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【レッツ、リズムニャン!】
「ほい、これが会員証な。それじゃ、ゆっくり楽しんでってくれ」
「ああ、サンキュ。へぇ……なかなかイイ雰囲気じゃねぇか」
受付にて、店長から受け取った、真新しい会員証を手に。
吉祥寺 黒子
は、『BooM』の店内を見回します。
実を言いますと、黒子は、別のとあるゲームセンターでは……数々のレコード記録を塗り替えては、K.Kの異名で恐れられている、生粋のゲーマーさんだったりするのです。
『BooM』を訪れるのは初めてでしたが、明るく賑わっている店内の様子を、彼女はどうやら気に入ったようです。
「さてと……やっぱ最初は、あれいっとくか!」
と、彼女は早速、得意な音ゲーのコーナーへと足を運んだのですが。
お目当てのリズムゲーム、『リズムニャンⅡDX』には、先客がおりましたようで。
(……へぇ)
しばし、ヴィジュアル系の派手な服に身を包んだ青年のプレイを、お手並み拝見とばかりに眺めていた黒子。見物するうち、彼がどうやら、かなりの腕の持ち主であることが分かってきました。
画面を流れてくるバーに合わせ、ジャストなタイミングで手元のボタンをタップしていく、そのテクニックは流麗。留まることなく、華麗な手さばきで、難局を次々とクリアしていきます。
彼が挑戦中の曲は、高難度を誇るハードロックなナンバー。折りしもそれは、黒子も得意とする十八番の曲だったものですから、常日頃バンド活動にも勤しむ黒子のロック魂に、びんびんと響くものがあるのです。
(ふふ、俺の前で、良い度胸だ……いいぜ。応えてやる……あんたの、そのロックな魂に!)
ちりちりと胸を焦がす、強敵の出現。熱いロック魂の持ち主である黒子は、もう黙っていられません。
曲が終わるのを見計らって、黒子は、彼へと声をかけました。
「あんた、なかなかやるじゃねぇか。どうだ、俺と勝負しねぇか?」
一方、知り合いの応援を終えてこちらへ移動してきた
唐沢 一也
は、当初のお目当ての『リズムニャンⅡDX』をプレイしていたところへ、背後からかけられた声に、怪訝そうに後ろを振り返ります。
不敵な笑みを浮かべて立っている、黒子を一瞥しますと。一也は、少しばかり嘆息します。ギターケースのストラップを肩にかけ、露出の高い、過激で派手でロックな彼女の出で立ちは、自身もバンドでベーシストを務める一也の、興味を引いた様子で、
「……勝負か、いいぜ。ちょうど暇してたところだし、面白そうだ。受けて立つぜ」
「そうこなくっちゃな!」
彼もまた、持ち前のロック魂を刺激されてしまったようです。
自己紹介もそこそこに、早速、筐体に並んで立つ二人。対戦モードで曲目リストを表示すると、一也はちょっぴり思案した後に、
「そうだな。一曲目はお前が、二曲目は俺が選んで。三曲目はランダムで……ってのはどうだ?」
「最初は俺が選んでいいのか? オッケー、じゃあ……最初はこいつだ。ハードなロックで行くぜ!」
ついてこれるか? とばかりに、にやり。笑みを見せる黒子に、つられて一也も、口の端を上げて見せます。
どちらも、得意なロックナンバー。負けるつもりも無いのです。
やがて、腹に響く激しいドラムと共に前奏が流れ出し……画面の中を、いくつものバーが滑り落ちてきます。
いきなりの複雑な譜面。ですが、二人は一つのミス無いままに、虹色に光る『GREAT』! を連発。
「へぇ、言うだけあって、やるじゃねぇか」
「あんたもな。けど、まだまだ、こっからだぜ?」
手元は、目にも止まらぬスピードで翻り、指はまるで踊るように、ボタンの上を飛びまわり。
大胆に。かつ、繊細に。
二人の刻むビートは、曲が最大の山場を向かえ、難関をいくつも乗り越え、やがて終局を迎える、その時まで……一糸として、乱れることはありませんでした。
「付き合ってくれてありがとさん。なかなか楽しめた」
「いや、礼を言うのはこっちだ。久々に、いい汗かいたぜ。やっぱ、ゲーセンってのはいいな……こうやって熱中してりゃ、気分がスカッとするし」
黒子の言葉通り、両者一歩も譲らぬ白熱した勝負は、ひんやりと冷えた店内の空気の中にあって、二人の肌に気持ちの良い汗をにじませていました。
ちなみに勝敗は、両者共に、当然のようにフルコンボを達成し、決着は着かずじまい。
ふと。
一也は、黒子の背負ったギターケースを眺めつつ、気になっていたことを尋ねてみることにします。
「そういや……お前も、バンドやってんだな。ていうか、お前、どこ大よ?」
「あん? どこ大でもねぇよ、寝子高さ。俺も、ってことは、あんたもバンドを?」
一也は、ちょっぴり、目を丸くしました。服装のチョイスもあり、何だか大人びている黒子を、どうやら同い年くらいと思っていたらしいのです。と言いますか、実際のところ、年齢は、黒子が一つ年上だったりもするのですが。
「なるほどね……ま、高校生ってんなら尚更だ。あんま派手なカッコして、妙な連中に、目をつけられないようにな」
「ああ。心配してくれてあんがとよ、けど、これは俺のポリシーみてぇなもんだからな。今んとこ、やめる気はねぇんだわ」
お互い、ロックバンドのバンドマン。曲げられない主義主張があるのも、承知の上だったのでしょう。一也も、まぁ、そうだろうな。と、それ以上言うことはありませんでした。
「さて……俺は、そろそろ行くとするぜ。あんたは?」
「俺は、あっちのダンネコでもやってくか……また会ったら、そん時はよろしくな。暇があったら遊ぼうぜ」
「おう。じゃあ、またな!」
ゲームを通じて出会った、ロックな二人。
ゲーマーとして、ライバルとして、あるいは友人として。
約束された再会、再戦が果たされるのも、遠いことでは無いかもしれません。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月20日
参加申し込みの期限
2014年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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