this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ゲームセンターで遊ぼう!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
16
つぎへ >>
【ざ・にゃんだふるふぁいたーず!】
さて。ひとまず響也と別れた望春は、次に、対戦格闘ゲームのコーナーを訪れていました。
彼の腰掛けた筐体の上部、パネルに掲げられているタイトルは、『ざ・にゃんだふるふぁいたーず』。様々な動物たちがもふっと拳を交えるという格闘ゲームの、その最新バージョンです。
ひところに比べれば、格闘ゲームの人気も、いくらか落ち目ではありますものの。三台ほどの対専用筐体が横に並び、常に誰かしらが遊んでいる様子を見るに、まだまだ、盛り上がりには事欠かないようでした。
望春が、コンピュータを相手にビシバシと技を決めていましたところ。乱入者が現れたことを示すメッセージが、画面に表示されます。
(おっと。対戦は苦手なんだけどなぁ……でも、ただじゃやられないぞ)
CPUと戦うのは、何だか妙にお上手な望春ですが。こと対戦となると、初心者に毛が生えたようなもの。
それでも、1ラウンドくらいは取ってやろう……と、彼は、画面に集中します。
望春が操るのは、鷹をモチーフとした、翼を持つオシャレなお兄さん『タカオ』。対する相手は、シリーズの主人公格のキャラクターである『木天蓼 ニャン子』を選択し、いざ、対戦開始です。
「おネコさまと聞いて真央ちゃんが参戦しないわけがないのだ頑張るのだー!」
がちゃがちゃがちゃ。激しくレバーを倒し、ボタンを叩く音。それに時折、賑やかな声が、反対側に座る望春にも届いてきます。
相手はいわゆる、ガチャプレイ。けれど、それなりに得意だった音ゲーとは違い、望春の格闘ゲームの腕前も、そう高いわけでは無いもので。
(ここだ、連続羽弾飛ばしで……あっ)
「行くのだー、空中引っ掻き投げ踏み踏みコンボなのだ!」
結果として、一進一退、なかなかに良い勝負が繰り広げられたのですが……空中から飛びかかるニャン子の必殺技が、がりがりと連続でヒットし。
僅差で敗北を喫したのは、望春でありました。羽をぶわっと散らしながら、画面の中、ゆっくりと倒れ込むタカオ。
(あー、やられちゃったかぁ)
負けてちょっぴり、悔しくもありながら。けれど、自分でも割りと良い勝負ができたという思いもあり、望春は満足して席を立ちます。
賑やかな対戦相手に、少しばかり興味をかられ、覗いてみると。小柄な女の子の、やけにキラキラとした瞳と目が合い、
「あっ、対戦ありがとうなのだ楽しかったのだ! また遊んで欲しいのだ~」
「あ、うん、俺も楽しかったよ! また機会があったら、よろしくなー」
対戦相手との、ふいに訪れる交流も、また、対戦ゲームの醍醐味でもありますよね。
(……さて、今日はこのへんにしとこうかな。お金を使いすぎると、姉さんに後で怒られるしな……)
ゲームを堪能した望春は、楽しい気分のまま、女の子にひとつ手を振り、『BooM』を後にするのでした。
まずは、一勝! ふんす、と鼻息を荒くする
後木 真央
に、さっそく、次の乱入者が現れます。
「むむ、次も負けないのだ頑張るのだ……!」
スタンダードな技を持つ、扱いやすい正統派キャラクターである真央の『ニャン子』に対し、相手が選んだのは、お色気たっぷりなキツネのお姉さん『フォクシー』。飛び道具と罠を主体とする、玄人向けのキャラクターです。
猫大好き! な真央ちゃん。ゲームとはいえ、ニャン子の負けて倒れる姿など、望んで見たくは無いのです。気合を入れて、対戦へと挑むのですが。
開始早々、真央のニャン子は、あっという間に画面の端っこへと追い詰められてしまいました。相手はかなりのツワモノのようで、ガチャプレイでどうにか動かしている真央には、少々、荷が重い相手のようでありました。
「うぐぐ、ずるいのだ隙が無いのだこの飛び道具……あっ、罠踏んじゃった、あああ……」
飛び道具をうかつに飛び越せば、長い足でぺちりと叩き落されてしまい。何とか、隙を縫うように攻め込んだニャン子の足元には、びりびりと相手を痺れさせてしまう、相手のお得意の罠が。動きを止めたニャン子に、キツネのフォクシーは、セクシーな生足をちらちらとさせながら、必殺のサマーソルトキックを二連発。
「あああ、負けちゃったのだ~……」
真央は、ほとんど相手に触れることもできないまま、あっという間に負けてしまいました。
がっくりと肩を落としながら席を立ち、ふと、対戦台の向こうを覗き込んでみれば。
そこには、キツネ耳にふさふさの尻尾を生やした、フォクシーばりのキツネっ子コスプレを着こなした女性が、悠々とレバーを握っておりまして。
「……あれれ、舞華ちゃんなのだ! 今日はキツネなのだ?」
