。
「そういえば、魔法少女……とは、なんだ……? ん……? なんだ、この恥ずかしい格好は……!」
時音の姿は、簡潔に言えばビキニアーマーだった。
胸元と下腹部に申し訳程度の金属板が付属しているだけの、大方、鎧とは言い難い装備。
当然、そこ以外は肌が露出しているので、羞恥心は割増だ。
辛うじて愛用の真っ赤なマフラーを巻いているのが救いだった。
そしてマフラーのおかげで、めちゃくちゃ強そうなビキニアーマー戦士に見えるのだった。
「いつの間に……時音にどうしろというのだ……?」
珍しく落ち込む時音は、マフラーで出来るだけ肌の露出を避けようと必死だった。
闇陣営の残念な有様に、茶髪のツインテール娘から溜息が漏れる。
「陛下、我々は何のために召喚された? そろそろ教えてくれ」
唯一、彼女は現状把握に努めていた。
「俺たち魔法少女は兵器だという自覚が不思議と存在している。ならば俺たちは誰と戦うんだ?」
セーラー服姿の彼女が皇帝に尋ねる。
それを皇帝は快活に笑い飛ばした。
「戦いなどありませんよ。今日は祝いの席! 皆さんには、何か余興を披露してもらいましょう!」
その言葉に、闇の魔法少女たちの目が点になる。
「わ、私、一発芸とか知りませんよぉ……!?」
困惑する塔ヶ崎の言葉に、一同は一斉に頷いた。
セーラー服のツインテール娘も頭を抱えていた。
「俺たちは旅芸人じゃないんだが……」
「まぁまぁ、そう言わずに! 魔法で派手にやってくれないでしょうか?」
皇帝は低姿勢で魔法少女に頭を下げだした。
「式開始までの1時間で何か考えておくように。報酬は弾みます! 饅頭食べ放題!」
「乗ったのだ!」
後木はヨダレを拭きながら挙手!
「陛下、タッパーに詰め込んでいいか?」
御剣が魔法でタッパーを量産しだした。
「お土産に持って帰るっすー!」
野坂もノリノリだ!
他の面々もまんざらではない様子。
「なんだこの状況……? 冷静なのは俺だけか……」
セーラー少女も流れに乗る覚悟を決めた。
「そういえば、自己紹介が遅れたな。俺の名は
美少女魔法軍師ヤガ=ミン
だ」
「ファッ!? やっぱり修ちゃんなのだー!?」
ヤガ=ミン――
八神 修
の名乗りに、思わず饅頭を吹き出す後木だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月01日
参加申し込みの期限
2014年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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