「ふふ、こんにちはー真央さん。知り合いが遊んでたので、驚かせてみようかと思って」
対戦相手は、何とびっくり。真央の顔見知り、
檜扇 舞華
なのでした。
「うん、驚いたのだー舞華ちゃん強かったのだ!」
「ありがとう。このキャラは、飛ばせて落としながら、罠で場を支配していくのが強みですからね。焦って飛び込んでは、こちらの思惑通りなのです」
舞華の格ゲー経験値は、実のところ、かなりのもののようでありまして。何でも日頃から、彼女の姉と対戦して、鍛えているとのこと。
「格ゲーの基本は、ガードにあります。ガードだけではもちろん勝てませんが……死んだら負け、死ななきゃワンチャン。慢心せず、諦めずにチャンスを待ち、ここぞというところで、読み合いに勝ってこそ……」
「ふんふん、なるほどべんきょーになるのだ……」
と、舞華は真央のため、即席格ゲー講座を開きつつも。現れる乱入者たちを、次々に退けていくのです。片手間で。
『BooM』の常連客である、
蓮見 紫音
は、今日は何を遊ぼうか……と、一通りのフロアを物色した後。対戦格闘ゲームのコーナーに据えられている、『にゃんだふるふぁいたーず』に目を留めました。
画面の中では、セクシーなキツネのお姉さん……舞華の操る『フォクシー』が、ちくちくと対戦相手追い詰め、完璧なパターンで封殺しているところです。
(最新版、もう出てたのか。まだ遊んでないんだよね……今日は、これをプレイしてみるか)
ゲーム好きな彼は、格闘ゲームも、なかなかにお得意な様子。相手はかなりの手練れのようですが、ツワモノにあえて挑んでみるのもまた、対戦ゲームの醍醐味。彼は、果敢に勝負を挑むのです。
布石を張って相手を追い詰めるフォクシーに対し、紫音が選んだのは、スピードが信条の忍者、黒猫の『クロ』。いかに相手の飛び道具と罠をかいくぐり、身のこなしを活かして飛び込むか。緻密な操作が要求される、レベルの高い一戦となりそうです。
開始早々、クロは手裏剣を投げて、フォクシーの飛び道具を相殺しつつ。高い機動力や分身の術で惑わし、じわじわと、体力を削っていきます。
「あら、結構やりますね」
「舞華ちゃんそこなのだやっつけるのだ! あっ危ないのだー!」
台の向こう側からは、何やら女の子たちの、賑やかな声が聞こえてきたりするのですが。何しろ紫音は、今作では、これが初めてのプレイにして初対戦です。かなり健闘してはいるものの、あまり余裕があるとは言えません。
(クロの戦術の基本は、相手を落とさないこと……浮かせたところに追い討ちをかけながら、回避に転じた相手の、受身を狩って……)
初回ながらも、前作までをやり込んだ経験を活かして、フォクシーの計算され尽くされたパターンの隙を突き、びしばしどかっ! 華麗な空中コンボを決める紫音。
が、それでも崩れないフォクシーのリズムに、
(あ……しまった。これはミスったな)
うっかりとジャンプしてしまったところへ……狙い済ましたような、フォクシーのサマーソルトキックが炸裂。流れを切られてしまうと、後は罠と飛び道具に捕まり、最後まで押し切られてしまい。
やがて、KOされてしまった黒猫のクロは、潔く敗北を認めると、ドロン! と、煙玉に紛れて、姿を消してしまいました。
(負けたかぁ……でも、良い勝負だったな。楽しかった)
と。
席を立とうとした紫音は、台の脇からこちらを覗き込んでいる、二つの視線に気づきいて、動きを止めました。
「す……すごかったのだー二人とも強いのだー!」
「ええ。まさか、あの布陣の合間を縫って攻め込んでくるなんて。随分やり込んでらっしゃるんですねー」
対戦相手の女の子、舞華と、応援していた真央の、親しげな様子に。紫音は、ちょっとばかり面食らいながらも、
「えっと……対戦ありがとう。でも、新しいバージョンは、今日が初めてなんだ。思ったよりは動かせたけどね」
今度は、舞華がちょっぴり、目を丸くする番でした。
「じゃあ、もっかいやったらきっともっと良い勝負になるのだ? すごいのだ見たいのだー!」
キラキラと目を輝かせながら、真央は紫音と舞華に、再戦をせがみます。
「そうだな……じゃあ、もう一回。お願いするよ」
「ええ、望むところでございますよー」
二度目の対戦は、更に熱く、激しく。
守りを固める舞華に、めきめきと上達し、追い上げる紫音に……それは実に、白熱した戦いとなったのでした。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ゲームセンターで遊ぼう!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月20日
参加申し込みの期限
2014年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!